高橋留美子先生を知っていますか?
昭和の時代から現在まで、常に第一線でマンガを描き続けているヒットメーカーです。
もはやヒット作が多すぎて何を紹介したらいいのか分からないレベルなのですが、意外と高橋留美子先生自身がどのような人物なのかって分からなくないですか?
今回はそんな謎に包まれた生ける伝説、高橋留美子先生についてまとめさせて頂きました!
また、マンガのタイトルの頭文字をつなげると「RUMIKO」になるという都市伝説にも触れていますので、ぜひ最後までお楽しみくださいね!
高橋留美子先生ってどんなひと?
プロフィール
新潟県出身。
少年マンガ界における女性マンガ家の草分け的存在であり、そのキャラクターはある種「萌え」の原型とも言われています。
連載作品がすべて映像化するという他に類を見ない正真正銘の天才マンガ家と言えるでしょう。
速筆としても有名で、「うる星やつら」の原稿をわずか27時間で完成させたというこの世のものとは思えない逸話を持っています。
好きなマンガは「ドカベン」の水島新司や「あしたのジョー」のちばてつやなど、わりと同年代のマンガ家を上げている一方で、「ケロロ軍曹」の吉崎観音も好きという意外な一面も持っています。
作風
ジャンルとしてはラブコメを描くことが多く、その独特の世界観は「るーみっくわーるど」と称されてます。
もともとは「うる星やつら」につけられたキャッチコピーだったが、いつしか高橋留美子作品の世界観そのものを指す言葉となっていきました。
また、高橋先生自身が代表取締役をつとめる有限会社「るーみっくプロダクション」にも一部使用されているほど、自他ともに認める高橋先生の代名詞ともいえるキャッチコピーとなっています。
そんな「るーみっくわーるど」の特徴としては、作中で使用される効果音があげられます。たとえば爆発時に使用される「ちゅどん」や、重いもので潰したときの「みしっ」。納得したときに手のひらを叩く音の「ぽん」など、どれも一度は見たことがありますよね!
また「るーみっくサイン」と呼ばれる独特なポーズも存在しています。ギャグシーンで(だいたい主人公が)吹き飛ばされたときに見せる「ぐわし」のような中指と薬指を曲げたポーズが「るーみっくサイン」と言われています。
このように連載初期から独自の世界観を確立したいたことが、多くの長期連載を持ち、幅広い層の読者に支持されるゆえんなのかもしれませんね!
エピソード
2020年に天皇陛下より「紫綬褒章」を与えられています。スゲエ。
「紫綬褒章」についてザックリ説明すると、学術や芸術分野において超優秀な功績を残した人に贈られる称号みたいなもの。つまり、高橋先生は称号持ちなのです。かっこいい!
意外な繋がりとして、「SAMURAI DEEPER KYO」の上条明峰先生がアシスタントとして働いていたことがあります。
親交のある著名人として、同じサンデーで連載を持つ「タッチ」のあだち充先生や「GS美神 極楽大作戦!!」の椎名高志先生。「うしおととら」の藤田和日郎先生が挙げられます。
「ONE PEACE」のウソップ役や「名探偵コナン」で工藤新一役を演じる声優・山口勝平さんとは「らんま1/2」で主人公・乱馬を演じたときからの付き合い。
ちなみに乱馬の演技がとても良かったことから、のちに高橋先生直々の指名により「犬夜叉」の声優に抜擢されたそうですよ!
連載作品のタイトルの頭文字をつなげると「RUMIKO」になるという都市伝説がまことしやかに噂されていました。
R=らんま1/2
U=うる星やつら
M=めぞん一刻
I=犬夜叉
K=境界のRINNE
とそれっぽく進んでいましたが、境界のRINNEの次は「MAO」だったのでガセネタでした。本当にありがとうございました。
ちなみに「1ポンドの福音」は不定期連載なので除外しています。
高橋留美子先生の時代に左右されないつよつよ作品一覧!
うる星やつら/週刊少年サンデー(1978~1987)
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鬼娘×軽薄ナンパ男!
これデビュー作だったのか…。
ラブコメ界を震撼させた伝説のはじまり!
一途なラムちゃんと浮気性な諸星あたるのミスマッチが本当におもしろい。
ていうかラムちゃんがかわいい。今見ても余裕でかわいい。
本当は大好きなんだけどヤキモチで素直になれなかったり、そっけないあたるにもめげずに猛烈アタックしまくるラムちゃんがただただ好きです。
全国の青少年を二次元萌えの沼に引きずり込んだ初めての作品と言っても過言ではないとおもうの…。
めぞん一刻/ビッグコミックスピリッツ(1980~1987)
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未亡人×大人の恋!
