こんにちは!
チェンソーマン考察班の兎丸です。
デンジの心臓争奪戦で登場した中国からの刺客・クァンシ。
その取り巻きである魔人「コスモ」「ロン」「ツギハギ」「ピンツイ」の4人。
クァンシにべた惚れであり、見た目も性格もバラバラな4人ですが、作中で詳細が語られたのは宇宙の魔人・コスモだけでしたよね。
今回はそんなクァンシの魔人の能力や正体について考察していきたいと思います。
果たしてコスモ以外の3人はいったいなんの魔人なのでしょうか?
それではいってみましょう!
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クァンシガールズ・コスモ
コスモは、飛び出た左目と脳みそが特徴的な魔人です。
「ハロウィン」しか喋ることができないため、一見意思疎通が困難にも思えます。
しかし、クァンシの命令に対してスムーズに従っていたり、ピンツイが普通に話しかけていたりといった様子から、言葉自体は理解できていると言えるのではないでしょうか。
コスモは4人の中で唯一「宇宙の魔人」という正体が明言されています。さらに作中ではその能力についても語られていましたよね。
コスモは宇宙の魔人
コスモはデンジの心臓争奪戦のラストで、闇の悪魔の力を得たデビルハンター・サンタクロースに力を使いました。
コスモが「ハーローウィーン!」と叫ぶと、サンタクロースの意識は図書館のような精神世界へ飛ばされます。
そこには現実世界とは違って普通に会話することができるコスモが存在し、「この図書館には森羅万象が収められている」「これからあなたにはこの図書館のすべての知識が流れ込む」と語り始めます。
そして実際に図書館の膨大な知識を得たサンタクロースは「ハロウィン」のことしか考えられなくなってしまうのでした。
この様子から、コスモの能力は、宇宙に存在するという「アカシックレコード」にアクセスできる能力ではないでしょうか?
「アカシックレコード」とは、宇宙に存在し、過去から未来にかけてのこの世のすべてが記録されているという図書館です。※諸説あります。
もしコスモが「アカシックレコード」にアクセスできる能力を持っているとするならば、「宇宙の魔人」と呼ばれていることにも納得がいきますよね!
クァンシガールズ・ロン
ロンは、頭に生えた2本のツノが特徴的な魔人です。
作中ではピンツイとともにまとな会話ができる貴重なクァンシガールズのひとりと言えるでしょう。
クァンシに「欲しいものは?」と聞かれて「血…」と答えるなど、ピンツイと比べると口数は少なくクールな印象がありますよね。
いっぽうで岸辺に捕らえられた際には気を失っているフリをし、隙を見てクァンシが反撃するチャンスを作り出すなど、非常に連携が取れているようです。
ロンは龍の魔人
作中ではロンの正体について明言されていません。
そこで現状分かっていることをもとに、ロンの正体を考察していきたいと思います。
結論から言ってしまうとロンは「龍の魔人」だと思われます。
そう考える根拠がふたつありますので、ひとつずつ解説していきますね。
ひとつめの根拠は、「ロン」という名前です。
クァンシをはじめとする一向は、中国からの刺客として登場しています。初登場場面では中国の街並みが描かれていましたよね。
中国語で「ロン」は「龍」と書きます。ドラゴンボールの「神龍(シェンロン)」と同じですね。
ロンという名前が本名なのかは不明ですが、作中では「爆弾の武器人間」であるレゼが「ボム」と呼ばれていたり、「幽霊の悪魔」が「ゴースト」と呼ばれていたりと、わりとそのままの呼称が用いられるケースが多く見られています。
ロンという呼び名が「龍の魔人」からきていても不思議ではないですよね。
ふたつめの根拠は、ロンの能力です。
ロンは作中で炎を吐く能力を見せています。
龍といえば炎を吹くイメージがありますよね?
もちろん、ロンが「炎の魔人」という可能性もありますが、「龍の魔人」だと仮定しても筋は通るのではないでしょうか。
以上の2点から、ロンは「龍の魔人」だと考えられます。
クァンシガールズ・ツギハギ
ツギハギは、体中にある縫合跡と白黒目(白目の部分が黒い)が特徴的な魔人です。
口が縫われているからか、作中ではついに一言も話さずにこの世を去ってしまいました。
言葉もなく、表情も一切変わらないため何を考えているのかまったく読めないキャラクターですよね。
ただ、他の3魔人と同様にクァンシにはべた惚れのようで、イチャイチャする時はしっかりと参加しているようです。
作中では闇の悪魔によってバラバラにされたクァンシの目の中から弓矢を引き抜き、武器人間として復活させていましたよね。
ツギハギは死体の魔人
ここではツギハギの正体や能力について考察していきたいと思います。
結論から言ってしまうと、ツギハギは「死体の魔人」ではないでしょうか?
