【怪獣8号】66話考察!神社の侍の正体は?解放戦力1%のカフカが格闘術を修得する意味とは?【マンガ考察】

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こんにちは!

怪獣8号考察班の兎丸です!

 

皆さん、第66話は読みましたか?

66話を一言で言うとすれば「最後の侍誰?」ではないでしょうか。

 

今回は、66話の内容に沿いながら、解放戦力1%のカフカに「隊式格闘術」を勧めた本当の理由や、突然現れた謎の侍の正体を考察していきます。

 

今後の展開についても触れていますので、ぜひ最後までお付き合い下さい!

 

本記事は最新話までのネタバレを含みます。

本編未読の方は下記リンクから読んできてくださいね!

 

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それではいってみましょう!

 

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【怪獣8号】66話考察!神社の侍の正体は?カフカが修得する隊式格闘術とは?

ポイント

①明暦の大怪獣と江戸時代の怪獣討伐

②隊式格闘術を勧める理由

③神社の侍の正体は?

 

明暦の大怪獣と江戸時代の怪獣討伐

保科副隊長がカフカを連れてきたのは、過去に怪獣討伐で亡くなった人を祀る「龍寧神社」。

その歴史は江戸時代までさかのぼります。

室町時代から続く怪獣討伐の家系・保科家の先祖も祀られています。

保科副隊長の「僕らも死ねばここに祀られる」という発言から、殉職した防衛隊員も祀られているようです。

10年前に亡くなったキコルの母・ヒカリのように、怪獣災害から人々を救った英雄の魂が眠る聖地と言えるのではないでしょうか。

保科副隊長がカフカを連れてきたのも、過去の英雄が眠る地を訪れることで、カフカに初心を思い出させる目的があったのかもしれませんね。

 

明暦の大怪獣とそのモデル

そんな龍寧神社が作られるきっかけとなったのが「明暦の大怪獣」と呼ばれる災害です。

1657年に発生し江戸の大部分を焼け野原にしました。

「明暦の大怪獣」は、私たちの世界で実際に起きた「明暦の大火」がモデルだと思われます。

 

「明暦の大火」は1657年(明暦3年)に発生した江戸時代最大の大火災です。

3日間の間に起きた3件の火災の総称で、本郷丸山本妙寺から出火し、最終的には江戸城本丸を含む江戸市街地の6割が焼失しました。

この火災による犠牲者は10万人にものぼると言われています。

 

江戸時代の怪獣討伐

「怪獣8号」の世界の科学技術がどのように発展してきたのかは分かりませんが、作中の描写を見る限り私たちの世界とそれほど変わらないものと思われます。

保科副隊長が「今よりもっと原始的に怪獣と戦わなあかんかった時代」と言っているように、防衛隊のスーツが誕生する前の怪獣討伐はいまよりもずっと死が身近にあったのではないでしょうか。

これは作中で描かれた「甲冑を着て槍や弓矢で巨大怪獣と戦う侍たちの絵」を見るだけでなんとなく想像がつきますよね。

まさに猛獣に群がるアリのようです。

そんな過去の戦士たちが命がけで積み重ねた怪獣討伐のノウハウが、現在の防衛隊にも活かされているのだと思います。

 

隊式格闘術を勧める理由

保科副隊長がカフカに勧めたのは「隊式格闘術」の修得でした。

解放戦力1%のカフカでは、銃や剣などの戦力を解放できません。

ここまでは分かります。

ただ、「結局1%のカフカじゃたいした威力にならないんじゃ?」と感じた人もいるのではないでしょうか。

ここでは、保科副隊長がカフカに「格闘術」を勧めた本当の理由について考察していきます。

 

結論から言ってしまうと、「格闘術」なら怪獣8号の状態でも使えるからではないでしょうか。

保科副隊長は怪獣化が進行するカフカに対して「変身を避けられない以上、お前自身を強化して変身時間を極力抑える」と発言しています。

一見すると「変身前の状態でも戦えるようにし、なるべく怪獣8号にならずに済むようにしたい」という意図に思えますよね。

もちろんそういった側面もあるでしょう。

しかし、見方を変えると「変身後に格闘術を使用することで戦闘時間を短縮する」とも取れます。

実際、保科副隊長はカフカに「8号の高いスペックに頼る癖がついている」と指摘していますよね。

つまりカフカは「8号」という超火力武器を使いこなせていないということです。

どんな切れ味の良い刀でも、正しい剣術で戦わなければ簡単に刃こぼれし、やがては折れてしまいます。

もしカフカが「格闘術」を修得し、無駄のない動きを実現できるようになったとしたら、それはそのまま8号のパワーアップにも繋がります。

ただでさえ最強な8号が洗練された格闘術を使ったら、あっというまに戦闘が終了しそうですよね。

 

「お前自身を強化して変身時間を極力抑える」とは、「8号」の使い手であるカフカの技術を鍛えることで変身時間そのものを短縮するという意味だと考えられます。

 

神社の侍の正体は?

