チェンソーマンで爆発的ヒットを飛ばした漫画家!鬼才・藤本タツキの本性に迫る!!!

チェンソーマン

藤本タツキ先生をご存じでしょうか?

週刊少年ジャンプでの「チェンソーマン」のスマッシュヒットが記憶に新しいですよね!

非常に個性的な作風が魅力な藤本タツキ先生ですが、先生自身はいったいどのような方なのでしょうか?

今回は異次元の漫画家・藤本タツキ先生についてまとめさせて頂きました!

また、先生の過去作品の紹介もしていますので、ぜひ最後までお楽しみくださいね!

 

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藤本タツキ先生ってどんなひと?

プロフィール

藤本タツキ先生は秋田県出身のマンガ家です。

よく勘違いされがちですが、れっきとした男性です。

東北芸術工科大学を卒業し、読切「恋は盲目」がクラウン新人漫画賞佳作に選ばれました。

ジャンプ+にて「ファイアパンチ」で連載デビューを果たしました。

高校生時代からWEBマンガを描いており、WEBマンガサイト「新都社」にマンガを投稿していました。

ちなみに、「ワンパンマン」のONE先生や「東京グール」の石田スイ先生も新都社出身のマンガ家で、同じ新都社仲間として単行本の帯コメントを描きあうなど、交流が続いています。

デビュー作である「ファイアパンチ」はネットを中心にバズり、(主に管理人に)衝撃を与えました。

特に第1話の衝撃は忘れられないですね…。

おもしろいマンガは1話から面白いと言われますけど、まさに第1話読了後「と、とんでもねぇマンガが始まったぞ…!」と戦慄したものです。

実際、2年連続で「このマンガがすごい!」にランクインしましたね。

 

作風

先の読めない展開を描かせたら右に出る者がいないんじゃないかっていうくらい冒頭と結末の落差がすごいストーリー展開が最大の魅力だと思います。

いわゆる「邪道」タイプであり、バクマンでいうところの亜城木夢叶。

「陽」よりも「陰」、「メジャー」よりも「ニッチ」、「ヒーロー」よりも「ダークヒーロー」といった雰囲気の作品が多いのも特徴のひとつですね!

先生自身も「自分のマンガは、ひと通りマンガ読んで飽きた人が読んでいる気がする」と発言するほど、自分の作風がニッチだという自覚があるようです。

妹が登場する作品が多いですが、べつに妹萌えというわけではないらしく、登場人物の関係性が分かりやすく表現できるため、兄妹の設定を使うことが多いとか。

作品全体を通して、死や性に関するテーマやワードがコンスタントに挟まれています。生ではないです。性です。セクシャル。

学生時代からずっと「無限の住人」の沙村広明先生を敬愛しておられるそうです。

「ファイアパンチ」連載時代には対談が実現しましたが、「今日はいつも通りの姿で来ました。髭も剃らないで」と非常にマイペースな態度でした。髭は剃りましょう。

藤本タツキ先生と沙村広明先生の激レア対談を読む!(無料で読めます)

 

エピソード

中学生時代から、脳内で雑誌を作り、最大7本もの連載を持っていたそうです。

マンガ雑誌なので当然人気が落ちると打ち切りもあり、定期的にラインナップが入れ替わっていたとか。

作品が最終回を迎えると感動で涙が出そうになったそうですが授業中なのでガマンしたらしいです。

すべて脳内のお話です。

好きなアニメは「涼宮ハルヒの憂鬱」「氷菓」「日常」など京アニ作品が多い印象ですね!

はじめて担当編集がついた翌月に、担当である林士平さんに送ったメールは「ネームに矛盾や意味がわからない部分が絶対あります。すいません。ないかもしれないです。」でした。

新人時代はとにかくネームを描いたらすぐ担当に送っていた不屈の精神の持ち主でした。

そうしてたくさんのボツを経験した結果、「予言のナユタ」を境に、自分の描きたいものをうまく表現するコツをつかんだそうですよ!

こうしたある意味泥臭い努力の積み重ねが、今の先生の成功につながっているのですね!

 

藤本タツキ先生のなんかスゲエ連載マンガ一覧!

ファイアパンチ/少年ジャンプ+(2016~2018)

ファイアパンチ 1

あらすじ

『氷の魔女』によって世界は雪と飢餓と狂気に覆われ、凍えた民は炎を求めた──。再生能力の祝福を持つ少年アグニと妹のルナ、身寄りのない兄妹を待ち受ける非情な運命とは…!? 衝戟のダークファンタジー、開幕!!

復讐×変態!

「このマンガがすごい!」にも選ばれた藤本タツキ先生のデビュー作!

ちょうどジャンプ+にハマっていた時期だったので、今でも昨日のことのように思い出します。

当時は春だか夏だか秋だかの新連載〇〇連発!的なノリで多くの新連載がスタートした時期でした。

「SKET DANCE」の篠原健太先生の「彼方のアストラ」なども同時期に連載開始していましたね!

