ジャンプ+で大人気連載中の「怪獣8号」を骨の髄まで楽しみ尽くすためにあれやこれや妄想じみた考察をのんべんだらりと書き連ねていきます。
今回は「怪獣の詳細」についてまとめていきたいと思います。
物語の根幹に関わる考察になっちゃうので盛大に予想を外す可能性がありますがそこはご愛敬ということで。
現在分かっている情報を元にできる限り怪獣の真相に迫ってみたいとおもいます!
では行ってみましょう!
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怪獣8号における「怪獣」とは?
そもそも怪獣ってなんなの?って話なんですが、大雑把に言えばウルトラマンとかゴジラとかに登場するあのデッカいヤツという認識でOKです。
ただ、怪獣8号の世界観での「怪獣」は、一般的には地震や台風などと同じ自然災害や天災のひとつとされています。
これは第1話の「怪獣大国・日本」というモノローグや怪獣を「出現」でなく「発生」と呼ぶことからなんとなく理解できますよね。
基本的に「怪獣」という文字を「地震」に置き換えても問題なく読める文章になっていますもの。
怪獣は大きさによって「超大型」「大型」「中型」「小型」に分けられています。
「超大型」は150メートル超、ビルよりも大きいまさにウルトラマンの世界です。
「大型」でも一般家屋よりも大きく、「小型」は人間サイズのものを指しますね。「中型」はその間くらいです。
怪獣の規模(強さ)は「フォルティチュード」と呼ばれる独自の数値で表されます。
フォルティチュードは地震で言うマグニチュードみたいなものという感覚でOK!
フォルティチュード6.4で一個中隊が出動するレベル。歩兵でいうと200人規模です。
フォルティチュードが8.0を越えるものは「大怪獣」と呼ばれます。
現在の最高値はカフカの9.8で歴史に残る大怪獣認定されていました。やったね!
なかでも特別強大な個体には「〇号」というコードネームが付けられます。〇には数字が入ります。
ちなみに主人公カフカは怪獣8号。史上8番目に認識されためっちゃヤバイ怪獣っていう意味です。
カフカ以外では、人語を話すキノコ型怪獣が「9号」と呼ばれていましたよね。
きっと今後10号も出てくるんでしょう。
兎丸のフォルティチュードは0.1です
怪獣の呼称「本獣」と「余獣」
そんな怪獣ですが、作中でよく「本獣」とか「余獣」って言葉が出てきますよね?
作者様によるとメインで発生した怪獣を「本獣」。本獣に付随して発生するものを「余獣」と呼ぶそうです。
余獣は本獣が作ったルートを使って現れるもの、本獣に寄生していたもの、本獣が創り出したものなど様々な種類があるようですね。
とりあえずメインの怪獣以外のこまごまとしたものは全部「余獣」と呼ぶみたいです。
勘違いしやすいのが、本獣を倒したからといって余獣まで消えるわけではないってことですね。実際に作中でも本獣を倒した途端、本獣の死骸から大量の余獣があふれ出す描写がありました。
また、必ずしも一番でっかいヤツが本獣というわけでもないです。戦闘が進んでいくうちに途中参加したヤツがメインっぽいなって思ったらそっちが本獣と呼ばれるようになります。結構曖昧です。
「本獣=ボスキャラ」と覚えておけばいいでしょう。
怪獣の生態
ここでは執筆時点までに判明している怪獣の生態についてまとめていきます。
種類
怪獣の種類は様々、キノコ系の菌類系、ワイバーンみたいな翼竜系などがいます。
さらに後述する「人型のキノコ系」みたいな変わり種も確認されています。
全怪獣に共通するものとして「核」と呼ばれる球体状の器官?を破壊されると体が崩壊してグッバイ。
相模原討伐作戦で怪獣を解体したカフカが「よくある菌類系怪獣の構造だ」「定番の場所に核がない」と発言していることから、系統ごとに似通った構造をしていることが分かりますね。
翼竜系怪獣は毎年10体前後報告されており、単独行動を好む傾向にあるらしいです。
ユニ器官
怪獣の特性を発揮する器官の呼称です。
このユニ器官を利用することで人類は特殊な兵器を作り出すことができ、強大な力を持つ怪獣に対抗することが可能となっているのです。
「敵の技術を転用して対抗する」ってやつですね。ロックマンがボスを倒して技を覚えるのと同じ理屈です。
ユニ器官を活用した兵器として特殊な効果を発揮する弾丸があります。
着弾地点を凍らせる「凍結弾」。電撃を発生させる「発雷弾」。効果は不明ですが「炸裂弾」というものもあるようですね。
四ノ宮キコルちゃんの専用武器の斧に使われている、衝撃波を放つ機能もおそらく何らかの怪獣のユニ器官だと思われます。
キコルちゃんによると、コードネームが付くほど強力な怪獣のほとんどは特別な兵器のパーツとして使われるらしいですね。
おそらく隊長格の専用武器や強化スーツのようなものでしょう!
