こんにちは!
チェンソーマン考察班の兎丸です!
ついに始まった「チェンソーマン2部」!
感想を一言で言うとすれば「田中脊髄剣…!」ではないでしょうか。
今回は、チェンソーマン2部最新話の内容に沿いながら、戦争の悪魔の詳細や、100日後に死ぬコケピーの元ネタを考察していきます。
第1部の話も絡めて解説していますので、ぜひ最後までお付き合い下さい!
本記事は最新話までのネタバレを含みます。
本編未読の方は下記リンクから読んできてくださいね!
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それではいってみましょう!
【チェンソーマン2部】第98話考察!戦争の悪魔の目的や能力とは?田中脊髄剣と100日後に死ぬコケピー!
戦争の悪魔の正体や能力は?
嫉妬心から「正義の悪魔」と契約した委員長によって殺害された三鷹アサ。
アサの死の間際に現れ「生きたいなら体を貰うぞ」と告げたのは「戦争の悪魔」でした。
悪魔のルール
チェンソーマンの世界では、あらゆる物事の名前を持つ悪魔が存在します。
そしてそんな悪魔には「怖がられるほど強くなる」というルールがあります。
鶏の悪魔・コケピーが脆弱なのは、「鶏」を怖がる人が少ないからですね。
逆に「暴力」「幽霊」など、人々が恐怖を感じやすい言葉の名前を持つ悪魔はめちゃくちゃ強いです。
マキマさんとヨハネの黙示録の四騎士
第1部のラスボス・マキマさんは「支配の悪魔」でした。
第1部では、チェンソーマンがかつて「4人の騎士」と戦っていたことが示唆されています。
マキマさんは「この世でなくなったほうが幸せになれるもの」として「死」「戦争」「飢餓」を挙げていました。
これにマキマさんの「支配」を合わせた4つは「ヨハネの黙示録」に登場する四騎士と一致します。
「チェンソーマン」には随所にキリスト教や聖書をイメージさせる要素が含まれています。
これらの点から、ファンの間ではマキマさんクラスの悪魔があと3人いるのではないかと言われていました。
ちなみに、マキマさんが他の3騎士を「なくなったほうが幸せになれる」と言ったのは、自分に匹敵する力を持つ3騎士を、後述するチェンソーマンの能力によって消滅させたかったのだと考えられます。
そこで登場したのが「戦争の悪魔」です。
つまり、アサちゃんの体を乗っ取った悪魔こそ、かつてチェンソーマンと戦った4人の騎士のひとりであり、マキマさんと同等の力を持つ存在なのではないでしょうか。
マキマさんによれば、チェンソーマンは4人の騎士と戦っている最中に行方をくらまし、いまだ勝敗はついていないようです。
「戦争の悪魔」がチェンソーマンを狙っているのは、そういった経緯が関係しているのかもしれませんね。
ちょっと分かりにくいかもしれませんが、ここらへんはもう第1部全巻読んでください(笑)。
「戦争の悪魔」の能力は兵器の創造?
そんな「戦争の悪魔」ですが、作中では他人に肉体から様々な兵器を作り出しています。
アサちゃんの担任・田中先生は頭部から脊髄を根こそぎ引っこ抜かれて「田中脊髄剣」と化しました。
「正義の悪魔」と契約した委員長は手を「手榴弾」に変えられています。
悪魔はそれぞれの名前にちなんだ能力を持っていますので、おそらく「戦争の悪魔」の能力は、他人の肉体から「戦争に使われる兵器」を生み出せるのではないでしょうか。
ただし、後述する「核兵器を吐き出させる」発言から察するに、作れるのは実在の兵器だけという可能性が高いです。
また、その目的は「戦争を起こすこと」だと思われます。
さきほども解説したように、悪魔は人々が恐怖するほど自らの力を増します。
人々がもっとも「戦争」に恐怖心を抱くのは、やはり実際に戦争が始まったときですよね。
「核兵器を吐き出させる」の意味とは?
