こんにちわ!
怪獣8号考察班の兎丸です。
防衛隊の前に突如として現れた怪獣9号。
怪獣と言うよりもまるでエイリアンのような外見には正直背筋が凍りましたよね。
複数回に渡って防衛隊の前に立ちふさがった9号ですが、その強さや能力には不明な点が多くあります。
今回はそんな怪獣9号について考察していきたいと思います。
↓怪獣についてはこちらの記事でも解説しています!↓
後半では最新話から見えてきた9号の目的についても深掘りしていますので、ぜひ最後までお楽しみください!
それではいってみましょう!
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怪獣9号のプロフィール
怪獣9号はキノコのような頭部とむき出しの歯が特徴的な怪獣です。
一見すると目がないように見えますが、キノコの傘に隠れているだけで実際はきちんと目があります。
カフカに続き歴史上2体目の未討伐怪獣となりました。
人語を完全に理解しており、ややくだけた調子でかつ淡々とした口調で話す独特の空気感を持っています。
感情を表に出さないタイプで常に飄々としていますが、人間を殺すことには一切のためらいがありません。
捕食した人間の姿に擬態することができ、普段は一般人として人間社会に紛れながら生活しているようです。
作中ではカフカの元職場である怪獣清掃業者モンスタースイーパーの新人・穂高タカミチとして登場しましたよね。
相模原でカフカに負けた後は、たまたま絡んできたメガネの男性・長峰カンジに擬態しながら復讐の機会を伺い、43話にて第1部隊が担当する品川エリアを襲撃しました。
「エリンギ」とも称されるキモ可愛さやユーモアを感じさせる立ち振る舞いから、本作のマスコットキャラクターと言えなくもない存在かもしれません。
だんだん可愛く見えてくるんですよね…
怪獣9号の強さは?
いまだフォルティチュードが明かされていない9号ですが、実際のところどのくらいの強さなのでしょうか。
結論から言ってしまうと、怪獣9号は同じ識別怪獣である8号(カフカ)や10号よりも低いと考えられます。
怪獣9号の過去の戦績は?
ひとつめの根拠として、これまでの戦績が挙げられます。
初登場となった防衛隊の入隊試験では、不意打ちに近い形とはいえ、当時すでに解放戦力46%を記録していたキコルを一撃で戦闘不能にしましたよね。
ちなみに訓練を積んだ一般隊員の解放戦力が20%程度、キコルの46%は小隊長クラスとされています。
次に、カフカたちの初任務である相模原討伐作戦に乱入した9号は市川レノと古橋伊春を襲撃。
圧倒的な力の差を見せつけました。
しかし、その後の怪獣8号との戦闘では、規格外のパワーを持った8号に一方的にやられ、最終的にはかろうじて原型をとどめられる状態にまで追い詰められていましたよね。
これらの戦績から、9号の強さは防衛隊で言えば隊長・副隊長クラス。
怪獣で言えばフォルティチュード9.8の怪獣8号には及ばないレベルと言えますね。
怪獣9号は8号よりも弱い?
ふたつめの根拠として、9号の戦闘力は大怪獣としてはそれほど高くないということです。
相模原でレノたちと戦った際、レノと伊春は9号の見えない攻撃を何度もかわしていました。
また、スーツの補助ありきではありますが、攻撃を受けたレノたちは走ったり戦闘を続けたりと言った動きが取れていましたよね。
解放戦力20%程度の一般隊員レベルであるレノや伊春に攻撃を見切られている点、一撃の威力がそれほど高くない点から、一撃で巨大怪獣を吹き飛ばすカフカや、保科副隊長の刀伐術でも決定的なダメージを与えることができない硬度を持つ10号と比較するとやや見劣りする部分は否めません。
このことから、9号の戦闘力はフォルティチュード9.0の10号よりも低いと推察できます。
以上の2点から、9号の戦闘力は8号や10号よりも低い数値であると考えられます。
ただ、計画的にことを進める様子から、9号は脳筋っぽい10号と比べて知的で頭が良い印象がありますし、次に解説する多彩な能力も持っていますので一概に「弱い」とは言い切れないと考えます。
怪獣9号の能力は?
