こんにちは！
怪獣８号考察班の兎丸です！
本作の主人公である日比野カフカ。
後輩のレノやキコルに対する懐の深さと夢を追いかける少年のような熱さを併せ持った魅力的なキャラクターですよね！
今回はそんなおじさん主人公・日比野カフカについて考察していきたいと思います。
また、後半にはカフカだけがスーツの力を全く引き出せない理由についても深堀りしていますので、ぜひ最後までお楽しみください！
それでは行ってみましょう！
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怪獣８号・日比野カフカのプロフィール、性格
日比野カフカのプロフィール
日比野カフカは黒髪短髪にあごヒゲが特徴的な男性で、怪獣専門清掃業者モンスタースイーパーに勤務している３２歳です。
名前の由来は作家のフランツ・カフカの小説「変身」からということが、雑誌「ダヴィンチ」掲載のインタビュー記事で語られていました。
少年時代に怪獣によって街を破壊され、通っていた学校や家を失った過去があります。
この出来事をきっかけに防衛隊になることを誓い、幼馴染の亜白ミナとは「どっちがカッケー隊員になるか勝負する」「二人で怪獣を全滅させる」という約束を交わしましたが、物語冒頭では夢破れて清掃業者として働いていましたね。
職場では古参であり、大変な業務や上司の指示に対して愚痴を言いながらもきっちりとこなす真面目さを持っています。
上司には、誰もが嫌がる怪獣の腸作業が上手いと評価されていましたよね。
日比野カフカの性格
性格は他人のために自らが犠牲になることもいとわないタイプの熱血漢と言えるでしょう。
また、年相応に面倒見の良さも持ち合わせており、初対面で生意気な口を聞いた後輩のレノに対しても先輩として優しく接する姿がありました。
初めての腸作業で食欲を失っているレノを見かねて、口にしやすいゼリー系の食料と鼻栓を渡していましたよね。
また、怪獣に襲われそうになったレノを体を張って助け、「隊員になるんだろォが！ここで死んでどうする！！」と喝を入れて逃がしています。
人を助けることに迷いのないカフカの雄姿は、レノにとって目指すべき姿のひとつとなりました。
レノの夢を諦めない姿勢や、約束を交わしたミナが防衛隊の主力として活躍している様を見るうちに再び防衛隊を目指そうと心に誓ったカフカでしたが、突如出現した超小型の怪獣に寄生されたことで「怪獣８号」として生きることを余儀なくされてしまいました。
さあ、夢叶えるぞ！ってときに怪獣にされてしまったんですね…
解放戦力とは？
解放戦力とは、防衛隊が怪獣と戦う際に着用するスーツの力をどの程度引き出すことができているかを数値化したものです。
分かりやすく言ってしまえば、解放戦力が高いほど強い隊員ということになりますね！
数値はパーセントで表され、例え数パーセントの数値でも生身とは比べ物にならないほど身体能力が向上するようです。
ここで主力キャラクターの解放戦力をおさらいしてみましょう！
亜白ミナ
まずは防衛隊第３部隊隊長・亜白ミナです。
解放戦力は９６％で第３部隊最強の数値。
女性ながら巨大な重火器系の武器を使用し、ビルを超える大きさの超大型怪獣を容易く吹き飛ばすほどの火力を有しています。
本人曰く剣などの近接系武器が苦手らしく、中型や小型といった白兵戦メインの戦闘よりも大型以上の怪獣の討伐を得意としているようですね！
保科宗四郎
次に第３部隊副隊長・保科宗四郎です。
解放戦力は９２％とミナに次ぐ最強クラスの一角と言えますね！
ミナとは逆に刀を使用した白兵戦を得意としており、中型・小型の怪獣であれば隊長であるミナよりも優れていると自負しています。
室町から続く怪獣討伐の家系に生まれており、「刀伐術」と呼ばれる剣術を使用して戦っていましたよね。
四ノ宮キコル
みんな大好き四ノ宮キコルちゃん。
解放戦力は入隊から２カ月経過時点で５５％。
同期の中でもダントツで高い数値となっています。
本来、隊長格が使用するような専用武器が支給されていることからも、いかにキコルが優れた才能を持っているのかが分かりますよね！
専用武器である戦斧は怪獣の素材からできており、攻撃時に衝撃波を発生させて威力を加算したり軌道を修正したりすることができるようです。
市川レノ
本作のヒロインとしても名高い市川レノ。
解放戦力は入隊から２カ月経過時点で１８％。
保科副隊長からは、隊長クラスに到達する条件である２０％～３０％の壁を越えられる逸材として評価されています。
実際、キコルですら手も足も出なかったキノコ型怪獣・９号の攻撃を見抜き、回避するなど戦いの中で急速な成長を遂げつつありますよね！
次世代のエースとなるのではないでしょうか！