もう1話を読んだだけで「あ、これ流行るわ」と本能が理解しましたね。

全8巻という結果を長いと感じるか短いと感じるかは個人の感性にお任せしますが、おそらく藤本先生は「ファイアパンチ」でやりたいことをほぼほぼやり切ったんじゃないですかね(笑)。

そのくらいフリーダムでカオスな作品に仕上がっております。

先生自身も、連載開始間もない時期に「ここから展開が3、4度変わります」と宣言しておられました。

そして実際、1巻と2巻ではもはやジャンルが違うレベルで急展開します。

3巻になりさらに急展開。そしてまたさらに…(エンドレス)。

個人的にはトガタというキャラクターが出てきてからが本番です。トガタは裸の女性で男性です。

 

チェンソーマン/週刊少年ジャンプ(2019~2021)

チェンソーマン 1

あらすじ

悪魔のポチタと共にデビルハンターとして借金取りにこき使われる超貧乏な少年・デンジ。ド底辺の日々は、残忍な裏切りで一変する!! 悪魔をその身に宿し、悪魔を狩る、新時代ダークヒーローアクション、開幕!

ダークヒーロー×チェンソー!

これはもはや説明不要なんじゃないですかね(笑)。

舞台を週刊少年ジャンプに移し、先生らしく正々堂々と邪道を貫き通してくれました!

闇、復讐、裏切り、悪魔!そしてチェンソー!!

表紙のチェンソー頭だけでおもしろそうに感じるなんてズルイよ先生…。

残念ながら、惜しまれながら第一部が完結してしまいました。

第二部がネット媒体の「ジャンプ+」で連載決定!

ヒーローものやアメコミが好きな方にもオススメできる作品ですが、やはり本命はオタク特有の早口でぼそぼそ喋る管理人のような陰キャにこそ読んでほしい!

断言します。絶対ハマるよ?

 

連載だけじゃない!藤本タツキ先生の天才っぷりが爆発する名作読み切り!

個性的であり唯一無二とも言える世界観が魅力の藤本タツキ先生ですが、その真骨頂は読み切り作品にあると言っても過言ではないでしょう!

今回は藤本先生の名作読み切りの中から、特にワケわかんなくて魅力的な作品を3つ選ばせていただきました!

チェンソーマンに通じる作品もありますので、気になる方はチェックしてみてくださいね!

 

予言のナユタ

あらすじ

世界を破滅させる存在と恐れられる角の生えた妹・ナユタ。そんな妹を守る兄・ケンジ。ナユタはネズミやウサギを日常的に惨殺し、「破壊最悪墓地」「血飛沫切断眼球」といった不穏な言葉しか喋らないなどそのムーブは完全に世界を破滅せし者。果たしてナユタの真意とは…?

破滅の予言×兄妹!

世界を滅ぼすと予言された存在の妹と兄貴の日常を描いた作品です。

妹はまるっきりサイコパス。

夜な夜なネズミとか殺して食べたりします。

まるっきりサイコパス。

でも最後はほっこりしてしまう不思議な読み切りですね!

あときっと世界は滅びます。

↓こちらから読み切りを読めます(ジャンプ+に飛びます)

 

佐々木くんが銃弾止めた

あらすじ

クラスメイトの佐々木くんが突然教室に侵入してきた暴漢が放った銃弾を止めてなんやかんやするお話。

佐々木君×銃弾止めた!

もうあらすじで全てを語りつくしてしまったので気になる人だけ読んで下さい。

 

目が覚めたら女の子になっていた病

あらすじ

主人公・トシヒデはある日「目が覚めたら女の子になっていた病」になっていた。医者には「もう治りません!」と言われ、いじめっ子からは性的な目で見られ、助けてくれた彼女のお兄ちゃんに恋をし、焦った彼女からは「S〇〇しょう!」と迫られる!でも女の子だからできないよ…!

女体化×病気!

ある日目覚めたら女体化していた男子高校生が「S〇〇させろ」と迫られたりするお話です。

医者公認で不治の病にかかってしまったトシヒデの運命やいかに!

性的な発言が多々あるため苦手な方は閲覧を見送りましょう。

でも藤本タツキ先生のファンで下ネタ苦手な人なんているのかな…。いやバカにしてるわけじゃなく。

 

ルックバック

あらすじ

小学校の学級新聞で4コマを連載している女子・藤野は周囲から「絵がうまい」と褒められてイキっていた。しかしある日、不登校のクラスメイト・京本が同じ新聞に4コマを連載することに。京本の圧倒的な画力を前に正直やる気を失う藤野だったが、ふとしたきっかけで藤野は京本の家を訪れることになり…。かつて夢を追いかけていた人。諦めた人。夢なんて見たこともない人。今まさに挑戦している人。やりたいことが見つからないひと。この物語はすべての人にきっと刺さる。

チェンソーマン第1部完結後に、藤本タツキ先生が古巣「ジャンプ+」に掲載した140ページ超の対策読み切りです。

内容的にはマンガ家を目指す少女たちの青春サクセスストーリーであり、SFチックでもあり、リアリズムでもあるような不思議な世界観ですね。

決行衝撃的で考えさせられるラストなので、色々と推理するのが好きな人には良いんじゃないでしょうか!

また、前作「チェンソーマン」の小ネタが随所に隠されていたりもしますので、そういった部分を探す楽しみ方もアリですよね!

↓「ルックバック」と「チェンソーマン」の関係についてはこちらの記事でまとめています↓

 

藤本タツキ先生のまとめ

いかがでしたでしょうか?

唯一無二の世界観をかもしだすマンガ家・藤本タツキ先生の作品は、独創的ゆえに中毒性も高いですよね!

電子書籍サイトでは無料試し読みなどもありますので、さわりだけでものぞいて見るといいかもしれないですね!

ではまた!

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