突如現れた謎の侍。

とても普通の人間とは思えない佇まいでしたよね。

ここでは、カフカの前に現れた謎の侍の正体について3つの仮説を考察していきます。

 

①過去に怪獣を取り込んで戦っていた人物

カフカと同じように、怪獣の力を使って戦っていた人物という説です。

記録に残っていないだけで、カフカのように「怪獣化する人間」が過去にも存在した可能性は否定できません。

先ほども解説したように、スーツがなかった時代は、いまよりも圧倒的に人類が不利な状況でした。

普通に全滅していてもおかしくありませんよね。

そんな劣勢すぎる人類の救世主として戦っていたのが「怪獣を取り込んだ侍」だったのではないでしょうか。

そして「怪獣を取り込んだ侍」こそが「適合者」の元祖であり、ゆくゆくはその他の怪獣兵器の発展へと繋がってきたのかもしれません。

そう考えると、本エピソードの名前が「適合者」である意味も見えてきますよね。

「そもそもどうやって怪獣の力を取り込んだんや」という問題ですが、追い詰められた誰かが怪獣を食ってみたら適合しちゃった♪とか全然あり得ると思うんですよね。

 

②ミツケタ怪獣

あの侍こそがミツケタ怪獣の元となった人物という説です。

侍の姿はカフカにしか見えていないようですので、カフカだけが持つなんらかの要素が影響している可能性は高いですよね。

保科副隊長にはなく、カフカが持っている要素といえば「怪獣8号」つまり「ミツケタ怪獣」ではないでしょうか。

ミツケタ怪獣については分からないことの方が多いですが、唯一「怪獣に深い憎しみを抱いている」ことが判明しています。

これはカフカがミツケタ怪獣に乗っ取られたときに、ミツケタ怪獣が「怪獣コロス」と連呼していたことからも分かります。

憎しみ以外の感情を失ってしまったようにも見えるミツケタ怪獣ですが、ひょっとしたらカフカになにかを伝えようとしているのかもしれませんね。

ちょっと根拠が薄いですが、そろそろミツケタ怪獣関係が明らかになってもいいんじゃないかという思いも込めて考察してみました。

 

③カフカの祖先

カフカの祖先が実は怪獣討伐の英雄だった説です。

正直「ミツケタ本人説」よりも根拠はないですが、ジャンプ的な展開としてはじゅうぶんあり得るのではないでしょうか。

「ジャンプあまり読まない」という人向けに説明しますと、ジャンプの王道バトルマンガでは、一見なんの才能も持っていない主人公が「実はめちゃくちゃ凄い人の子ども(または子孫)でした」というパターンがめっちゃあります。

ワンピースで言えばルフィ=海軍の英雄の孫であり、世界的な革命家の息子。

NARUTOならナルト=里を救った英雄を両親に持つ。

といった具合ですね。

そう考えると、「カフカの先祖が実は伝説級の討伐者でした!」と言われても納得できます。

カフカ自身も知らなかった先祖との繋がりが、討伐者を祀る神社を介して実現したのではないでしょうか。

 

皆さんはどう思いますか?ぜひコメント欄で教えて下さいね!

 

今回は以上です!

それではまたお会いしましょう!

 

 

 

【怪獣8号】松本直也先生の過去の作品を一挙紹介!

ここでは「怪獣8号」作者である松本直也先生の過去の名作をまとめています。

試し読みもできますので、気になった方は試し読みだけでも覗いてみてはいかがでしょうか?

 

ねこわっぱ!

松本直也先生のデビュー作。

神に育てられた怪力幼女「タマ」が巻き起こすホッコリコメディです。

一言でいうならば松本版「ドクタースランプ」!

ねこわっぱ! 1

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ポチクロ

ジャンプ+の黎明期を支えた名作!

悪魔の少年クロと、魔界に迷い込んだ女子高生ポチが織りなす胸キュンバトルラブコメディ!

一言でいうならば松本版「魔法陣グルグル」!

ポチクロ 1

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コミックスにはキャラクタープロフィールや世界観の設定が載っています!

 

 

 

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