こんにちは!
怪獣8号考察班の兎丸です!
4月15日(金)に第60話が公開されましたね!
今回も最新話の深堀り考察をしていきたいと思いますので、ぜひ最後までお付き合い下さい!
本記事は最新話までのネタバレを含みます。
本編未読の方は下記リンクから読んできてくださいね!
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それではいってみましょう!
前回までのあらすじ
10年前の回想。
怪獣6号は、数多くの本獣クラスを従えて襲撃してきました。
第4部隊隊長・緒方ジュウゴは、当時を振り返りこう語ります。
「小田原に滅多に降らない大雪と共に、今でも人々の記憶に刻まれている絶望の象徴だ」
そしてその適合者候補となった若き才能・市川レノに想いを馳せます。
場面は変わって6号の適合テスト。
腕部のみを装着し、6号との適合に臨むレノ。
その脳裏には、緒方隊長に言われた「使用者の半数が除隊前に命を落としている」という事実がよぎります。
しかし、レノは「怪獣」として戦うカフカの夢を守るため、危険を承知で適合テストに臨むのでした。
「負けない」
気を引き締めるレノでしたが、次の瞬間、レノの意識は6号に飲み込まれてしまいます。
レノが目を覚ましたのは医務室でした。
辞退を進める緒方隊長でしたが、6号の危険性を知ってもなおレノの決意は揺るぎません。
そんなレノに四ノ宮ヒカリの姿を重ねた緒方隊長は、レノが6号を使うに値する人物なのかを1カ月後に見極めると宣言します。
【怪獣8号】第60話ネタバレ解説!ついに明らかになった6号の能力!古橋伊春は闇落ちする!?
①レノ、1カ月で結果を出しちゃう
②6号の能力は「冷気」
③伊春の心境に異変?今後の展開は?
レノ、1カ月で結果を出しちゃう
なんと適合失敗からの1カ月間がまるごとカット!
松本先生の思い切りの良さは健在ですね(笑)
これには緒方隊長も驚いており、「若者に現実見せるための無理難題のつもりだった」と本音を漏らしています。
1カ月という条件を提示した緒方隊長ですが、まさか本当にクリアできるなんて思っていなかったということですね!
頭ごなしに否定するのではなく、やるだけやらせて諦めさせる。
緒方隊長なりに、若者の命を守りたかったのかもしれませんね。
緒方隊長の側近・トーコによると、レノは入隊後の伸びが異常であり、上昇速度だけで言えば四ノ宮キコルを遥かに超える逸材とのこと。
緒方隊長が「天才」と称していることからも、レノの潜在能力の高さが伺えます。
ちなみに今回レノが討伐した怪獣はフォルティチュード6.4。
これは、10号とともに第3部隊基地を襲撃した翼竜型怪獣とさほど変わらない強さです。
翼竜型怪獣は、第3部隊の斑鳩小隊長でもダメージを与えることができず、集団戦でなんとか討伐できるレベルでしたよね。
当時のレノでは、単騎で討伐することは不可能でした。
この様子から、フォルティチュード6近辺の怪獣は、一般的な隊員が単騎で討伐することは難しく、集団で挑めば討伐可能なレベルと言えるでしょう。
適合の見極めに使われていることから、フォルティチュード6は平均的な本獣のレベルでもあるのではないでしょうか。
6号の能力は「冷気」
ナンバーズ6の能力は「冷気」でした。
レノの戦い方を見るに、スーツが接している面に冷気を発生させ、銃弾にも冷気を付与できるものと思われます。
思い返せば、レノは初任務である相模原作戦で「氷結弾」を使用していましたよね。
レノは氷結弾に対して「性に合ってるかも」と発言しています。
氷結弾などの特殊な弾丸は、「ユニ器官」と呼ばれる怪獣の器官から生み出されています。
おそらくレノは「冷気」を操る怪獣全般との親和性が高いのかもしれませんね。
また、前回描かれた6号襲撃時の回想では雪が降っていました。
「雪くらい降るじゃん」と思われるかもしれませんが、当時を振りかえった緒方隊長は「小田原に滅多に降らない大雪」と語っています。
ひょっとしたら10年前の大雪は単なる天候ではなく、6号の強すぎる冷気が作用して降ったものだったのかもしれません。
天候を変えるほどの冷気ともなれば、当然使用者であるレノの体も無事では済まないと考えられます。
普通に考えれば凍傷や凍死になっちゃいますよね。
6号が最も危険と言われるのは、強すぎる冷気が原因なのではないでしょうか。
伊春の心境に異変?今後の展開は?