鳴海弦
第１部隊隊長にして日本最強の対怪獣戦力と称される現役最強プレイヤーです。
解放戦力は脅威の９８％！
加えて銃剣型の専用装備に「ナンバーズ１」と呼ばれる敵の行動を先読みする能力も持っています。
名実ともに最強キャラと言えるでしょう。
この他にも解放戦力３６％の出雲ハルイチ。２５％の神楽木葵。２０％の古橋伊春など今後の活躍が期待されるメンバーが数多く存在しています！
ちなみに解放戦力の最大値が１００％なのかはまだ不明です！
日比野カフカの解放戦力が低い理由
多くの隊員が２０％程度で任期を満了していくなか、入隊２カ月ですでに２０％越えが複数いるという非常に優秀な第３部隊ですが、我らが主人公・日比野カフカの解放戦力は脅威の１％となっています。
ちなみに入隊試験時は０％でしたよね！
ここからはどうしてカフカだけが０％や１％といった低い数値なのか。その理由について考察していきたいと思います。
結論から言ってしまうと、カフカが怪獣の肉体を持っていることが原因と思われます。
そう考える根拠が３つありますので、ひとつずつ解説していきたいと思います！
スーツが人間用に作られていること
防衛隊のスーツは、怪獣の筋繊維や細胞を組み込んだ生体兵器とされており、解放戦力が高いほどそれらと同調して力を引き出すことが可能となります。
当たり前ですがこのスーツは人間が着用することを前提として作られたはずですよね。
まさか怪獣がこのスーツを着るなんて事態を想定していた科学者がいたとすればそれは完全に予知能力者でしょう。
つまり怪獣が使用することを想定されていない以上、スーツが正しく機能しなくても何も不思議ではないと言えるのではないでしょうか。
解放戦力０％は通常あり得ない事態
入隊試験で解放戦力が８％しか出ずに落ち込むレノに対し、保科副隊長は「現時点で０じゃなければ合格！そもそも０なんて奴１回も見たことない」と発言していましたよね。
副隊長が何年入隊試験に携わっているのかは不明ですが、「１回も見たことがない」と言うくらいですのでかなりのレアケースであることは間違いないでしょう。
一般人ならまだしも、仮にも防衛隊員を目指し日々鍛錬を積んでいる者の０％は異常事態と言っても差し支えない話ではないでしょうか。
いかんせん周りが優秀すぎるため、相対的に見ればカフカは劣等生と言わざるを得ません。
しかし、カフカ自身も言っていたように、夢を諦めていた時期もクセでトレーニングは続けていたし、毎日怪獣清掃のハードな仕事をこなしていたことから、ある程度の筋力や体力はついていると思われます。
カフカが３２歳ということを踏まえても０％はやはり異常であり、才能以外の理由が存在する可能性を示していると考えられます。
カフカの肉体は完全に怪獣化している
１０号による基地襲撃のあと、カフカの心臓の位置には「核」が存在することが判明しました。
「核」とは怪獣にとっての心臓のようなもので、当然人間には存在しない器官です。
また、カフカが怪獣になりたての頃は、気を抜くと体の一部が怪獣になってしまう描写がありましたよね？
これはすでに怪獣の姿が本来の姿になっているということではないでしょうか。
つまりカフカはキノコ型の９号のように、「日比野カフカ」という人間の姿に擬態して生活していると言えますよね。
９号も人間に擬態中は思うように体が動かせないというような発言をしていましたので、カフカもまた人間の姿になっている間はある意味本来の力を押さえつけているような状態だとも考えられます。
パワーを抑えているがゆえにスーツの力も引き出すことができないのではないでしょうか。
以上の３点から、カフカが怪獣であり、人間に擬態している状態であるがゆえに、人間が使用することを前提とするスーツでは順応できなかったことが、カフカの解放戦力が異様に低い原因だと考えられます。
みなさんはどう思いますか？
ミナやキコルみたいに女性が高い数値を叩き出してるってことは、解放戦力は筋肉以外の要素が重要なのかもしれないですね！
カフカの解放戦力が１％な理由のまとめ
いかがでしたか？
怪獣としては無類の強さを誇るカフカですが、残念ながら人間の姿では後輩のレノよりも遥かに格下と言わざるを得ません。
カフカの夢である「カッケー隊員」になるためには、人間としての実績や強さを身に付けていく必要があるのではないでしょうか？
今後、カフカがどのように成長し、強くなっていくのかが非常に楽しみですよね！
今回の考察は以上となります。
ここまでお付き合い頂きありがとうございました！また次回お会いしましょう！
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