【チェンソーマン】太陽が食べられた説を超わかりやすく解説!アキの弟タイヨウとの関係は?コウモリとヒルは伏線だった?【マンガ考察】

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こんにちは!

チェンソーマン考察班の兎丸です!

チェンソーマンファンの間で有名な考察のひとつに「チェンソーマンの世界には太陽が存在しない」という説があります。

今回はそんな「太陽消滅説」について、できるだけわかりやすくまとめてみました!

ぜひ最後までお楽しみくださいね!

それではいってみましょう!

 

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【チェンソーマン】太陽が食べられた?太陽消滅説とは?

太陽消滅説とは、ファンの間で根強く議論が続いている有名な考察です。

その概要は「チェンソーマンには太陽が1度も描かれていない。その理由は、太陽の悪魔がチェンソーマンに食べられたせいではないか」というものです。

チェンソーマンには「食べた悪魔の名を持つ存在をこの世から抹消する」という能力がありましたよね。

マキマさん曰く、かつては「ナチス」や「第二次世界大戦」の名を持った悪魔が存在していましたが、チェンソーマンに食べられたことで存在が消え、人々の記憶からも失われてしまったそうです。

実際、マキマにナチスについて聞かれた岸辺は「ナチス?」と困惑していました。

このように、私達の世界と同様にチェンソーマンの世界にも太陽が存在していましたが、太陽の悪魔がチェンソーマンに食べられたことでその存在がまるごと消え去った可能性があります。

以上が「太陽消滅説」の簡単な概要となります。

 

チェンソーマンが「太陽の悪魔」を食べる→世界から太陽が消える→作中に太陽が登場しない。ということですね!

 

【チェンソーマン】太陽が食べられた説を超わかりやすく解説!アキの弟タイヨウとの関係は?コウモリとヒルは伏線だった?

次に「太陽消滅説」について深堀りしていきます。

結論から言ってしまうと、太陽が消滅していた可能性は高いのではないでしょうか。

ここからは、太陽消滅の伏線と言われている作中の描写について考察していきます。

 

太陽が1度も描かれていない

ひとつめは、作中で太陽が描かれたことがないという点です。

空や暁のような光が描かれたことはありますが、はっきりと太陽だと分かるものはただの1度も描かれていません。

いっぽうで、チェンソーマンの世界にはきちんと夜が訪れています。

デンジが姫野先輩のゲロを飲んだ飲み会の時や、デンジとレゼが夜の学校に忍び込んだ時など、わりと頻繁に夜の描写がありますよね。

「暁も夜もあるのなら太陽もあるだろう」と思うかもしれませんが、チェンソーマンの世界では必ずしもそうとは言い切れません。

先ほど解説したように、チェンソーマンが食べたものとして「第二次世界大戦」があります。

戦争といえば当然たくさんの命が無くなっているはずですよね。

第二次世界大戦の悪魔が食べられ、第二次世界大戦自体の存在と記憶が抹消された時に、戦争で失われた命は蘇るのでしょうか。

おそらく蘇りませんよね。

戦争という理由が不自然に抜け落ち、ただ人が亡くなった事実だけが残ることになります。

これは普通なら矛盾する、あり得ない状況と言えます。

つまりチェンソーマンの能力は、常識やこの世の理といったものを超越した結果を残すのではないでしょうか。

このことから、仮に世界から太陽が消えたとしても暁は見られるし、夜も訪れると考えられます。

もちろん、わざわざ太陽を描く必要がないから描かなかっただけという可能性はあります。

しかし、太陽がないからあえて描かなかったという可能性も否定できないのではないでしょうか。

 

