こんにちは!
チェンソーマン考察班の兎丸です!
正義感ゆえに強行に出るユウコ。
親友を止められないアサ。
粛々と武器化を狙う戦争の悪魔。
今回は、そんなチェンソーマン2部106話の内容に沿いながら、ユウコが契約した「正義の悪魔」の外見について考察していきます。
作中に登場したカラスと「支配の悪魔」の関係についても触れていますので、ぜひ最後までお付き合い下さい!
本記事は最新話までのネタバレを含みます。
それではいってみましょう!
【チェンソーマン2部】前回のあらすじ
デンジと別れたアサは、怪我で休んでいるユウコの元を訪れます。
ユウコとの何気ないひと時を楽しむアサ。
そのとき、会話の流れでお互いの「誰にも言えない秘密」を言い合うことに。
小学生時代におしっこを漏らした経験を話すアサ。
それに対し、ユウコは唐突に「昨日隣人を殺した」と告白します。
呆然とするアサに、ユウコは続けて「正義の悪魔と契約した」と告げました。
そしてさらに「私がアサちゃんのイジメをなくすから、明日はアサちゃん学校に来ないで」と笑うのでした。
前回の考察はコチラ↓
【チェンソーマン2部】ナユタがカラスを使って監視している?
106話では、やけに「カラス」が目立っていましたよね。
第2部に入ってから、これほど多くのカラスが登場したのは初めてではないでしょうか。
カラスには「不幸の前兆」といった意味合いがありますが、「チェンソーマン」においてはまた違った意味が存在します。
それは「支配の悪魔」による監視です。
「支配の悪魔」とカラス
第1部に登場したマキマさんは「支配の悪魔」でした。
その能力のひとつに「下等生物の耳を通してあらゆる場所から情報を収集できる」というものがあります。
レゼ編では、デンジとレゼが話していた「田舎のネズミ」の話題について、その場にいなかったはずのマキマが言及しています。
また、サンタクロース編で岸辺と吉田ヒロフミがナイショ話をしていた際、マキマの盗聴を懸念する岸辺に対し、吉田は「周りにネズミや鳥とかはいない」と説明し、加えて「マキマは下等生物の耳を借りる」と発言していました。
このことから、マキマさんはたとえその場にいなくても、鳥やネズミの耳を介して盗聴できることが分かります。
もちろん、カラスも鳥なので同様です。
新たな「支配の悪魔」ナユタ
マキマさんの死後、新たな「支配の悪魔」として生まれたのがナユタです。
見た目は小学生くらいの女のコですが、マキマさんと同様の力を秘めていると考えられます。
第1部のラストで、岸辺からデンジに引き渡され、デンジと暮らしている様子が描かれていました。
このことから、おそらく第2部でもデンジと行動を共にしていると考えられます。
ナユタがどの程度、悪魔の力を使いこなせるのかは不明ですが、「下等生物の支配」はさほど難しくはないように感じますよね。
もし、106話で描かれたカラスがナユタの使いだとするならば、ナユタはすでに「戦争の悪魔」や「正義の悪魔」の所在を把握している可能性があります。
そう考えると、ヨルと話すユウコのセリフが窓に隠れていたのも、ひょっとしたらナユタが「窓の外」から聞いていることを示唆していたのかもしれませんね!
これらの情報がデンジに伝わっているのかは不明ですが、仮に伝わっていたとしても、デンジはあまり気にしないかもしれませんね(笑)。
【チェンソーマン2部】ユウコが燃やしているのは死体?
106話のサブタイトルにもなっている「焚火(たきび)」。
燃え盛る炎の前に立つユウコが印象的ですよね。
実は、ユウコが燃やしている焚き火は人間です。
炎のなかをよく見ると、上を向いた人の形をしているのがわかると思います。
おそらく、前話でユウコが「殺した」と言っていた「生活保護もらってた隣の家の人」でしょう。
「なぜ燃やしていたのか」という点ですが、おそらくシンプルに「証拠隠滅」だと思います。
ユウコは自身の正義を執行するため、アサをイジメた生徒を襲撃しなければなりません。
目的を果たす前に捕まるわけにはいかないのです。
だからこそ、事件が明るみに出る前に隣人の死体を処分したのではないでしょうか?
【チェンソーマン2部】正義の悪魔の外見とその意味
最後に、正義の悪魔の外見について考察していきます。
委員長とユウコで変身後の姿が違う理由
同じ「正義の悪魔」でも、委員長とユウコでは変身後の姿が異なります。
ユウコのほうが、より完成された印象を受けますよね。
これは、おそらくユウコの「正義」が委員長のそれよりも確固たるものだったからではないでしょうか。
ユウコによれば、「正義の悪魔」と契約すると「自分の正義が力になる」そうです。
つまり、自身の体を完全に変貌させてしまうほど、ユウコのなかの正義は強く、大きかったと考えられますよね。
ユウコVerの外見
ユウコが変身した「正義の悪魔」は目がなく、耳のような長い部位には穴が空いていないように見えます。
これは、ユウコのなかの「正義」を表しているのではないでしょうか?
目がないのは、人の気持ちに目を向けない、もしくは自らの正義に盲目的に従う様を。
穴のない耳は、人の意見に耳を傾けない様子を。
そのくせ自分の意見を語る口だけはしっかり付いている。
こじつけかもしれませんが、ユウコの偏った正義感とは合致しますよね。
皆さんはどう思いますか?
今回は以上です!
それではまたお会いしましょう!
電子書籍デビューは無料試し読み&全作半額クーポンのebookjapanでどうぞ!
↓もちろん「チェンソーマン」も読めます!↓
【チェンソーマン】藤本タツキ先生の過去の作品を一挙紹介!
ここでは「チェンソーマン」作者である藤本タツキ先生の過去の名作をまとめています。
試し読みもできますので、気になった方は試し読みだけでも覗いてみてはいかがでしょうか?
ファイアパンチ(全8巻)
藤本タツキ先生のデビュー作。
「再生」の力を持つ少年が、故郷を滅ぼした兵士に復讐する物語。
のはずですが、物語は誰もが予想できない展開へと進んでいきます。
「チェンソーマン」の原点であり、藤本タツキ成分濃いめの作品です。
ルックバック(全1巻)
読み切り作品ながら「このマンガがすごい!2022」で堂々の1位を獲得!
マンガ好きな2人の少女の出会いと友情、夢、後悔、別れを描いた大作です。
SNSを中心に超話題となった作品です。
さよなら絵梨(全1巻)
こちらも読み切りながら単行本化した話題作。
どんな映画を作っても必ず「爆発オチ」にしちゃう主人公。
余命宣告を受けた少女・絵梨。
主人公は絵梨を主役にした映画を撮り始めて……。
正統派の「ルックバック」とは真逆の作品であり、めちゃくちゃ『クセ』の強いマンガです。
17-21(全1巻)
藤本タツキ先生の短編集です。
こちらは先生が17歳から21歳までの時期に執筆された作品がまとめられています。
22-26(全1巻)
短編集第2弾です。
こちらは先生が22歳から26歳までの時期に執筆された作品がまとめられています。
チェンソーマン最高!
コメント