こんにちは!
一ノ瀬家の大罪考察班の兎丸です!
「タコピーの原罪」のタイザン5先生、待望の最新作「一ノ瀬家の大罪」が週刊少年ジャンプで連載開始となりました。
初見の読者はしっかり驚かせ、タコピーからのファンもうならせる会心の1話でしたよね!
今回は、そんな「一ノ瀬家の大罪」第1話の内容に沿いながら、一ノ瀬家の罪と秘密に迫っていきたいと思います。
「七つの大罪」との関係性や、七人目の家族についても深堀りしていますので、ぜひ最後までお楽しみ下さいね!
この記事は第1話のネタバレを含みます。
それではいってみましょう!
【一ノ瀬家の大罪】元ネタは七つの大罪?「7人目」がいる?
ここでは、一ノ瀬家が「七つの大罪」をモデルとしている可能性を考察していきます。
七つの大罪とは?
「七つの大罪」はキリスト教用語のひとつで、人間を罪に導く可能性がある感情・欲望の総称です。
具体的には「傲慢」「強欲」「嫉妬」「憤怒」「色欲」「暴食」「怠惰」の7つです。
タイザン5先生の前作「タコピーの原罪」の「原罪」もキリスト教に関連する言葉でしたよね。
1話時点では何とも言えませんが、一ノ瀬家それぞれが、何かしらの「七つの大罪」を犯しているとしたら興味深いですね!
7人目の存在
もし本作のモデルが「七つの大罪」であり、一ノ瀬家がそれぞれ「罪」を担当しているとするならば、7人家族のはずですよね。
1話で登場した一ノ瀬家は、主人公、妹、父、母、祖父、祖母の6人。
ひょっとしたら未登場の7人目がいて、一ノ瀬家の事故や秘密に大きく関わっているのかもしれません。
空いているイス
1話の最終ページには、ひとつだけ誰も座っていないイスが描かれています。(タイトルのところです)
「多めに買っただけでは?」と思う人もいるかと思いますが、このコマではテーブルを囲む主人公たち以外の背景がほぼ描かれていません。
そんな中、一見すると不要に思える空いたイスが描かれているのは、イスが「一ノ瀬家の誰か=7人目」のものだからではないでしょうか?
家族写真
主人公・翼の自室には、塗りつぶされた家族写真がありましたよね。
6人全員が写った写真ですが、これは「誰が」撮ったんでしょうね?
もちろんセルフタイマーの可能性はありますが、7人目がいた可能性も否定できませんよね。
【一ノ瀬家の大罪】本当に全員が記憶喪失なのか?
医師の診断によると「脳に異常はない」とのこと。
これは「客観的に記憶喪失だという証明ができない」とも言えます。
つまり、一ノ瀬家のなかに「記憶喪失のフリ」をしている人物がいたとしても誰も見抜けないのです。
仮に記憶喪失のフリをした人物がいたとするなら、その人物は確実に何かを隠していますよね。
後ろめたいことがなければ「記憶がない」なんて嘘をつく必要はないはずです。
もちろん、現状は全員が記憶喪失という可能性のほうが高いとは思います。
ひとつの可能性として受け取ってくださいね!
【一ノ瀬家の大罪】部屋に鍵がかかっていた理由は?
一ノ瀬家は家族全員が個室であり、かつすべての個室に鍵がかかっていました。
ここでは、なぜそれぞれの部屋に鍵がかかっていたのかを予想していきます。
偽装家族?
一ノ瀬家が偽物の家族、つまり全員他人だったという説です。
父親の免許証や翼の学生証があるので、社会的には家族で間違いないでしょう。
ただ、何かしらの目的を果たすための偽装結婚や養子縁組など、血の繋がりのない家庭なのかもしれません。
そう考えると、他人同士ですのでお互いを信用しておらず、各自個室に施錠をしていてもおかしくないですよね。
いっぽうで、翼が見つけた家族写真だけを見ればごく普通の幸せ家族に見えます。
しかし、この写真すら「幸せ家族」に見せかけるための偽装という可能性も否定できません。
本当の家族だがお互いを疑っている?
血の繋がりはあるものの、家族として機能していない説です。
先ほど解説した「七つの大罪」にも関連しますが、それぞれが何らかの「罪」を犯しており、他の家族に隠しているのではないでしょうか。
たとえば主人公が「強欲」だとするならば、強盗や窃盗の常習犯だった、といった具合ですね。
翼が見つけた家族写真から、かつては仲睦まじい家族だった可能性はあります。
ただ、それぞれが罪を犯し、隠蔽していくうちに、身内すら敵に見えてきたとしたらどうでしょうか?
疑心暗鬼から自室に鍵をかけていても不思議はありませんよね。
皆さんはどう思いますか?
タイザン5先生のデビュー作「タコピーの原罪」もめちゃくちゃ面白いのでぜひ!
上下2巻で完結しているのでサクッと読めちゃいます!
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