伊春がめちゃくちゃ不穏なムーブをかましています。
前回、適合に失敗したレノを気遣う様子を見せた伊春でしたが、内心ではレノの失敗を望んでいた部分もあったようです。
相模原作戦にて、逃げてばかりの自分と決別し、「自分がレノを守る」と決意を新たにしていた伊春ですが、さすがにレノが先を行き過ぎたのでしょうか。
レノに対する嫉妬や劣等感、焦りといった負の感情がありありと伝わってきますよね。
歳や解放戦力が近いこともあり、伊春はレノをライバル視していました。
しかし、当のレノはカフカのために前を向き続けています。
レノは伊春を「仲間」としては見ていますが、決して「ライバル」とは思っていないように感じます。
「あとは俺がやります」
「置いてかないでくれよレノ」
両者のセリフからは、お互いが見ている景色のすれ違いがよく伝わってきますよね。
伊春の今後
そんな伊春の今後の動向を予想してみたいと思います。
ひとつめは、闇落ちルート。
初任務に引き続き、レノとの「格の違い」を見せつけられた伊春が防衛隊を去ってしまう可能性です。
単に除隊するだけならまだマシですが、力を求めるあまりに怪獣側へ……なんていう最悪のケースも考えられますよね。
個人的には、伊春には戦闘力だけに囚われず、レノをうまくサポートしてくれる存在になってほしいと思っていますが、伊春の性格的になかなか難しいかもしれませんね。
ふたつめは、覚醒ルートです。
レノとの実力差を痛感し、さらなる力を求める、というところまでは「闇落ちルート」と同じです。
しかし、変にこじれずひたむきに努力を重ね、伊春だけの戦術や能力を手に入れていく可能性もあるのではないでしょうか。
四ノ宮長官の記憶を得た9号への対策として「若き才能たちの成長が鍵」だと言われています。
今はレノに焦点が当てられていますが、はたしてレノが6号を得ただけで9号への対策になりえるのでしょうか?
実際、ミナは「中でも最重要だと思われるのが6号兵器の適合者の育成」と語っています。
あくまで「最重要」なのがレノと6号なのであって、伊春やその他同期組の強化も必須なのです。
では伊春たち「若き才能」を手っ取り早く成長させる方法は何か。
それは「専用武器」なのではないでしょうか。
保科副隊長の忍者刀や、鳴海隊長の銃剣など、ナンバーズには劣りますが「専用武器」は大怪獣にも対抗できる非常に強力な兵器ですよね。
基本的には隊長・副隊長クラスにしか支給されない「専用武器」ですが、過去に「異例」として、一般隊員であるキコルが斧型の専用武器を手に入れています。
キコルという前例がある以上、今後同じように伊春たちにも「専用武器」が支給される可能性は否定できないと思います。
むしろ、9号に知られていない伊春たちを大幅に強化できるのならば、防衛隊は率先して「専用武器」をあてがうのではないでしょうか。
皆さんはどう思いますか?ぜひコメント欄で教えて下さいね!
今回は以上です!
それではまたお会いしましょう!
【怪獣8号】松本直也先生の過去の作品を一挙紹介!
ここでは「怪獣8号」作者である松本直也先生の過去の名作をまとめています。
試し読みもできますので、気になった方は試し読みだけでも覗いてみてはいかがでしょうか?
ねこわっぱ!
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次回更新は4月29日(金)となります!

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