こんにちは!
「ファイアパンチ」の衝撃的な内容でネットユーザーをざわつかせ、「チェンソーマン」でその才能を全世界へしらしめた藤本タツキ先生。
最新作「ルックバック」の大きな話題となりましたよね!
そんな藤本タツキ先生による初めての短編集「17-21」「22-26」が発売されました!
今回は藤本タツキ先生の短編集「17-21」「22-26」のタイトルの意味や、掲載作品について解説していきたいと思います。
それではいってみましょう!
藤本タツキ先生による初短編集「17-21」「22-26」のタイトルの意味とは?
「17-21」「22-26」。
なにかの暗号のようにも思える不思議なタイトルですよね。
結論から言ってしまうと、読み切りを発表した時の藤本タツキ先生の年齢を指していると考えられます。
つまり「17-21」は、藤本タツキ先生が17歳~21歳の時期に発表した作品が収録されており、「22-26」は22歳~26歳の時期に発表された作品が収録されているのではないでしょうか。
藤本タツキ先生の活動経歴
まず、藤本タツキ先生は1992年生まれと言われています。
つまり2021年現在は28歳ということになりますよね。
藤本タツキ先生はバイトをせず読み切りを描きまくり、その賞金で生活していたという逸話が存在するほど読み切りを描いています。
Webサイト「新都社」で個人的にマンガを掲載していた藤本タツキ先生ですが、「藤本タツキ」という名前が公になったきっかけとも言える作品が、17歳の頃に描かれた「庭には二羽ニワトリがいた。」です。
そこから2018年、つまり26歳までの間に数多くの読み切りが執筆、発表されました。
17~26という数字は、藤本タツキ先生が読み切りに捧げた年齢と同じなのです。
以上の点から、「17-21」「22-26」というタイトルは藤本タツキ先生の年齢を指していると考えられます。
藤本タツキ先生による初短編集「17-21」「22-26」の内容・掲載作品は?
タイトルの意味が分かったところで、次に気になるのは掲載作品ですよね?
ここでは「17-21」「22-26」に収録されるである読み切り作品について解説していきたいと思います。
以下の解説で登場する「ジャンプSQ.19」は「ジャンプSQ」の増刊号であり、現在は休刊となっています。
「17-21」の掲載作品
藤本タツキ先生が17歳だった2009年から2013年までの間に執筆、発表された作品が掲載されています。
庭には二羽ニワトリがいた。
藤本タツキ先生が17歳の時に描いたとされる作品。後にジャンプ+でも公開。
ジャンプ+では「17歳のボクが描いた漫画について」という藤本タツキ先生のおもしろインタビュー記事が掲載されていますので、ぜひチェックしてみて下さい!
佐々木くんが銃弾止めた
2013年発表。第5回クラウン新人漫画賞審査員特別賞。
後にジャンプ+でも公開。
「17-21」表紙のメガネの少年は本作の主人公・佐々木くんだと思われます。
ジャンプ+では現在でも閲覧することができます。
恋は盲目
2013年発表。
ジャンプSQ.19で掲載。後にジャンプ+でも公開。
ジャンプ+では現在も閲覧可能です。
シカク
2013年発表。
ジャンプSQ.19で掲載。後にジャンプ+でも公開。
ジャンプ+では現在も閲覧可能です。
「22-26」の掲載作品
2014年からチェンソーマン発表前の2018年までの読み切りが掲載されています。
予言のナユタ
2015年発表。
ジャンプSQで掲載。後にジャンプ+でも公開。
ジャンプ+では現在も閲覧可能です。
人形ラプソディ
ジャンプSQ.19で掲載。
現在はデジタルコンテンツが存在しないため、紙の本以外で読む手段はありません。
無事短編集に掲載されました!
目が覚めたら女の子になっていた病
ジャンプ+で公開。現在も閲覧可能です。
妹の姉
ジャンプ+で公開。
冒頭女性の裸体から始まる衝撃的な作品です。
話題となった読み切り「ルックバック」へと繋がる絵描きの物語。
現在は「電子版ジャンプSQ2018年6月号」で閲覧することができます。
以上が藤本タツキ先生による初の短編集「17-21」「22-26」の内容となります。
このほかにも「復讐の剣」「正義の見方」「かみひこうき」といった本誌未発表の作品も存在しています。
ぜひ短編集第3弾を発表してほしいですよね!
↓140P超の大作読み切り「ルックバック」の小ネタや考察はこちらの記事です↓
藤本タツキ先生による初短編集「17- 21」「22-26」の内容やタイトルの意味とは?のまとめ
いかがでしたか?
「ファイアパンチ」「チェンソーマン」といった独自の世界観を持った連載作品が注目され、若くして成功を収めた印象を受ける藤本タツキ先生ですが、思っていたよりも長い下積み時代を経験していました。
「17-21」「22-26」は、そんな藤本タツキ先生のはじまりから現在までの過程を覗き見ることができる、そんな短編集になっているのではないでしょうか!
チェンソーマン初のノベライズ「バディ・ストーリーズ」のあらすじ・みどころはこちら!
今回は以上です!
それではまた次回お会いしましょう!
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