【チェンソーマン】小説「バディ・ストーリーズ」のあらすじは?内容は?登場キャラクターは?見どころを徹底解説!【ノベライズ】

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こんにちは!

チェンソーマン考察班の兎丸です!

 

2021年11月4日(木)に発売された小説「バディ・ストーリーズ」。

みなさんはもう読みましたか?

 

原作マンガが高クオリティなだけあってめちゃくちゃ期待値が高いですよね?

「原作の雰囲気が壊れてたらヤだな…」

「思っていたのと違ったら損した気持ちになるし…」

という風に考える人も少なくないと思います。

 

今回はそんな「気になってるけどまだ手を出していません」といった方々に小説「バディ・ストーリーズ」の登場キャラクターや見どころを解説したいと思います!

実際に最後まで読んだうえでの解説ですので、それなりに説得力はあると思います。

 

物語の核心に触れるようなネタバレはありませんが、小説版にのみ登場するキャラクターなどの説明が入りますので「絶対ネタバレNG」という方はブラウザバック推奨ですよ!

 

それではいってみましょう!

 

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チェンソーマン小説「バディ・ストーリーズ」とは?

中身に触れる前に「そもそもバディ・ストーリーズって何?」という方向けにざっくりとした概要を説明しますね!

「知っとるわい!」という方は飛ばしてください。

 

チェンソーマン初のノベライズ作品

週刊少年ジャンプで連載され、アングラな雰囲気と読み応えのあるストーリーで世界的にも人気が高い「チェンソーマン」の小説作品です。

内容は、チェンソーマン本編に登場した相棒(バディ)を組んでいるデビルハンターたちの出会いや絆といった過去のエピソードが記されています。

本編の内容を補完するサイドストーリー的な立ち位置の作品と言えるでしょう。

チェンソーマンのストーリーを知らないと「???」となる場面も存在しますので、原作未読の方は絶対にマンガを最終話まで読んだほうがいいです!

本編の内容をそのまま小説化しているわけではありませんので、そこだけ注意してくださいね!

文章は「地獄楽」の小説などを手掛けた菱川さかく先生。

表紙と挿絵は原作者である藤本タツキ先生の描き下ろしとなっています。

 

「マンガぜんぶ読んだよ」って人に向けた作品ですね!

 

チェンソーマン小説「バディ・ストーリーズ」のあらすじ・登場人物と見どころ解説

第1話「名探偵パワー様と助手のデンジ」

あらすじ

パワーが早川家に住み始めて10日程経過した時期のお話。

ある日、マキマからの依頼でデンジとパワーは山奥の屋敷を訪れます。

宿泊施設になっているその屋敷では宿泊客や従業員までもが忽然と消失する事件が起きており、デンジたち以外にも民間のデビルハンターが10人以上集められていました。

ちょうど「手品探偵」という子供向けアニメにどハマりしていたパワーは「名探偵パワー」になりきって事件解決を目指すのでした。

 

登場キャラクター

パワー

公安退魔特異4課に所属している血の魔人。

相棒(バディ)のデンジとともに「人体消失事件」が起きる屋敷の謎へ挑みます。

デンジ

公安退魔特異4課に所属している本編の主人公です。

「チェンソーの悪魔」と契約しチェンソーマンに変身することができます。

ケンゾウ

小説版オリジナルキャラクターの民間のデビルハンターです。

日本刀を武器にコツコツと依頼をこなすこの道7年目の中堅とされており、性格は生真面目で素直。

その他の民間デビルハンターとは何度か一緒に仕事をこなしたこともあるようで顔見知りも多いようです。

 

みどころ

そんな「名探偵パワー様と助手のデンジ」のみどころは、なんといっても暴走するパワーに振り回されるケンゾウでしょう!

「名探偵になって賞賛を浴びたい」という願望だけで何も考えていないパワーの適当発言を、ケンゾウは「こいつはひょっとしたら大物かもしれん…」的なスタンスで信じてしまいます。

しかし当のパワーは次の日には「そんなこと言っておらん」と記憶を改ざんする始末。

はたして屋敷の謎の行方は!

ケンゾウはパワーが適当娘だと見破ることができるのか!

そして全然話にあがらないデンジの活躍はあるのか!

 

ぜひ小説「バディ・ストーリーズ」でお楽しみ下さい!

 

第2話「九年ものの味わい」

あらすじ

公安退魔特異4課に所属している岸辺は、今日も相棒のクァンシを口説きながら酒に溺れていました。

そんなある日、クァンシが新人の教育係に任命されます。

新人の中野ミナミは、なんと自らクァンシを指名してきたとのこと。

クァンシの性癖にうすうす感づきつつあった岸辺は、杞憂だと思いつつもクァンシとミナミの訓練に同席し、様子を見守ることにしました。

若き日の岸辺&クァンシ、そして新人のミナミの初任務を描いたお話です。

 

