勇者ニケと魔法使いククリが、世界征服を目論む魔王ギリを倒すまでの物語を描いたギャグマンガ「魔法陣グルグル」。
ギャグベースでありながら、道中では伝説の魔法「グルグル」やミグミグ族、光魔法と闇魔法の秘密といった様々な謎が解き明かされていきます。
また、主人公・ニケとヒロイン・ククリの二人の恋模様も注目すべきポイントと言え、ピュアでかわいい2人の距離が縮まっていく様子は、見ているこっちまでドキドキしてしまいますよね。
今回はそんな魅力たっぷりのメインストーリーではなく、意外と忘れがちなギャグシーンや鉄板ネタをランキング形式で紹介していきたいと思います!
それではいってみましょう!
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魔法陣グルグルの懐かしいネタ・ギャグランキングベスト8
このランキングは完全に独断と偏見で順位づけしています。クレームは受け付けていませんが、ご感想はお待ちしています。
第8位 勇者はやくウンコに行きたくてギリを倒す
勇者がツッコミのために使用していた「勇者の拳」の封印が解かれたことで現れた天使リリック。
彼女は勇者の行動を記録に残す役目を担っていました。
リリックに名前を聞かれたニケは緊張のあまり「あ…あ…あーーーーーっと」と言いよどんでしまいます。
人の話を聞かないリリックは「ハイ『勇者ああああ』」とニケの名前を「勇者ああああ」として後世に記し、「勇者、はやくウンコに行きたくてギリを倒す」と魔王討伐の経緯を便意で片付けようとしていました。
間違いだらけの勇者の記録は、最終的にキタキタ親父の策略によって「キタキタ踊りにて魔王ギリ封印される」という最悪の結末を迎えることになりました。
第7位 ウニョラー化
ウニョラー化とは、勇者一行が魔境を訪れた際に口にした魔境名物の青トウガラシの影響で狂戦士化した現象をさします。
青トウガラシを食べたニケとククリは猫目になり「ウニョラー!」「トッピロキー!」と謎の叫び声をあげながら暴れまわりました。
「ヒッポロ系ニャポーン」と呼ばれるお店で「ハァァ…ニャポットナ~」という掛け声を受けることで治療することができます。
何を言ってるのかわからない方はぜひ単行本を読んでみましょう。
第6位 さっぱり妖精
さっぱり妖精は、作中で頻繁に起きるサッパリな状況でのみ登場する妖精です。
とがった鼻と耳が特徴的なコロボックルのような見た目をしており、「はぁ~さっぱりさっぱり~」という軽快な音頭とともに通り過ぎていく存在です。
別パターンとして混乱した状況に「ダイッコンッランです!ダーイコンラン」と叫ぶ「ドサクサ妖精」や、ビックリした人の頭をハンマーで効果的になぐる「びっくり妖精」が登場しました。
さっぱり妖精の上位種として「さっぱり王子」がいます。
通常のさっぱり妖精はさっぱりな状況でただ通り過ぎていくだけなのに対し、さっぱり王子は周囲の混沌とした状況をサッパリとさせてくれる能力を持っています。
魔王ギリ討伐後、ククリが意を決して愛の告白をしようとしている場面で、急激な便意に襲われそれどころではなくなったニケのお腹をサッパリとさせ、綺麗にエンディングを迎えられるようサポートしてくれました。
第5位 ギップルのテント
ギップルのテントは、勇者一行をサポートしてくれる風の精霊ギップルの能力のひとつです。
マントを巨大化させてテントのように活用できる非情に便利な能力と言えるでしょう。
ひとつ難を上げるとするならば、ギップルはマントの中はふんどし一丁ですので、マントをテント化させて中で横になると、ちょうど視線の先にふんどし姿の下半身が入ってしまう点でしょうか。
ちなみにギップルたちの頭領と言える「風の王」も同様の能力を持っていますが、彼のテントの中では普通の人間サイズの下半身が天井にぶら下がることとなります。
第4位 ワキおにぎり
