【怪獣8号】新章開幕!ついに始まる群発災害!なぜ黒髪のキコルに擬態していた?【69話考察】

怪獣8号考察 怪獣8号

こんにちは!

怪獣8号考察班の兎丸です!

 

皆さん、第69話は読みましたか?

着々と進む戦いの準備。

ミナとカフカ、それぞれの思い。

黒髪のキコルちゃん(最高)。

新エピソードの開幕にふさわしい衝撃的なラストでしたよね!

 

今回は、69話の内容に沿いながら、ミナとカフカの心情や、なぜ脳みそ怪獣がキコルに擬態していたのかについて深堀りしていきたいと思います!

 

ぜひ最後までお付き合い下さい!

 

本記事は最新話までのネタバレを含みます。

本編未読の方は下記リンクから読んできてくださいね!

 

↓ジャンプ+へ飛びます↓

 

それではいってみましょう!

 

スポンサーリンク

【怪獣8号】前回までのあらすじ

9号に取り込まれた四ノ宮功は、内部から抵抗を試みていました。

9号により作られた怪獣は、功の想像をはるか凌ぐ形で成長を続けています。

同時期、日本各地で謎の怪獣被害が多発。

詳細は不明ですが、どれも従来の怪獣よりも高い知能を有しています。

防衛隊はこれを9号による災害の予兆と捉え、対策会議を進めます。

封印された1号スーツの解除。

本編未登場の識別怪獣兵器の集結。

母親の形見である4号兵器を受け継ぐ四ノ宮キコル。

そして、残された防衛隊に希望を託し、功の意識は薄れていくのでした。

 

【怪獣8号】新章開幕!ついに始まる群発災害!なぜ黒髪のキコルに擬態していた?【69話考察】

ポイント

①カフカとミナ、それぞれの心情

②「群発災害」とは?

③なぜ怪獣は黒髪キコルの姿をしていた?

 

カフカとミナ、それぞれの心情

久しぶりに対面したカフカとミナ。

「幼い頃交わした夢を叶える」という目的は一致しているはずなのに、今回のやりとりではどこか気持ちがすれ違っている印象を受けました。

ここでは、カフカとミナそれぞれの視点から心情を考察していきます.

 

カフカの心情

ミナとの約束を叶える目的を忘れたわけではありませんが、今は「9号討伐は自分の役目」という思いが強いように感じます。

カフカがここまで強い意志を持つようになった要因として、自身の怪獣化が進行している点が大きいのではないでしょうか。

圧倒的な力を持つ「怪獣8号」に変身できるカフカですが、変身を繰り返すたびに少しずつ肉体が怪獣に近づいています。

現在は、手の一部が常に怪獣化している状態でしたよね。

つまり、カフカは「いつまで自分の意志で戦えるのかわからない」状況にあります。

怪獣化が進行した末にカフカの意識が残るとは限りませんし、そもそも防衛隊がカフカの存在を許さないでしょう。

そういった意味で、カフカにはあまり時間がありません。

「9号に対抗できるのは自分だけ」

「仲間を危険に晒さないため、自分が9号と戦わなくては」

「しかし自分には時間が残されていない」

そんな責任感と焦りが、「9号討伐は自分の役目」という、呪いじみた思い込みに繋がっているのではないでしょうか。

ミナが「無理をしている」と感じたのは、こうしたカフカの強すぎる責任感を見抜いたからだと考えられます。

 

ミナの心情

「自分がやらねば」と考えるカフカに対して、ミナは「カフカと共に戦いたい」という思いが強いように感じます。

ミナは幼い頃から、年上の幼馴染であるカフカに助けられ、守られてきました。

おそらくミナ自身は、いつまでも守られてばかりの自分を嫌っていたのではないでしょうか。

これは「私強くなったよ。もう君の後ろに隠れていなくても大丈夫。だから一人で背負い込まないで」というセリフから感じ取ることができますよね。

もう守られてばかりの自分ではない。

やっとカフカの隣で戦える力を手に入れた。

だから「いっしょに」戦おう。

ひょっとしたらミナはずっと「カフカと対等な関係になりたい」と思っていたのかもしれませんね!

残念ながら、仲間を傷つけたくないカフカには受け入れてもらえなかったようですが。

ミナの寂しそうな表情の裏には、いまだ自身を「守るべき存在」として見ているカフカに対する悲哀の感情があるのではないでしょうか。

 

「群発災害」とは?

新エピソードのタイトル「群発災害」。

作中でもちょいちょい登場するワードですが、いったいどういう意味なのでしょうか。

「群発」とは、特定の期間内にしきりに起こることを意味する実在する言葉です。

作中における「群発災害」は、強力な怪獣が同時期に複数発生する状況を指します。

過去に発生した「怪獣6号」を中心とした群発災害では、200人以上の隊員が犠牲になりました。

元第2部隊隊長であり、キコルの母親でもある四ノ宮ヒカリも、6号による群発災害で亡くなっています。

ざっくり言えば「やべえ怪獣がいっぱい攻めてくるやべえ状況」ってことですね。

ちなみに私たちの世界でも「群発地震」と呼ばれる災害があります。

これは、ある特定の地域に集中して地震が発生する現象で、余震や本震といった区別が付きにくい特徴があります。

「怪獣8号」の世界では、怪獣が「災害」として認識されています。

おそらく「群発災害」は「群発地震」から着想を得たのではないでしょうか。

 

なぜ怪獣は黒髪キコルの姿をしていた?

新宿歌舞伎町に出現し、一瞬で多数の犠牲者を出した脳みそ怪獣。

その擬態していた姿は、黒髪の四ノ宮キコルそのものでしたよね。

ここでは、なぜ脳みそ怪獣がキコルの姿に擬態していたのかを考察していきます。

 

結論から言ってしまうと、キコルの姿は9号の記憶から再現されたものではないでしょうか。

怪獣9号には、取り込んだ人間の記憶にアクセスできる能力があります。

そして9号はキコルの父・四ノ宮功を取り込んでいますので、当然、娘のキコルに関する記憶があるはずですよね。

おそらく怪獣としては、自然な形で人混みに紛れるため、女子高生の姿を選んだものと考えられます。

9号の記憶内の女子高生=キコルだったのではないでしょうか。

わざわざ擬態した理由は、怪獣の姿のままでは目的を達する前に防衛隊に妨害される可能性が高いからですね。

 

脳みそ怪獣が9号と記憶を共有し、記憶にある人物を再現できるとするならば、四ノ宮功の妻・ヒカリの姿にも擬態できることになります。

今後はキコルVSヒカリなんていうマッチメイクが実現してしまうかもしれませんね!

 

皆さんはどう思いますか?ぜひコメント欄で教えて下さいね!

 

今回は以上です!

それではまたお会いしましょう!

 

 

 

【怪獣8号】松本直也先生の過去の作品を一挙紹介!

ここでは「怪獣8号」作者である松本直也先生の過去の名作をまとめています。

試し読みもできますので、気になった方は試し読みだけでも覗いてみてはいかがでしょうか?

 

ねこわっぱ!

松本直也先生のデビュー作。

神に育てられた怪力幼女「タマ」が巻き起こすホッコリコメディです。

一言でいうならば松本版「ドクタースランプ」!

 

ポチクロ

ジャンプ+の黎明期を支えた名作!

悪魔の少年クロと、魔界に迷い込んだ女子高生ポチが織りなす胸キュンバトルラブコメディ!

一言でいうならば松本版「魔法陣グルグル」!

  

2023年アニメ化決定!

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました