【チェンソーマン】サンタクロース徹底考察!契約悪魔や精巧な人形の意味、目的を分かりやすく解説!【マンガ考察】

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こんにちは!

チェンソーマン考察班の兎丸です。

中国のクァンシやアメリカの三兄弟など、様々な国からの刺客が入り乱れ、それぞれの思惑が交錯したデンジの心臓争奪戦。

その中でもマキマや岸辺がもっとも警戒していた刺客といえば「サンタクロース」でしたよね。

作中でもトップクラスの実力を持つサンタクロースですが、結局のところ何がしたかったのかが分かりにくいキャラクターでもあります。

今回はそんな謎めいた刺客・サンタクロースについて考察していきたいと思います。

後半ではサンタクロースの本当の目的についても触れていますので、ぜひ最後までお楽しみ下さいね!

それではいってみましょう!

 

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サンタクロースのプロフィール

サンタクロースはドイツのデビルハンターであり、外見は年老いたおじいさんです。

チェンソーマンであるデンジの存在が世界中に知られたことで、デンジの心臓を奪おうとする各国からの依頼で来日した刺客のひとりでしたよね。

マキマと岸辺がもっとも警戒する刺客であり、岸辺は「アイツに悪魔を使われたら終わり」と発言していましたよね。

物語が進むうちに、サンタクロースと思われていた老人はただの傀儡であり、本体はソ連からの刺客・トーリカの師匠だったことが判明しました。

トーリカの師匠が「人形にすれば誰しもがサンタクロースと呼ばれる殺し屋になる」と発言しているように、「サンタクロース」とは特定の人間を指す名前ではなく、後ほど解説する「人形の悪魔」の能力によっていくらでも作り出すことができる存在だったということが分かります。

トーリカの師匠は穏やかな性格の女性です。名前や年齢は不明ですが、作中登場時点で余命半年であることが明かされています。

雪深い山奥でトーリカという青年を弟子に取り、デビルハンターとして育てていました。

師弟関係は良好であり、トーリカには、余命いくばくもない師匠に対して余生を平穏に過ごしてもらいたいという思いがあるようです。

後述する人形の悪魔や闇の悪魔といった様々な悪魔の力を使い、デンジたちを追い詰めますが、最終的にはガソリンをかぶったデンジもろともその身を焼かれ、宇宙の魔人によって膨大な知識を詰め込まれたことで精神が崩壊して絶命しました。

 

サンタクロースの強さ・契約悪魔

次にサンタクロースや、その正体であるトーリカの師匠の強さや契約悪魔について考察していきたいと思います。

ややこしいですができるだけ分かりやすく解説していきますので安心してくださいね!

トーリカの師匠は複数の悪魔と契約しています。作中に登場したのは「人形の悪魔」「呪いの悪魔」「地獄の悪魔」「闇の悪魔」の4つの能力でしたよね。

ひとつずつ解説していきたいと思います。

 

人形の悪魔

「人形の悪魔」の能力は、対象の体や服に触れるだけで人間を人形に変えることができ、さらに人形が触れた人間も人形になってしまうため、そこに人間がいる限り無限に増殖し続ける特性を持っています。

人形になった人間はマリオネットのような見た目になり、手足が刃物に変形するなど人間離れした能力が使えるようになるようです。

いっぽうで攻撃を受けた際に出血していますので体の構造自体は人間の時のままと言えるでしょう。

一度人形にされた人間はたとえ契約者を倒しても元に戻ることはありません。

人形にされるのは人間だけであり、デンジやパワーのように悪魔と人間が融合した存在には効果がないとされています。

しかし中国からの刺客・クァンシの仲間の魔人が死亡した際には人形になっていたことから、死体となった魔人に関しては問題なく人形に変えることができるのではないでしょうか。

作中では、人形を操るためには契約者が近くにいなければいけないと説明されています。

いっぽうで傀儡のサンタクロースと本体であるトーリカの師匠はそれぞれドイツとソ連に住んでいましたよね。

おそらく、後ほど解説する「精巧な人形」は限りなく人間に近い人形であるため、距離が離れていても操作することができるということではないでしょうか。

 

