こんにちは!
金色のガッシュ2考察班の兎丸です!
みなさん、ガッシュ2は読んでますか?
感想を一言でいうなら「金色のガッシュ再誕!」
これに尽きるのではないでしょうか。
今回は、そんな最新話の考察や、ビンについて新たに判明した事実、「王を決める戦い」が行われた本当の意味について妄想していきます。
この記事は最新話までのネタバレを含みます。
本編未読の方はぜひ読んでから戻ってきて下さいね!
それではいってみましょう!
【金色のガッシュ2】ガッシュの成長
「ガッシュ2」は、前作から約15年後の世界とされています。
魔物の成長速度が人間と同じなのかはわかりませんが、「ガッシュ2」に登場したガッシュは明らかに前作よりも成長しています。
外見が大きく成長し、人間でいうところの中高生くらいの身長になりました。
戦闘面では、術を放つ際に意識を保てるようになっています。
ガッシュには術を放つ瞬間「白目」になり、意識が飛んでしまう弱点がありましたよね。
また「ラシルド」の遠隔操作ができるようになりました。
「ラシルド」は、自分の目の前に盾を出現させ、相手の攻撃を跳ね返す術でしたよね。
敵の攻撃+電撃分のダメージを返せる有用な術ですが、盾の出現場所の指定はできませんでした。
しかし、5話ではガッシュが指で箱のようなマークを作ることで、離れた場所に盾を出現させています。
争いの日々が終わっても、ガッシュが「王」として研鑽に励み続けていたことが分かりますよね!
【金色のガッシュ2】ビンの秘密とは?
魔物の術を封印しているビンの秘密が少しだけ明らかになりました。
ビンには魔物の術が切り分けられて入っている
清麿がビンの中身を魔本に注ぐと、空白のページに呪文が浮かび上がり「ザケルガ」と「ラシルド」が使えるようになりました。
「ザケルガ」「ラシルド」の呪文は、ワイグがビンから発動していた呪文ですね。
ワイグが使っていた呪文と、ビンを注いで復活した呪文が同じということは、ワイグのビンには「ザケルガ」と「ラシルド」が入っていたと言えます。
つまり、ビンひとつにガッシュから奪った術すべてが入っているわけではなく、奪った術の一部が切り分けられて入っていることになります。
ワイグが「ザケルガ、ラシルド担当」だとするならば、今後は「ラウザルク担当」みたいな敵が現れるのかもしれませんね。
必ずしもオリジナルと同じ威力が出せるわけではない
ワイグがビンから発動した術と、ガッシュが放った術とでは規模や威力に明確な差が出ています。
第1話(Page.1)でワイグが使った「ラシルド」と第5話(page.5)でガッシュが使った「ラシルド」が分かりやすいと思います。
ワイグと比べて、ガッシュの「ラシルド」は倍近い大きさで、盾に付いた紋章も多いです。
ワイグの術は、ガッシュが術を覚えたての頃の規模に似ていますよね。
この様子から、ビンで奪った術は必ずしもオリジナルと同等の威力が出せるわけではないことが分かります。
おそらく、ガッシュ以外の魔本についても、対応するビンを注ぐことで呪文が甦るのではないでしょうか。
ガッシュの術もまだ一部しか取り戻せていませんので、今後はビンを回収して奪われた術を取り戻していく展開が予想されます。
【金色のガッシュ2】魔本が「王を決める戦い」をさせた意味とは?