ワキおにぎりは、その名のとおりワキで握ったおにぎりを指す作中で最も衝撃的なネタです。
紆余曲折を経てネコジタ谷でお金を稼がなくてはならなくなった勇者一行は、旅人に食事を提供することで路銀を得ようと計画します。
かわいらしいエプロン姿に身を包んだククリの愛らしさが人気を呼び「ククリちゃんはネコジタ谷の天使」と呼ばれるほど評判となりました。
たとえただの白おにぎりでもククリちゃんが作ったのなら…と喜んでおにぎりを食べる旅人がそっとテントの中をのぞくと、そこには「ほっほっほっ」という掛け声とともに自らのワキの下でおにぎりを握り続けるキタキタ親父の姿が。
のちに様々な作品でオマージュされた伝説のネタです。
第3位 勇者ランチ
勇者ランチは、旅立つ前のニケに母親が作ったランチです。
ファミコン時代のRPGのマップ画面を思わせるインパクト大の見た目をしており、「毒の沼」を食べると毒を受け、薬草を食べることで回復するなどリアルな冒険を味わえる画期的なランチと言えるでしょう。
ニケは「ほこら」や「お城」を食べてしまい、母親に「お城を食べる勇者がいますか!」と叱られ、「魔王」を食べてしまうなど混乱状態で食事を摂っていましたよね。
ちなみに現実のカフェとコラボした「グルグルカフェ」では青い海や毒の沼、城下町などが完全再現された勇者ランチが販売されたことがあります。
第2位 光魔法カッコいいポーズ
光魔法カッコいいポーズは、体からまばゆい光を放ちながら、少年誌の表紙のようなカッコいいポーズをとることによって空中で制止することができる魔法です。
周囲のモンスターの動きを止めることもでき、熟練した使い手が放つことでモンスターを光の中に消滅させることすら可能。
応用技として宙に浮いたまま移動することもできますが、カッコよさを保たないと落下してしまう難易度の高い技と言えるでしょう。
作中では勇者ニケが使用していましたが、実際は勇者に限らず誰にでも習得可能。
複数の人間が空中で入れ替わりながらかっこいいポーズを繰り出す上位技「光魔法かっこいい奴ら」も存在しますが、使用できるのは「爺ファンタジー」と呼ばれる4人組の老人のみとなっています。
主人公ニケの代名詞とも呼べる技であり、「グルグルと言えばこれ」という方も少なくないのではないでしょうか?
第1位 ザムディン
「ザムディン」は本作の最初のボス・カセギゴールドに対して勇者パーティの少年ザザが唱えた必殺の呪文です。
勇者の危機を救うべく雷鳴のエフェクトと共に「ザムディン」を放つザザでしたが、呪文を唱えても何も起こらず、その場には沈黙が流れました。
ボスであるカセギゴールドの「なんだ?ザムディンとは?」という質問に対し「知らんのか…ふっ」と不適な笑みを浮かべるザザ。
「俺のじーさんの名前だ!」
無駄に強力そうなザムディンの正体はザザのおじいさん(82)の名前だったのです。
ちなみにザムディン本人は作中で一切のセリフもなく、登場するコマも非常に小さいモブ中のモブと言えるでしょう。
ゲーム版グルグルのアイテムには「ザムディンの本」というアイテムが存在し、使用するとザザがザムディンを放ちどんな敵も一撃で倒す最強の呪文となっているらしいですよ。
まとめ
いかがでしたか?
今回紹介したもの以外にもたくさんのネタやギャグが登場する魔法陣グルグル。
こうして振り返ってみると、断片的には覚えていても詳細を忘れているものが多かったのではないでしょうか?
この機会に押し入れにしまった単行本を引っ張り出してみるのもいいかもしれませんね!
また続編である「魔法陣グルグル2」や、まさかのスピンオフ作品「舞勇伝キタキタ」はガンガンオンラインで読めますのでチェックしてみて下さい。
今回は以上となります。
それではまた次回お会いしましょう!
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