こんにちは!
ダンダダン考察班の兎丸でぃス!
ダンダダンの象徴ともいえる妖怪といえば「ターボババア」ではないでしょうか!
オカルンの金玉を奪った張本人でありながら、力を奪われ招き猫に封印された後は、悪態をつきながらも幾度となくオカルンたちの窮地を救いました。
今回はそんな「ターボババア」の元ネタや小ネタについて解説していきたいと思います!
それではいってみましょう!
【ダンダダン】ターボババアの元ネタは都市伝説?派生ババアや他作品での扱いは?過去や能力を徹底解説!
ダンダダンにおける「ターボババア」とは?
「幽霊」を信じないオカルンが訪れた「出る」と噂のトンネルに居ついた妖怪です。
「出会っても逃げてはいけない」と言われ、実際に逃亡したオカルンは呪われてしまいました。
初対面のオカルンに「イチモツしゃぶらせろ」と告げて金玉を奪った張本人です。
自分の足に絶対の自信を持っており、「足に自身がない」「遅い」など自身のプライドを傷つけられるような言葉をかけられると逆上します。
自らのテリトリーの中では圧倒的な力を発揮し、たとえ星子でも対処不能とされていました。
作中ではオカルン、モモちゃんと街全体を巻き込んだ壮大な鬼ごっこをし、最終的にテリトリー外に誘導されたことで星子の結界の餌食となりました。
しかしオカルンに憑りつくことでかろうじて生き延びますが、星子によって「招き猫」に封印されてしまいます。
「ターボババア」としての能力は失いますが、代わりに周囲に幸運を与える「招き猫」としての能力を獲得しました。
テリトリー内では、たとえ本体がその場にいなくても「呪い」の力で人を殺すことが可能です。
作中では呪ったオカルンの目を通して他の人間にも呪いを伝染させており、オカルンが見た人間を殺害できると発言していました。
実際に「呪い」の力によって時を止め、本人に悟られないように星子に鼻血を出させています。
「心臓発作か脳梗塞か死因を選ばせてやる」というセリフから、おそらく対象の血管を破裂させたり、心臓を止めたりできるのではないでしょうか。
作中に登場した妖怪の中でも群を抜いた実力の持ち主と言えるでしょう。
地縛霊との関係性
かつては全国的に出没していた有名な妖怪でしたが、作中では廃トンネルの地縛霊と融合して一か所に留まっていました。
地縛霊とは、ざっくり説明すると「特定の場所」に出没する幽霊を指し、たいてい「その 場所」に未練や遺恨を持っていることが多いとされています。
ターボババアと融合した地縛霊は「連続少女殺人事件」の被害者であると判明しています。
かつて犯人に拉致され、乱暴された挙句バラバラにされて亡くなった少女たちの霊が地縛霊になったとされています。
オカルンが興味本位で赴いた廃トンネルは、その犯行現場でした。
ターボババアがオカルンの前に現れたのは、これ以上被害者少女たちの心を傷つけたくないという思いがあったのかもしれません。
だからこそ、犯人と同じと思われる「男性」であるオカルンが「興味本位」で少女たちの棲むトンネルを訪れたことは、ターボババア的に「少女の心を傷つける可能性がある」と判断したのではないでしょうか。
モモちゃんの祖母・星子いわく「ババアが現れるのは決まって理不尽な死をとげた少女の霊がいる場所だった」とのことです。
ちなみにコミックスの裏表紙では、ターボババアの起源のひとつとして「姥捨伝説」が挙げられています。
「姥捨」とは、昔、日本が食糧難だった時代に、口減らしのために年老いた老婆を山に捨てていた風習を指します。
ターボババアもまた「理不尽な死をとげた女性」と言えるでしょう。
ターボババアの真意は不明ですが、同じ「理不尽な死をとげた女性」として、ババアなりに少女たちの力になりたかったのかもしれないですね。
ターボババアの元ネタは昭和時代の都市伝説
ターボババアの元ネタは、妖怪もしくは都市伝説の「ターボババア」だと思われます。
1990年代の日本で突如流行した都市伝説であり「高速道路やトンネル内を車で走行していると突然ものすごい速さで走る老婆に追いかけられる」というものでした。
もともとは「ただ追いかけられるだけ」でしたが、噂が広まるにつれて「追い抜かれると死ぬ」「事故を誘発する」といった話が追加されていきました。
「口裂け女」や「テケテケ」のように全国各地で逸話が広がっており、名称も「ターボばあちゃん」「ジェットババア」「100キロばばあ」など様々です。
走る速度も地域によって変わりますが、おおよそ100キロ以上とされることが多いですね。
ターボババアの初登場はコミックス1巻です!
ターボババアの派生形紹介
ここでは全国各地に潜む派生ババアを紹介していきます。
バスケばあちゃん
バイクで高速道路を走っていると、バスケットボールをドリブルしている老婆が追いかけてきます。
追いつかれるといきなりボールをパスしてきますが、受け取ろうとするとハンドルから手が離れてしまうためバランスを崩して事故を起こします。
逆に受け取り損ねるとボールをぶつけられてバランスを崩し、結果的に事故となってしまいます。
ホッピングばあちゃん
山道を走っていると、ホッピングで跳ねながら追いかけてくる老婆です。
特になにをするわけでもなく、そのままホッピングで車を飛び越えていくだけの無害なターボババアです。
棺桶ババア
車で走行中になぜか棺桶を担ぎながら老婆が追いかけてきます。
追いつかれると素手で運転手を掴み、窓から引きずり出されてしまいます。
捕まったら最後、担いでいる棺桶に入れられてそのまま火葬場まで運ばれるそうです。
ボンネットばばあ
道路を走行中に突然ボンネットに飛び乗ってくる老婆です。
運転手が驚いてハンドル操作を誤ることで事故になります。
想像したらめっちゃ怖い。
ジェットばばあ
「地獄先生ぬ~べ~」に登場したターボババアです。
私が知るなかでは最もデンジャーなターボババアで、人を襲いまくります。
時速100キロを超える老婆の妖怪で、車やバイクの後ろを追いかけては振り返った運転手の首を硬直させて事故を起こしていました。
もし運転手が振り返らなくても、車を止めた瞬間に首を切り裂いて殺してしまいます。
人の影の上しか移動することができない特性を持ち、「ぬ~べ~」ではこの特性を利用して倒されました。
明かりのない使われていない古いトンネルに誘導されたジェットババアは、追いかけるべき影を見失ってしまいます。
そこで、車のライトを後方から浴び、影を前方に作ったぬ~べ~と対峙。
影のある正面からしか襲えなくなったジェットババアは、抵抗むなしく成仏させられました。
「後引き神」「後神」とも呼ばれる妖怪の一種で、本来は歩いている人の背後に現れては髪を引っ張る妖怪だと言われています。
ジェットババアは「地獄先生ぬ~べ~」12巻に登場しています!
みなさんはターボババアについてどう思いますか?
ぜひコメント欄で教えてください!
今回は以上です!
それではまた次回お会いしましょう!
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