こんにちは!
怪獣8号考察班の兎丸です!
4月1日(金)に第59話が公開されましたね!
今回も最新話の深堀り考察をしていきたいと思いますので、ぜひ最後までお付き合い下さい!
本記事は最新話までのネタバレを含みます。
本編未読の方は下記リンクから読んできてくださいね!
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それではいってみましょう!
前回までのあらすじ
引き続き「東方司令会議」。
保科副隊長によって、怪獣発生のメカニズムが語られます。
「断層が発生させる莫大なエネルギーと歪みが地中の物質や付近の動植物に作用して怪獣を発生させているという説が有力」
簡単に言ってしまうと、現実世界の地震が発生する仕組みに近いのではないでしょうか。
それに伴い、逃亡した9号の潜伏先も深い深い海の底という可能性が濃厚のようでした。
また、9号は乗っ取った人間の記憶にアクセスすることができるようで、四ノ宮長官の記憶を保持していると思われます。
つまり、現行の防衛隊の強さや戦術などが9号に筒抜けということ。
保科副隊長によれば、そんな9号に対抗するためには「四ノ宮長官も知らない強力な戦力」を作り上げる必要があります。
すなわち「新人隊員の成長」です。
亜白隊長は、そんな新人の中から「最強の兵器」である「怪獣6号」の適合者を発掘することを進言。ひとりだけ「6号」と同調の兆しを見せた隊員がいる事実を報告しました。
適合者候補として挙げられた隊員。
それは「市川レノ」でした。
【怪獣8号】第59話ネタバレ解説!適合の条件と解放戦力は無関係!?
「6号」による災害の記憶
これまで、名前だけは何度か登場していた「6号」ですが、ついにその姿が描かれました。
複数本のしっぽを持った恐竜のような外見をしており、めちゃくちゃ「怪獣」っぽいですよね!
「怪獣6号」のフォルティチュードは9.6
怪獣の強さを示すフォルティチュードは9.6。
9.6という数字は、59話時点で判明している怪獣のなかで2番目に大きい数値となります。
数値上のトップは、フォルティチュード9.8の「怪獣8号」。つまりカフカです。
ただ、数値が分かっていないだけで、現状のトップは脱皮によるパワーアップ+2号と四ノ宮長官を吸収した「9号」だと言えるでしょう。
「6号」は、カフカが現れる前まで「歴史上最強の怪獣」だった可能性が高いのではないでしょうか。
そう考えると「怪獣の王」「絶望の象徴」といった言い回しにも納得がいきますよね。
地震に例えるなら、あえて名前は出しませんが、過去に起きた大地震が「6号」。
直近に起きた大地震が「8号」といった感じでしょうか。
いくら直近の大地震が凄まじくとも、当時を経験した人たちにとって過去の地震の記憶やトラウマが塗り替えられるわけではありません。
10年たった今でも「6号」の名前が出るだけで空気がピリつき、隊長クラスも一目置いているように見えるのは、それほどまでに「6号」が残した負の記憶が鮮明だからだと思います。
多数の本獣クラスを従えていた
第4部隊隊長・緒方ジュウゴによると、「6号」は複数の本獣クラスの怪獣を従えていたようです。
怪獣には「本獣」と「余獣」という区別があり、基本的にもっとも強い1体を「本獣」。
それに付随して発生する弱めの怪獣を「余獣」と呼ぶんでしたね。
ゲームやマンガに例えるなら「本獣」はボスキャラ。
つまり、「6号」はたくさんのボスキャラを配下において人間を襲撃してきたことになります。
「怪獣の王」と呼ばれる所以はおそらくココなのではないでしょうか。
ちなみに、作中で本獣クラスを従えて登場した怪獣がもう1体います。
それが、現在保科副隊長の兵器に立候補した「怪獣10号」です。
「10号」は自身がフォルティチュード9.0の大怪獣であり、従えていた翼竜型怪獣たちはどれもフォルティチュード6以上の本獣クラスでした。
「6号」と同じように本獣クラスを従えた怪獣が発生したことが、防衛隊が「あらたな群発型災害」の発生を予見するきっかけとなったのです。
四ノ宮ヒカリの専用武器は「槍」
少し話はズレますが、6号襲来の回想でヒカリの専用武器の全体像が明らかになりました。
その形状と「Lc-0039」というナンバリングから、ヒカリの専用武器は槍(Lance)でほぼ確定ではないでしょうか。
これまでの例から、「ナンバーズ」には「○○-○○○○」という形式の番号は振られていないことがわかっています。
ヒカリが持つもうひとつの兵器「ナンバーズ4」は、全身にまとった装甲部分を指し、槍は含まないのではないでしょうか。
とはいえ、あくまで装甲のような形をしているだけで、攻撃的な機能や能力を持っている可能性はじゅうぶん考えられます。
適合の条件と解放戦力は無関係?