「うる星やつら」とは打って変わってアダルトな恋愛模様を描いた作品です。
とはいえ、ジャンルとしてはしっかりラブコメ。
高橋留美子先生の世界観がじゅうぶんに活かされているので安心して読めますね!
けっこう「めぞん一刻」が一番スキっていう人多いですよね。
ラムちゃんとはまた違ったベクトルで世の男どもを虜にした罪な女性・音無響子さん。
一見おしとやかな大和撫子に見えるのに全然素直じゃないしいじっぱりだし意外とこどもっぽいしなんか思ってたのと違うんだよなあ…なんて思いながら読み進めているとふと気づくんですよね。
「あれ、オレ響子さんのこと好きじゃね?」
巻数も短くコンパクトにまとめられているのでサクッと読めちゃうのもポイント高し!
らんま1/2/週刊少年サンデー(1987~1996)
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濃キャラ×ドタバタ!
こちらもまた前作とは違った種類のオタクを量産した罪な作品となっています。
主人公・乱馬は正真正銘男なんですけど、らんまになるとかわいいんですよ。
何を言ってるのかわからねぇと思うが私も何を言ってるのかわからねぇ!
とにかくキャラも多くハイテンションテンポでストーリーが展開していくドタバタラブコメディが好きな人にピッタリな作品となっています。
イヤほんとに性格は男のままなのに身体が女の子になるだけで一気にかわいくなるのよ…。
「女体化」「オレっ娘」など時代を先取りした萌え属性が満載な非常にオタク向けのマンガに仕上がっております。
1ポンドの福音/週刊ヤングサンデー(1987~2003)
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ボクサー×シスター!
亀梨和也さん&黒木メイサさん出演でドラマ化も果たしたボクシングを題材としたマンガです。
不定期連載という形でしたが約16年の時を経て無事完結しました。
ドラマとマンガでは雰囲気やニュアンスがかなり違っているので、そこは注意して読みましょう!
原作はあくまでるーみっくわーるどなのです。
犬夜叉/週刊少年サンデー(1996~2008)
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王道少年マンガ×高橋ワールド!
ラブコメから一転、超王道冒険活劇に挑戦した意欲作にして超絶大ヒットを飛ばした名作ですね!
「いや高橋留美子ふつうにバトルマンガもイケるんかい」と少年ながらに思ったものです。
どうしてもラブコメやドタバタギャグのイメージが強い高橋先生ですが、「犬夜叉」で新境地の開拓に成功したと言えるでしょう!
ラブコメで培った男女の掛け合いを見事にバトルマンガに活かし「相棒(バディ)もの」として昇華させました。
もちろん全編シリアスというわけではなく、随所に高橋先生らしいコメディ要素があるのでとっても疲れずに読み切れます。
「風の傷」や「風穴」をマネした方は多いんじゃないでしょうか?風穴は毒虫に弱い。
またしても「ケモ耳男子」という前衛的な属性を世に知らしめた高橋留美子先生にカンパイ!
境界のRINNE/週刊少年サンデー(2009~2018)
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悪霊退治もの×ギャグ!
系統としては「らんま」に近い雰囲気のマンガとなっています。
ラブコメというよりはドタバタギャグマンガ。
頭からっぽにして読める良作ですね。
高橋留美子先生の描くコメディは読み手の性別を選ばないですよね。
下ネタに走るわけでもなく、他人を中傷するようなイヤな笑いの取り方をしないので本当に読みやすいと感じます。
ある意味「原点回帰」ともとれる作品に仕上がっています。
なーーーーーーーんにも考えないでさらさらさらーーーーっと読めちゃいますよ!
MAO/週刊少年サンデー(2019~連載中)
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陰陽師×シリアスファンタジー!
「タイムスリップ」「相棒もの」「妖怪」と「犬夜叉」を彷彿させる設定となっていますが、こちらはだいぶシリアス寄りの物語になっています。
次々と新たな境地を開拓してきた向上心マシマシの高橋留美子先生ですので、きっと今回も読者を虜にさせてくれることでしょう!
こちらストーリー的にはまだまだ序盤ですので、これからの展開が非常に楽しみなマンガですね!
高橋先生いわく「今回も結構長くなりそう」とのことですので、これまでの連載作品同様に10年くらい楽しませていただくとしましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
連載作品が全部アニメ化ないし実写化してるって冷静に考えるとヤバイですよね…。
しかも2、3本じゃなく6本…。きっと現在連載中のMAOもアニメ化してくれるでしょう!
ファンは正座で待機しておきましょう。
Renta!なら各巻無料で試し読みもできますので、さわりだけでものぞいて見るといいかもしれないですね!
ではまた!
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