呪いの悪魔

「呪いの悪魔」の能力は、相手に4回釘を刺すことで強制的に相手の命を奪うことができます。

作中ではデンジに対して使用されました。トーリカの師匠が通りすがりに3回、その後弟子のトーリカが4回目を刺した瞬間、悪魔が召喚されてデンジは殺されてしまいましたよね。

デンジに使用した代償として、トーリカの師匠はいくつかの指の感覚を失いました。

釘を刺すだけで相手を殺すことができる非常に強力な能力ですが、その分契約で支払う代償も大きくなるようですね。

呪いの悪魔といえば、特異4課の早川アキの契約悪魔「カース」が思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか?

悪魔の見た目や能力の内容が酷似していることから、おそらくトーリカの師匠の呪いの悪魔と、早川アキの「カース」は同じものだと思われます。

アキの場合は3回刺すだけで相手を葬ることができますが、これはアキが自身の寿命という大きな代償を支払っているからだと考えられます。

 

地獄の悪魔

「地獄の悪魔」の能力は任意の相手を地獄へ送ることができます。

能力が発動されると空中から巨大な手が出現し、対象を包み込むことで強制的に地獄に転移させます。

作中では、サンタクロースだと思われていた傀儡のお爺さんが、自らと愛する子ども3人の命を代償に呼び出していましたよね。

犠牲となった3人の子どもは、お爺さんがデンジ殺害の依頼を受けた際に「3人は契約に使う」と言って要求していた子どもたちだと思われます。

実際に地獄の悪魔とやりとりしていたのは傀儡のお爺さんなので、厳密には本体であるトーリカの師匠の契約悪魔ではないのかもしれません。

しかし、トーリカの師匠がお爺さんを通して会話していたことや、トーリカの師匠の目的のために使用されたことから、ここではサンタクロースの契約悪魔として扱わせていただきます。

マキマが支配の悪魔であると明かされ、デンジが真の姿である地獄のヒーロー・チェンソーマンとして現れた際にも、公安のデビルハンターによって地獄の悪魔が呼び出されていましたよね。

この時は公安の警察数人が自ら命を絶つことで契約し、チェンソーマンを地獄に送っていました。

複数人の命を犠牲にしなければならず、かつ効力は一回きりだと思われますので非常に使いどころの難しい悪魔と言えるでしょう。

 

闇の悪魔

「闇の悪魔」の能力は、肉体を強化し、日の当たらない暗闇に入ることでダメージを瞬時に回復します。

作中ではチェンソーマンに切断された腕が、日の当たらない建物の中に入っただけで完全に回復していましたよね。

さらに他の契約悪魔の力を向上させることもできるようで、「人形の悪魔」と契約していたトーリカの師匠は、操っていた人形たちを吸収することで自身の肉体も人形のようになり、受けたダメージを人形たちに分散させることが可能になりました。

操る人形自体も強化されており、闇の悪魔との契約前よりも耐久度が上がり、たとえ首を吹き飛ばされても構わず襲い掛かってきます。

太陽が沈んで夜になると、闇の力が最大限引き出され身体能力がさらに向上するようです。

唯一の弱点は光であり、日光に限らず炎に照らされるだけでも弱体化することが分かっています。

 

このように、トーリカの師匠は複数の悪魔と契約しており、どの悪魔も非常に強力なものばかりですよね。

公安のデビルハンターでも最強クラスと思われる岸辺ですら、「あいつに悪魔を使われたら終わり」と言っていますし、同じく公安の玉置さんも「サンタから逃げるのではなくヤツを殺しておきたかった」と発言していました。

名実ともに作中トップクラスの実力を持つデビルハンターと言えるでしょう。

 

どの契約悪魔もチート級なんですよね…。

 

サンタクロースの目的とは?「精巧な人形」って何?

