【ダンダダン】セルポ星人の元ネタは?六根ってなに?プロジェクト・セルポと宇宙人の関係性を徹底解説!【マンガ考察】

ダンダダン元ネタ解説 ダンダダン

こんにちは!

ダンダダン考察班の兎丸でぃす!

 

本編1話「それって恋のはじまりじゃんよ」で初登場した「セルポ星人」。

作中ではじめて登場した宇宙人で、出会って速攻モモちゃんをひん剥いたナイスな奴らです。

一見すると龍先生オリジナルの宇宙人にも思えるセルポ星人ですが、調べてみると他の妖怪や幽霊と同様にきちんと元ネタが存在しました。

 

今回は「バナナ大好き」セルポ星人の元ネタについて解説していきたいと思います!

 

それではいってみましょう!

 

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【ダンダダン】セルポ星人の元ネタは?六根ってなに?プロジェクト・セルポと宇宙人の関係性を徹底解説!

ダンダダンにおける「セルポ星人」とは?

ダンダダンでは、1話「それって恋のはじまりじゃんよ」で登場しました。

宇宙人を信じないモモちゃんが「出る」と噂のスポットへ単身乗り込んだことで遭遇した宇宙人です。

ちなみに幽霊を信じないオカルンはターボババアに遭遇して金玉を取られました。

 

七三分けのおじさんのような風体で登場しましたがそれは変装であり、実際は全身に縞模様のある異形の怪物であることが発覚します。

セルポ星人によると、セルポ星人には「オス」しか存在しないため現在はクローン技術を用いて仲間を増やしているとされています。

しかしクローンでは生物的な進化が起こらず、結果的にセルポ星人は「感情」を失ってしまったのでした。

そこで生物的進化を起こすための生殖機能を取り戻すためにモモちゃんの性器(バナナ)を奪おうという非常にけしからんことを考えていたのです。

 

「念力」を操ることで相手の脳波をコントロールしたり、念力によって壁や地面に穴を開けたりできます。

結果的に自らがかけた念力が原因でモモの秘められた力を覚醒させてしまい、見事撃退されました。

その後「ドーバーデーモン」「ネッシー」を引き連れて再登場した際には、オカルンたちの学校を乗っ取り、水の世界で激しいバトルを繰り広げました。

セルポ星人2度目の襲撃は、モロ見えはしてもパンチラはしない龍先生のこだわりが凝縮された神回ですのでぜひご覧ください!

 

セルポ星人2度目の襲撃は単行本3巻に収録されています。

 

「セルポ星人」の元ネタ解説

次に「セルポ星人」の元ネタについて解説していきます。

 

プロジェクト・セルポ

そんなセルポ星人は「プロジェクト・セルポ」が元ネタとなっています。

「プロジェクト・セルポ」は1960年代にアメリカが行ったと噂されている他惑星への交換留学プロジェクトです。

その概要は、レティクル座ゼータ連星系というところにある「惑星セルポ」に、男性10名、女性2名の計12名の軍人を交換留学に出したというものでした。

 

地球に墜落したUFOをアメリカが回収し、ひそかに宇宙人とコンタクトを取っていたという都市伝説「ロズウェル事件」がはじまりとされる計画です。

惑星セルポに出向いた留学生たちのうち2名が事故などで死亡。2名が惑星セルポに残留。残る8名が地球に帰還したと言われています。

交換留学ですので、当然地球にも数名のセルポ人が滞在していました。

しかし、1990年代の前半には惑星セルポへと帰還しました。

 

ちなみに惑星セルポには星全体で約65万人ほどしか暮らしていないことが判明しています。

これは東京都の足立区の人口よりも少ない数字となっています。

「プロジェクト・セルポ」が有名になった原因とされるメールがこちらのサイトで公開されています。

英語ですが、プロジェクトの詳細や惑星セルポの生活についてかなりガッツリ掲載されているので面白いですよ!

⇒プロジェクト・セルポ(外部サイトへ飛びます)

 

六根とは?

第1話でセルポ星人が念力を使う際に「六根!」と言ってましたよね。

「六根」とは仏教用語であり、人間の五感(視覚、聴覚、味覚、触覚、嗅覚)に「第六感」を加えたものを指します。

一般的に「第六感=霊的能力、超能力」を意味しますので、ダンダダンの場合は「念力」などの超能力を指す言葉と捉えていいのではないでしょうか。

「かめはめ波!」みたいなもんですねきっと。

 

虚空とは?

セルポ星人は、自身が展開する謎の空間を「虚空(こくう)」と呼んでいましたよね。

学校にいた桃ちゃんやオカルンがドーバーデーモンやネッシーと戦った空間が「虚空」です。

「虚空」とは、仏教関連の言葉で「何もない場所」「なにひとつ妨げるものがなく、すべてが存在する場所」といった意味があるようです。

作中では、周囲から隔絶された「異空間」のようなものという扱いでした。

「六根」もそうでしたが、ダンダダンにおけるセルポ星人と仏教にはなにかしらの関連性があるのかもしれないですね!

今後、宇宙人と仏教の関係について明らかになるのかもしれません。

 

「セルポ星人」の小ネタ

以上が「セルポ星人」の元ネタとなります。

セルポ星人の「我々は人間と友好関係を結んでる」という発言は、元ネタの「プロジェクト・セルポ」の交換留学を指しているのかもしれません。

また、「クローン」で増殖しているという点についても、セルポ星の人口が65万人と少ないことに起因している可能性がありますね。

ちなみに龍先生は変身後のセルポ星人の姿について、「ウルトラQ」や「ウルトラマン」といった名作特撮モノの怪獣をデザインしていた成田亨さんの影響を受けていると公言しています。

いっぽうで「セルポ式測量法」といった念力のような力については「プロジェクト・セルポ」とは違うところから発想を得ていると考えられます。

 

プロジェクト・セルポなんて誰も知らないような宇宙人を起用するあたり龍先生マジ最高っす!

 

【ダンダダン】「セルポ星人」元ネタのまとめ

超個性的宇宙人セルポ星人の元ネタはアメリカの都市伝説「プロジェクト・セルポ」でした。

プロジェクトの真偽は不明ですが、こういったぶっ飛んだ設定は個人的に大好物です!

ダンダダンでは2度目の登場を果たしていますので、ひょっとしたらまさかの3度目もあり得るかもしれませんね!

 

今回は以上です!

それではまた次回お会いしましょう!

 

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