ここら辺の設定は「東京喰種」の赫子とクインケの関係性と同じですね。知らない人はゴメン。読んで。
カフカが兵器になったらレノ君に使ってもらいたいですね!
人語を話す怪獣の謎
怪獣関係で一番大きい謎っていうのが「人語を話す怪獣」ですよね!
単行本3巻収録時点でカフカ以外に2体の人語を話す怪獣が登場しました。
キノコ型の「怪獣9号」と、翼竜型怪獣とともに防衛隊基地を襲撃した角の生えた人型怪獣ですね。
彼らは一体何者なんでしょう?本編で判明している事実を一挙にまとめていきたいと思います!
謎① 死んだ怪獣を蘇らせることができる
怪獣9号との戦闘では幾度となく倒したはずの怪獣が復活する事態が起こりました。
さらに復活した怪獣は、復活前に比べて強度が上がっているような描写があることから、明らかに何者かの手が入っていると考えられます。
そしてその可能性が最も高いのが怪獣9号ですね。
相模原討伐作戦では、カフカの機転により大量のキノコ型怪獣が討伐されました。
その大量の死骸を漁っていた9号は「また蘇らせるか?いや数に限度があるし疲れるからなアレ」と発言しています。
つまり9号は怪獣を蘇らせる術を持ち、ある程度の制限があるということがわかりますね。
さらに「疲れる」という発言から、怪獣復活は9号自身の能力であることが伺えます。
体力の消耗が大きい能力なんですかね?数に限りがあるという点も気になるところです!
また、相模原で発生した怪獣の体内の構造は、普通の怪獣とは異なるつくりであることが判明しています。
9号の「仕込んだ増殖器官が破壊されてる」という発言から、少なくとも9号は怪獣の構造を自在にいじれるということになりますね。
謎② 人間に擬態することができる
キノコ型の9号は、人間に擬態することでカフカの元職場である怪獣解体業者に潜んでいました。
同僚たちが一切怪しむ素振りを見せていないことから、普段はきちんと解体業者として仕事をしていたんでしょうね。
ただ、人間に擬態している時は、怪獣形態と比べて思うように体を使えない様子があります。相模原討伐作戦で市川レノと対峙した際には、擬態中であるがゆえに攻撃を外していましたよね。
擬態したい人物を捕食することでその姿をコピーすることができるようです。
カフカとの戦闘で消耗した9号がメガネの男性を捕食した際に、男性の名前や年齢、家族構成などを瞬時に把握していましたよね?
この様子から、9号は捕食と同時に記憶などもコピーできるものと推察できます。
いまのところ9号以外で人間に擬態する怪獣は主人公・カフカだけです。カフカを擬態と呼んでいいのかは分かりませんが(笑)。
謎③ 組織で活動しているらしい
作中の言動から、人語を話す怪獣は組織的に動いていることが示唆されています。
相模原で改造したキノコ型怪獣で防衛隊の裏をつく作戦が不発に終わった9号は、「せめて隊員の生きたサンプルでも持って帰るかぁ」と発言していましたよね。
「サンプルを持ち帰る」という言葉の背景には、サンプルの解析をする存在がいるということですし、サンプルが来るのを待っている存在がいるということにもなるのではないでしょうか?
また9号が特殊な結界のようなものの説明をした際に「人間世界に潜むときに便利」と言っています。
言葉通り9号が人間社会に溶け込むことを指しているようにも思えますが、9号以外にも人型が人間世界に潜んでいるとも取れる発言ですよね。
もちろんこれらの発言には何の裏付けもありませんので、現状ただの妄想です。
9号もカフカと同じように元人間とかだったらめっちゃおもろいですね!
まとめ
いかがでしたか?
本作のタイトルにもなっている「怪獣」。
当たり前のように怪獣という存在を受け入れていますが、冷静に考えてみると結構ナゾな部分が多いですよね?
今回紹介した怪獣以外にも、カフカを怪獣にした「虫」のような怪獣や、カフカ自身についてもまだまだ明かされていない秘密がたくさんありそうです!
今後も怪獣8号の世界を存分に謳歌できるよう考察していきますので、ぜひまた遊びに来てくださいね!
それでは!
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