登場キャラクター

岸辺

「最強のデビルハンター」と呼ばれる白髪の中年男性で、デンジとパワーに「死にながら学ぶ」超スパルタ修業を施した師匠でもあります。

冷たい言動が目立ちますが、実際は若いデビルハンターが簡単に命を落としていくことに心を痛めているなど、心の優しいおじさんと言えるでしょう。

「バディ・ストーリー」では若かりし頃の姿で登場しました。

クァンシ

「最初のデビルハンター」と呼ばれ、岸辺が「全人類が集まって素手で殴り合う競技があったなら一位がクァンシ」と称するほど徒手空拳の戦いにおいては最強の女性です。

無感情で無表情。

常に淡々とした話し方をし、思考が読めないタイプの美人であり、恋愛対象は女性です。

本編では「弓矢の武器人間」であることが明かされました。

中野ミナミ

小説版オリジナルキャラクターの新人女性デビルハンターです。

黒髪のショートヘアに大きな瞳が特徴的で、岸辺いわく「まとも」で「クァンシのタイプ」。

なにやら考えがあってデビルハンターを志し、教育係としてクァンシを指名してきたようです。

 

みどころ

そんな「九年ものの味わい」のみどころは、なんといっても在りし日の岸辺とクァンシの絡みでしょう!

本編では二人の関係性が断片的にしか語られておらず、なんとなく「岸辺がクァンシに振られて別れたんだな」程度の認識の人も多いはず!(私がそうでした)

若き岸辺とクァンシが当時どのような会話をしていたのか。

バディとして信頼感はあったのか。

ぶっちゃけクァンシは岸辺のことをどう思っていたのか。

といったこれまでファンが脳内で補完していた部分が明らかとなります。

ちなみに今話は、単行本のオマケページに掲載されていた小話(クァンシが「私は女が好きなのかもしれない…」と告白して岸辺がフラれる話)へと繋がる物語となっています。

 

正直この話だけでも「バディ・ストーリーズ」を読む価値はあると思いますよ!

 

第3話「バディになった日」

あらすじ

早川アキは、かつて銃の悪魔の手により失った家族の墓参りのためにデンジ、パワーとともに北海道を訪れていました。

騒がしい2人のおかげで感傷に浸る暇もなく墓参りは終わり、夜の旅館でアキはひとり物思いにふけるのでした。

思い浮かぶのは今は亡き元相棒・姫野の顔。

これはアキと姫野が出会い、相棒(バディ)になるまでのお話です。

 

登場キャラクター

早川アキ

公安退魔特異4課に所属するデビルハンターで、デンジとパワーの先輩の青年です。

初登場時は姫野と相棒を組んでおり、姫野亡きあとは天使の悪魔と相棒を組むことになりました。

真面目で冗談の通じないカタブツですが、デンジとパワーの面倒を見るうちに少しずつ「大切な家族」として受け入れるようになっていきます。

姫野

公安退魔特異4課所属のデビルハンターでアキの元相棒の女性です。

幽霊の悪魔との契約により右目を失っており、顔の右半分を覆う黒い眼帯を装着しています。

悪魔の能力は「不可視の右腕」で、その名のとおり目には見えない右腕を自在に操って殴ったり攻撃を受け止めたりといったことができます。

本編の途中で惜しまれつつもこの世を去りました。

 

みどころ

そんな「バディになった日」のみどころはなんといっても姫野先輩でしょう!

本編では早々に退場してしまった姫野先輩ですが、今話では超メイン!超活躍してくれます!

デンジと出会った頃よりもほんの少し生意気なアキと、ほんの少しナイーブな姫野先輩の出会いと初任務の様子を知ることができます。

姫野先輩はアキにとってどういう人物だったのか。

また、姫野先輩は生意気なアキのことをどう思っていたのか。

 

姫野先輩ファンは必見のお話となっていますよ!

 

第4話「夢の江の島」

あらすじ

日差しの眩しいある日、デンジはアキ、パワー、マキマと念願の江の島旅行に訪れます。

夢にまでみた江の島にテンション爆上がりの一行。

観光地巡りに食べ歩き、夜はホテルでトランプに興じ、仲間との旅を満喫するのでした。

早川家とマキマによる楽しい江の島旅行のお話です。

 

登場キャラクター

マキマ

公安退魔特異4課を統べる女性で、内閣官房長官お抱えの凄腕デビルハンターです。

その正体は「支配の悪魔」であり、デンジの中に眠る「チェンソーの心臓」を狙い、デンジを飼いならすために暗躍していました。

チェンソーマン第1部のラスボスです。

 

みどころ

そんな「夢の江の島」のみどころは、なんといっても早川家とマキマのほのぼの珍道中でしょう!

マキマにデレデレなデンジ!

デンジとパワーのおバカコンビの暴走!

そしていちいちキレるアキ!

本編では後半にいくにつれて薄れていった「日常パート」がここにあります!

読んでいて「ああ、この頃は平和で良かったよなぁ」としみじみしてしまいました(笑)

「バディ・ストーリーズ」のボーナストラックとして収録されたお話なので、今話だけは「相棒」というテーマではありません。

しかし、個人的にはこれほど締めのお話としてふさわしい物語はないと感じたお話でした。

 

ぜひ「バディ・ストーリー」を読んであなたの感想を聞かせてほしいです!

 

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