アキの弟の名がタイヨウ

ふたつめは、早川アキの弟の名前がタイヨウだということです。

デンジの先輩である早川アキにはタイヨウという名前の弟がいました。

弟のタイヨウは体が弱く、アキの両親は常にタイヨウに付きっきりでした。

アキが父親にキャッチボールをせがんでも「タイヨウの具合が良くないんだ。ひとりでできる遊びをしなさい」と言われていましたよね。

この時にアキが言った「タイヨウが元気な時なんてないじゃん」というセリフが、失われた太陽を示唆しているのではないかという説があります。

言ってしまえば言葉遊びなのですが、作者である藤本タツキ先生は時にキャラクターの名前に重要な意味を含ませることがあるので、あながち的外れとは言い切れません。

例えば早川アキは、のちに銃の魔人になることから「Ak銃」という銃の名前が由来になっています。

前作「ファイアパンチ」ではアグニとルナという兄妹が登場しました。

アグニは火の神であり、ルナは月を意味する言葉です。

一見すると繋がりが薄いように思えますが、ファイアパンチでは紆余曲折を経てアグニが「サン」と名乗るようになります。

「サン」は太陽のことですので、サンとルナは太陽と月の対比を表していると言えるでしょう。

このように藤本タツキ先生は物語の根幹を表すような意味が含まれた名前を設定する場合があります。

そう考えると、アキの弟ならばハルやナツのほうが分かりやすいのにあえてタイヨウとつけた背景には、少なからず失われた太陽の存在があるのかもしれませんね。

 

日曜日の見えないカレンダー

みっつめは作中に登場するカレンダーで日曜日が確認できていないことです。

チェンソーマンの世界のカレンダーは月曜日から始まっており、どのカレンダーも日曜日の部分が見切れています。

また、早川家の掃除当番表には月曜日から土曜日までしか書かれておらず、日曜日は枠すらありません。

こうした描写から、太陽の存在が失われたことによって太陽と関わりの深い日曜日まで消滅してしまったのではないかと言われています。

しかし、個人的な考えとしては「日曜日は存在している」と思います。

そう考える根拠として、デンジが日曜日について発言している点が挙げられます。

人形の悪魔の能力を使う刺客・サンタクロースとのやりとりのなかで、「何度でもあなたを殺しに行く」と告げられたデンジは「来んなら平日にしてくれよな、日曜は仕事が休みだからよ」と発言しています。

デンジが日曜日の存在を知っており、それを聞いたサンタクロースが日曜日について疑問に感じていないことから、作中に日曜日は存在すると言えるでしょう。

実際に作中のカレンダーを見てみると、たしかに見切れており日曜日が確認できませんが、月曜日がきちんと7日ごとに来ています。

つまり、チェンソーマンの世界の1週間は7日間あり、さきほどのデンジの発言を踏まえると日曜日は存在するという結論に至ります。

 

コウモリとヒルの悪魔

最後に、コウモリとヒルの悪魔についてです。

血の魔人パワーとバディになったデンジは、パワーの愛猫であるミーコを助けるためにコウモリの悪魔と対峙しました。

作中でコウモリの悪魔は日中にも関わらず普通に活動しています。

本来夜行性であるコウモリが昼間も行動できる理由として、太陽の光が失われたためではないかと言われています。

また、コウモリの恋人として「ヒルの悪魔」が登場しました。

「夜=コウモリ」と「昼=ヒル」が親密な関係になっている点も、太陽が失われ、昼夜の境界が曖昧になっていることを示唆しているとされています。

アキの弟のタイヨウと同様に言葉遊びの側面が強い説と言えますが、藤本タツキ先生なら裏設定として考えていてもおかしくはないですよね。

個人的にはおもしろい説だと思いますが皆さんはどう思いますか?

 

以上の点から、太陽が消滅している可能性はじゅうぶんありえますが、あくまで藤本タツキ先生の中にある裏設定的なものだと推察できます。

あと日曜日はあります。

 

【チェンソーマン】太陽が食べられた説を超わかりやすく解説!アキの弟タイヨウとの関係は?コウモリとヒルは伏線だった?のまとめ

いかがでしたか?

食べた悪魔の名前を持つものを消滅させるチェンソーマンの能力。

そしてチェンソーマンの世界から消えた太陽の謎。

これだけ考察材料が揃っていると単なる偶然とは思えないですよね。

失われた太陽についても第2部で明かされるといいですね!

今回は以上です。

それではまた次回お会いしましょう!

チェンソーマン初のノベライズ「バディ・ストーリーズ」のあらすじ・みどころはこちら!

 

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