「戦争の悪魔」は「待ってろチェンソーマン…!核兵器を吐き出させてやる…!」と発言しています。
第1部を読んでいない方は正直意味がわからないですよね。
実は、チェンソーマンには「食べた悪魔の名前がこの世から消える」という能力があります。
もしチェソーマンが「鶏の悪魔」を食べたなら、この世から「鶏」という存在そのものが消え去り、過去現在そして個人の記憶からも完全に抹消されてしまいます。
第1部ではチェンソーマンに食べられたものの一つとして「核兵器」の名前が挙げられていました。
これはつまり、過去に「核兵器の悪魔」がチェンソーマンに食べられたことを意味します。
「戦争の悪魔」が「核兵器を吐き出させる」と言ったのは、おそらくチェンソーマンに食べられた「核兵器の悪魔」を取り戻し、世界に戦争の恐怖をまき散らすためなのではないでしょうか。
↓「ヨハネの黙示録の四騎士」についてはこちらの記事で深堀りしています↓
100日後に死ぬコケピー
冒頭で登場した「鶏の悪魔」コケピー。
これは同じくジャンプ+で連載されていた「タコピーの原罪」に登場する宇宙人・タコピーが元ネタだと思われます。
「タコピーの原罪」は、ハッピー星からやってきたタコ型宇宙人・タコピーといじめられっ子の小学生・しずかちゃんの出会いから始まる上質なヒューマンドラマです。
SNSを中心にめちゃくちゃ話題になった作品ですので、興味のある方は試し読みだけでもぜひ!
全2巻とは思えない綿密な伏線、情緒がバカになる超展開、衝撃のラストは必見です。
また、作中では「命の大切さ」を学ぶため、コケピーは3か月後に食べられることになります。
3カ月=約90日という点から転じて、「100日後に死ぬワニ」のオマージュなのではないかとも言われていますね。
「100日後に死ぬワニ」は、その名のとおり、100日後に死ぬことが決まっているワニのなんでもない日常を描いた4コマ漫画です。
こちらもTwitterで超バズりましたよね!
真相は不明ですが、「藤本タツキ先生なら平気でやりかねない」と感じる読者は多いと思います。
読者をくぎ付けにした「田中脊髄剣」は、「ボボボーボ・ボーボボ」に登場する「田中ソード」が元ネタでしょう。
ちなみに「戦争の悪魔」が「正義の悪魔」を爆破したシーンは、タツキ先生の読み切り作品「さよなら絵梨」の1シーンと構図が同じです。
「さよなら絵梨」は読み切りながら単行本化されていますので、興味のある方はそちらものぞいてみて下さいね!
皆さんはどう思いますか?ぜひコメント欄で教えて下さいね!
今回は以上です!
それではまたお会いしましょう!
【チェンソーマン】藤本タツキ先生の過去の作品を一挙紹介!
ここでは「チェンソーマン」作者である藤本タツキ先生の過去の名作をまとめています。
試し読みもできますので、気になった方は試し読みだけでも覗いてみてはいかがでしょうか?
ファイアパンチ(全8巻)
藤本タツキ先生のデビュー作。
「チェンソーマン」の原点であり、藤本タツキ成分濃いめの作品です。
ルックバック(全1巻)
読み切り作品ながら「このマンガがすごい!2022」で堂々の1位を獲得!
SNSを中心に超話題となった作品です。
さよなら絵梨(全1巻)
こちらも読み切りながら単行本化した話題作。
正統派の「ルックバック」とは真逆の作品であり、めちゃくちゃ『クセ』の強いマンガです。
17-21(全1巻)
藤本タツキ先生の短編集です。
こちらは先生が17歳から21歳までの時期に執筆された作品がまとめられています。
22-26(全1巻)
短編集第2弾です。
こちらは先生が22歳から26歳までの時期に執筆された作品がまとめられています。
チェンソーマン最高!
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