そもそも「王を決める戦い」が行われた意味とはなんでしょうか。
結論から言ってしまうと、「王を決める戦い」は、魔本が異世界の侵略者から魔界を守るために行ったものと考えられます。
そう考える根拠として、以下の3点が挙げられます。
「王を決める戦い」の黒幕は魔本
千年に一度、魔界に暮らす100人の魔物の子どもたちが人間界に召喚され、「パートナー」と呼ばれる人間とともに最後の1組になるまで戦い合う「王を決める戦い」。
実は「魔本」こそが、魔物たちに「王を決める戦い」をさせている黒幕だと言われています。
「金色のガッシュ完全版16巻」に掲載されているオマケページ「ガッシュカフェ」では、ガッシュの父が魔本に対し「なぜこのような試練をさせるのです?」と追及しています。
この時、魔本は具体的な理由については触れませんでしたが「君達が次の千年を生き延びる試練」と言っていました。
また、合わせて「私達は魔物も人間も好きだ」と語っていることから、基本的に魔本は魔物の味方であることが分かります。
また、本来は別々の世界である「魔界」と「人間界」を繋いでいるのも魔本の力です。
魔本はこの点について「私達もリスクを犯している」「元々違う2つの世界を繋いでいる。やってはいけないルール違反だ」と発言していました。
このことから、様々な制約やリスクがあるなか、それでも「王を決める戦い」を行わなければならない理由があると考えられます。
異世界の侵略者とは
「ガッシュ2」で魔界を蹂躙したワイグたちは「魔物ではない」ことが示唆されています。
先ほど解説した「ガッシュカフェ」では、「異世界の侵略者」についても語られていました。
ダウワンによれば、ダウワンが王になって以降、魔界の危機が3度訪れたそうです。
そのうちの1回こそ「魔界の者ではない者との戦い」であり、ダウワンたちは「全ての力を奪われた」と発言しています。
「魔物ではない者に力を奪われる」という状況は、ワイグたちによって呪文が奪い取られた今の状況とそっくりですよね。
実際、ワイグの仲間・ギルは「以前は魔本に辛酸をなめさせられた」と言っており、あたかも過去に魔界へ侵攻した経験があるかのように語っていました。
このことから、ワイグやギルが所属する勢力は、ダウワンの時代に魔界へ侵攻した「魔界の者ではない者」と同じである可能性が高いです。
人間の力を借りることが前提のもの
術が奪われる可能性がある以上、魔物の力だけで「異世界の侵略者」に対抗するのは難しいですよね。
そこで魔本が考えたのが「人間の力を借りる」ことではないでしょうか。
先ほども解説したように、ビンで奪った術とオリジナルの術では威力に差が生じます。
これは「王を決める戦い」を経て得た経験や、パートナーとの絆、「心の力」によるものと言えるでしょう。
つまり、人間の力を借りることで魔物の力が大きく成長していると言えます。
これこそが「王を決める戦い」を経験させた大きな意味ではないでしょうか。
また、ギルはガッシュが使った「命の欠片」についてまったく知らない様子でした。
このことから、「命の欠片」の秘術は、過去の侵略時には存在しなかった、もしくは使われなかった可能性があります。
むしろ、過去の侵略を受けて、対抗策として新しく作られた術だと考えるのが自然ではないでしょうか。
人間界にある遺跡から復活する以上、「命の欠片」は人間の力を借りることが前提の術と言えます。
また、遺跡にあった石の「魔本」も、パートナーの存在に反応して復活しているように見えます。
これらはすべて「王を決める戦い」が行われていなければ実現不可能なものばかりですよね。
「王を決める戦い」の狙いのひとつとして、「人間との繋がりを作ること」もあるのかもしれません。
以上の点から、「王を決める戦い」は魔物と人間の繋がりを作り、強制的に激しい戦いに身を投じさせることで術の威力を高め、「侵略者」が魔物たちと同じ術を使ってきてもより強い術で対抗できるようにする狙いがあったのではないでしょうか。
また、仮に術をすべて奪われる事態になっても、人間との絆で復活できる「命の欠片」によって人間界で復活できるシステムを作ったのだと思います。
そう考えると、すべては異世界の侵略から魔界を守るためだったのかもしれません。
みなさんはどう思いますか?
ぜひ、最新話の感想や考察をコメント欄で教えてください。
今回は以上です!
それではまた次回お会いしましょう!
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