次にサンタクロースの本体であるトーリカの師匠、その目的について考察していきたいと思います。

 

結論から言ってしまうと、トーリカの師匠の目的はマキマを殺すことであり、その過程としてトーリカのような「精巧な人形」と呼ばれるものを作り出していたのではないでしょうか。

そう考える根拠が2つありますので、ひとつずつ解説していきますね。

 

「精巧な人形」は悪魔と契約することができる

ひとつめの根拠は、「精巧な人形」は悪魔と契約することができる点です。

作中でトーリカの師匠は、「精巧な人形を作るコツ」として「人形にする人間に、人間しか持たない感情を入れること」と発言しています。

人間しか持たない感情とは「敬愛」「崇拝」「哀憐」そして「罪悪感」と言われていましたよね。

このやりとりの後に師匠に触れられたトーリカは人形のようになり、師匠の変わりに命を捧げることで闇の悪魔と契約しました。

また、トーリカと同じように「精巧な人形」と思われる傀儡のお爺さんも、自らの命と引き換えに地獄の悪魔と契約していましたよね。

「精巧な人形」以外の人形たちが、悪魔と契約するような描写がないことから、悪魔と契約を交わすことができるのは「精巧な人形」だけだと推察できます。

このことから「精巧な人形」とは、トーリカの師匠が依頼を達成するうえで必要な悪魔と契約させるための存在と言えるのではないでしょうか。

 

トーリカの師匠は「闇の悪魔」の力を得ている

ふたつめの根拠は、トーリカの師匠が「闇の悪魔」の力を得ている点です。

アメリカ大統領が全国民の寿命を使って「銃の悪魔」と契約してもマキマを倒すことはできませんでした。

「支配の悪魔」であるマキマはそれほど強く、そんじょそこらの悪魔の力では倒すことはできません。

そこでトーリカの師匠は「根源的恐怖の名前を持つ悪魔」と契約しようと考えました。

チェンソーマンの世界では、人間が「怖い」と感じる名前を持つ悪魔ほどより強力な力を持つことが説明されています。

作中では銃による恐怖が蔓延している影響によって「銃の悪魔」が非常に強大な力を得ていましたよね。

「根源的恐怖の名前を持つ悪魔」は、そんな「銃の悪魔」よりもずっとヤバい存在であり、一度も死を経験していない超越者なのです。

人間にとっての恐怖の象徴のような存在と言えるでしょう。

そしてそんな超越者に会うためには彼らが棲む地獄に行かなければなりません。

そこでトーリカの師匠は、ひとりめの「精巧な人形」である傀儡のお爺さんに命を肩代わりさせ「地獄の悪魔」と契約することで、ふたりめの「精巧な人形」であるトーリカを地獄へ送り出しました。

こうしてみごと超越者である「闇の悪魔」と邂逅し、ふたりめの「精巧な人形」であるトーリカをメッセンジャーにすることで契約に成功します。

トーリカの師匠は闇の悪魔に対して「契約どおりチェンソーの心臓を持ってきました」と発言していますので、ひょっとしたら来日する前に一度、他の「精巧な人形」を使って地獄へ赴き、闇の悪魔と契約を交わしていたのかもしれませんね。

こうしてトーリカの師匠は、自らの命を捧げることなくマキマに匹敵する能力を得ることができました。

 

以上の理由から、トーリカの師匠は命を肩代わりさせるために、思いどおりに操ることができ、かつ悪魔と契約させることができる「精巧な人形」を作っていたのではないでしょうか。

 

人形に危険な役割をさせて、自分は安全地帯で悠々と見守っていたんですね!

 

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サンタクロース徹底解説!契約悪魔や精巧な人形の意味、目的を分かりやすく解説!のまとめ

いかがでしたか?

登場人物の多さと二転三転する展開によって作中でも屈指の難解なストーリーである「サンタクロース編」。

そのラスボスともいえるサンタクロースの正体はトーリカの師匠でした。

可憐な見た目とは裏腹に凶悪な悪魔と契約しており、「精巧な人形」を用いた計画によってデンジたちを追い詰めた策略家でもあります。

トーリカの師匠は消滅してしまいましたが、彼女の契約悪魔は第二部でも登場するかもしれません。

今後の展開に注目しましょう!

今回は以上です。

それではまた次回お会いしましょう!

チェンソーマン初のノベライズ「バディ・ストーリーズ」のあらすじ・みどころはこちら!

 

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