次に9号が持つ数々の能力について考察していきたいと思います。
見えない攻撃
指先から放つ不可視の弾丸のような攻撃です。
キコル曰く「一定の予備動作がある」とのことで、実際に攻撃を放つ直前に指先が一瞬膨らむ様子が描かれていましたよね。
先ほども解説したように一撃の威力はさほど高くありませんが、連発が可能な分対処が難しい攻撃と言えるのではないでしょうか。
とはいえ、防衛隊のようにシールドを展開したり、スーツの止血機能などの補助がない生身の人間であれば簡単にお陀仏でしょう。
疑似空間
相模原でレノと伊春を閉じ込めた能力です。
本来は人間世界に潜むための能力とされています。
外部からは感知ができない空間であり、物も生き物も9号の許可なしには外へ出られないことが9号によって説明されました。
レノや伊春が内部から通信を試みますが失敗に終わっていることから、電波も妨害できるものと思われますね。
なぜかカフカだけは外部から感知でき、何の苦労もなく侵入していますが詳細は不明です。
怪獣の死骸を操る能力
一度死んだ怪獣をより強い状態で蘇らせたり、念力のような力で死骸を動かして防御壁代わりに使う様子がありました。
また、怪獣8号と対面した際にはその強さに関心しながら「手駒に欲しいな君の死骸」と発言しています。
このことから、9号は怪獣の死骸をある程度自由に操作できる能力を持っていると思われます。
ちなみに9号曰く、「怪獣を蘇らせるのは疲れるし数に限りがある」とのことですので、技術ではなく9号自身の能力であると推察されますね。
カフカも怪獣状態で欠損した肉体を再生するのは体力を消耗すると言っていましたので、9号が怪獣を蘇らせる仕組みも似たようなものなのでしょうか。
怪獣の体の構造を変える能力
相模原討伐作戦では、余獣の体を調べたカフカによって「定番の場所に核がないこと」「本来付いていないはずの増殖器官が存在していること」が明かされました。
これは後に9号本人が「仕込んだ増殖器官が破壊されてる」「分裂発生する変種の余獣で裏をかくつもりだった」という発言からも裏付けられています。
つまり、9号は怪獣の構造を自由にいじることができると言えるでしょう。
ひょっとしたら構造を変えられた余獣も、実は一度死んでいて、死骸を操る能力によって身体の構造を変えた状態で生き返らされた可能性もありますね。
脱皮
カフカと四ノ宮長官の戦闘が終わったあと、脱皮して強化されたような描写がありました。
詳細は不明ですが、脱皮を繰り返すことでより強靭な肉体を得る特性があるのかもしれません。
能力幅広すぎでしょ
怪獣9号の目的とは?「怪獣を取り戻す」の真意を考察
そんな9号ですが、なんのために怪獣の構造をいじってまで防衛隊の前に立ちふさがるのでしょうか。その目的について考察していきたいと思います。
現在判明している9号の目的として「カフカへの復讐」と「怪獣の力を取り戻すこと」が挙げられます。
カフカへの復讐
正確には怪獣8号への復讐ですね。
入隊試験と相模原討伐作戦の2度に渡って邪魔をされ、相模原では完膚なきまでに叩きのめされた恨みから文字通りカフカの命を狙っていると思われます。
実際に9号はカフカとの戦闘後に「次は君を殺す」と捨て台詞を吐いていましたし、その後も随所で「怪獣8号を殺す」といった発言を繰り返しています。
いまだ怪獣8号の正体がカフカということまではバレていませんので、10号のように防衛隊基地を直接襲撃!なんて事態にはならないと思いますが、仮に正体がバレたとしたらかなりやっかいですね。
→43話でほぼ正体がバレました。
怪獣の力を取り戻す
怪獣の力を取り戻すことについては、カフカが四ノ宮長官との戦いを終えた後に再登場した9号が言った「人間の手に堕ちた怪獣の力を怪獣の元に取り戻すとしよう」というセリフから判明しました。
人間の手に堕ちた怪獣とはおそらく四ノ宮長官のアームのような「識別怪獣兵器」をはじめとする、怪獣を素材とした兵器全体を指しているのではないでしょうか。
つまり、9号の目的は防衛隊に討伐され、その能力を奪われた怪獣の力を奪い返すことと言えるでしょう。
怪獣同士の仲間意識から来る行動なのか、はたまた9号が他の怪獣の力を利用したいだけなのかは不明です。
怪獣の死骸を操れる9号ですので、素材から元の怪獣を蘇らせるなんていうことも可能なのかもしれませんね!
そうなった場合、かつて札幌市を壊滅寸前まで追い込んだ怪獣2号や、200人以上の隊員とキコルの母親の命を奪った原因である怪獣6号といった過去の大怪獣が再び猛威を振るう事態もあり得るのかもしれません。
いずれにしろ9号の動向が今後の物語の重要なポイントになるのは間違いありませんね!
皆さんはどう思いますか?
黒幕的ポジションとなるのか…見ものですね!
怪獣9号の能力や目的のまとめ
いかがでしたか?
一度見たら忘れられない強烈な見た目と、どこか憎めない愛嬌のある怪獣9号。
異常な怪獣災害の影には常に9号の存在がありましたよね。
また、怪獣8号との勝負に負けてからはカフカとの因縁も生まれ、今後ライバル的存在になりうるキャラクターと言えるでしょう。
未だ謎に包まれた9号の真意に注目ですね!
今回は以上となります。
またお会いしましょう!
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