そう考える根拠が2つありますので、ひとつずつ解説していきます。
ひとつめの根拠は、ツギハギの行動です。
ツギハギの登場シーンを見て見ると、まるで死体のように力なく脱力していることが多いと思いませんか?
例えば初登場時、クァンシに「望みを言ってみなさい」と聞かれたシーンのツギハギは、「死体です」と言われても違和感がないレベルで生気が感じられませんよね。
また、来日後回転寿司に出かけた際はひとりだけ壊れた人形のように机に倒れこんでいます。
このように、ツギハギはまるで死体のようにぐったりとしていることが多いキャラクターと言えます。
ふたつめの根拠は、ツギハギの外見です。
生気の感じられない顔つきや真っ黒な眼球はとても普通の人間のものではないですよね。
魔人は死体に悪魔が乗り移った状態を指しますので、あくまで体は人間のもののはずです。
にも関わらず、ツギハギはあまりにも奇妙な外見をしていますよね。
また、ツギハギだらけの体は「フランケンシュタインの怪物」を想起させます。
「フランケンシュタインの怪物」とは、いくつもの死体を繋ぎ合わせることで誕生した怪物とされています。
ひょっとしたらツギハギも複数の死体を繋ぎ合わせることで肉体を保っているのかもしれませんね。
以上の2点から、ツギハギの正体は「死体の魔人」ではないかと考察してみました。
クァンシガールズ・ピンツイ
ピンツイは、サイドテールの先端部分の顔が特徴的な魔人です。
クァンシガールズの中ではリーダー的ポジションと言え、もっともセリフが多いキャラクターでしたよね。
必然的にクァンシと絡む場面も多く、4人の中ではもっとも登場場面が多かったのではないでしょうか。
性格は勝気でおしゃべり。
岸辺と対峙した際には、すでに悪魔に支払える対価を持っていない岸辺に対して「雑魚だ」と盛大にイキった末にあっさりやられるかわいい部分も持っています。
ピンツイは真実の魔人
ここではピンツイの正体について考察していきます。
結論から言ってしまうと、ピンツイは「真実の魔人」であり、あらゆる物事の真実を知ることができるのではないでしょうか。
そう考える根拠が2つありますので、ひとつずつ解説していきたいと思います。
ひとつめの根拠は、ピンツイの能力です。
ピンツイは作中で、岸辺の契約悪魔を見破る能力を披露しましたよね。
髪の部分をルーペのように変形させてのぞき込むことで、岸辺が「爪」「ナイフ」「針」の悪魔と契約していることを見抜きました。
さらに、岸辺の体には「すでに契約で支払えるものが残っていない」とも発言しています。
この様子から、少なくともピンツイは相手の契約悪魔や代償の有無を把握できると言えるでしょう。
もしピンツイが「真実の魔人」であり、相手の真実を見破る能力を持っているとしたら、こうした能力にも説明がつきますよね。
ふたつめの根拠は、ピンツイが説明しているシーンです。
作中でピンツイは様々な物事について説明しています。
たとえば回転寿司では「魚の白身はほとんどすべて同じ味」と説明しており、これは事実です。
また、クァンシが特異課の面々を襲撃した際には、クァンシの驚異的な速度で斬られたことに気づかずに喋っていた男性に対し、中国語で「死体が喋っている」と発言しており、これも事実でしたよね。
地獄に落とされた際には、他の悪魔・魔人たちが吐き気を催したり、あまりの出来事に茫然とする中、ピンツイだけはべらべらと状況の説明をしていましたよね。
根源的恐怖の名を持つ悪魔がいること、超越者の説明、彼らに敵意を向けられることは死と同義であることなど、聞かれてもいないのにめちゃくちゃ説明してくれました。
さらには「闇の悪魔」が姿を現す前に名前を口にしているなど、ちょっと詳しく知りすぎじゃない?と感じるレベルで解説しまくっています。
こうした点も、ピンツイが「真実の魔人」であり、物事の真実が視えてしまうとしたら一応の筋が通るのではないでしょうか。
以上の2点からピンツイは「真実の魔人」だと考えられます。
クァンシの取り巻き「コスモ」「ロン」「ツギハギ」「ピンツイ」のまとめ
いかがでしたか?
最強の刺客のひとり・クァンシの取り巻きのクァンシガールズ。
作中では詳細について語られないまま退場してしまいました。
それぞれが一度見たら忘れられないほど強烈な個性を持っている彼女たちですが、結局その正体については語られずに終わってしまいましたよね。
残念ながら第1部で退場してしまった彼女たちですが、悪魔は転生すると言われていますので、第2部ではまた違った形で登場するのかもしれませんね!
楽しみに待ちましょう!
チェンソーマン初のノベライズ「バディ・ストーリーズ」のあらすじ・みどころはこちら!
今回は以上です。
それではまた次回お会いしましょう!
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