防衛隊のスーツは怪獣の筋繊維や細胞が組み込まれた生体兵器であり、解放戦力が高いほど同調して力を引き出せます。
怪獣をベースに作られている以上、基本的な仕組みはナンバーズも同じではないでしょうか。
勘違いしがちですが、解放戦力は個人の肉体の強さではなく、スーツや銃といった兵器の力をどれだけ引き出せるかを表わした数値です。
つまり、ナンバーズの適合と解放戦力は無関係と考えられ、極端な話、解放戦力が一桁ででも適合者となり得る可能性があります。
ミナの「レノの細胞サンプルが6号との同調の兆しを見せている」発言から、遺伝子や細胞といった肉体的な相性が関係するのかもしれませんね。
だからといって、解放戦力が不要かと言われるとそんなことはありません。
ナンバーズは潜在能力が高いため、たとえ同じ解放戦力でも、通常兵器よりも高い威力を発揮できると考えられます。
100の1%は1ですが、10000の1%は100ですよね。
ナンバーズは、一般的な兵器よりも1%の差が大きく影響すると言えるでしょう。
ナンバーズの力をフルに発揮させるためには、当然、高い解放戦力が必要になりますし、強すぎる力に振り回されない確かな経験値も問われるのではないでしょうか。
以上の点から、解放戦力は適合の有無には直接的な関係はありませんが、使いこなすためには自ずと高い解放戦力と豊富な経験値が必要になってくると考えられます。
現役の適合者に隊長クラスが多いのは、彼らがこうした能力を兼ね備えた隊員だからなのかもしれませんね!
「使用者の約半数が死亡」の意味は?今後の展開は?
緒方隊長によれば、「使用者のうち半数が除隊前に命を落としている」とのことです。
この発言から以下の仮説が立てられます。
①適合者は代替わりしている
「使用者のうち半数が除隊前に命を落としている」という言い方からは、それなりの人数の適合者がいたように受け取れますよね。
ナンバーズは討伐済みの識別怪獣から造られますので、順当に考えれば適合者は7人だけのはず。
緒方隊長の言い回しとは噛み合わないように感じます。
仮に適合者が代替わりしているとするならば、緒方隊長の言い回しとも合致するのではないでしょうか。
たとえば、ナンバーズ3の適合者が殉職した場合、その次に適合する可能性のある隊員へと使い手が引き継がれているのかもしれません。
ナンバーズの適合者がひとりだけ、とは明言されていませんからね!
6号が「最も危険で最も強力な兵器」と呼ばれているのも、レノの前に何名かの使用者がいて、強力すぎる6号の力によって命を失ってきたからなのではないでしょうか。
②ナンバーズは複数存在する
こちらは、そもそもナンバーズが複数あるよ!っていう説です。
59話までに登場したナンバーズは、識別怪獣1体につき兵器1つでした。
ただ、鳴海隊長の瞳につけられたナンバーズ1には「レティーナ0001」という名前があります。
「ナンバーズ1」と「レティーナ0001」でちょっと分かりにくいですよね。
これが「ナンバーズ1」のうちのひとつ、網膜から作られた「レティーナ0001」という兵器、という意味だったらどうでしょうか。
レティーナの元になった怪獣1号がどのくらいの大きさなのかは分かりませんが、少なくとも人間よりも大きいサイズだと思われます。
それほど大きな怪獣から取り出せたのが網膜だけ、というのはなんだかもったいない気がしませんか?
ひょっとしたら「レティーナ」以外に、指から取り出した「フィンガー0001」や足から取り出した「レッグ0001」のような兵器が存在する可能性が考えられます。
そう考えると、ナンバーズの使用者は私たちが考えているよりも多く存在しているのかもしれないですね!
どちらの説も仮説の域を出ませんが、今後謎が明かされていくことでしょう!
皆さんはどう思いますか?ぜひコメント欄で教えて下さいね!
今回は以上です!
それではまたお会いしましょう!
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