こんにちは!
怪獣8号考察班の兎丸です!
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主人公カフカの元職場といえばモンスタースイーパーですよね。
怪獣清掃業者では古参と呼ばれ、解体業で得たノウハウは防衛隊に入ってからも活かされており、種族ごとの弱点や特性を把握していたことで数々のピンチを乗り越えてきました。
しかし、物語が進んでいくうちにどうしても防衛隊や怪獣に重きを置いた展開になっていくと思います。
私のような「怪獣清掃業者の設定がダイスキ!」という人種には少しさびしく感じてしまいますよね。
そこで今回は、そんな怪獣清掃業者の今後について考察していきたいと思います。
また、後半では民間の怪獣討伐部隊が誕生する可能性についても深掘りしていますので、ぜひ最後までお楽しみくださいね!
それではいってみましょう!
怪獣清掃業者とは?
怪獣清掃業者とは、防衛隊が討伐した怪獣の死骸の処理や、周囲に飛び散った血液や汚物を洗浄して街を元通り綺麗にする業者を指します。
第1話の冒頭で「すべてが終わった後に人知れず戦っている」と説明されていたように、防衛隊のような華やかさはありませんが、人々の生活にはなくてはならない、まさに縁の下の力持ちと言える職業ですね。
防衛隊が討伐した後とはいえ、倒し漏れの余獣がいたり、死後間もない怪獣の臓器は下手に刺激すると溶解液のようなものを吐き出すことがあったりと大変危険な仕事と言えるでしょう。
実際、カフカとレノは残っていた余獣に襲われていましたよね。
怪獣の糞が内包されている腸の解体作業は、作業後しばらくの間食事が取れなくなるほどキツイとされています。
ベテランのカフカですら腸の担当を言い渡された際には「嫌だー!」と全力で抵抗する姿がありました。
1話でミナが討伐した巨大怪獣を解体する場面では「損傷が少ない筋繊維は高槻開発が契約済み」「骨は洗浄し、出雲テックスへ」と指示が飛び交う様子がありました。
このことから、割り振り内容は不明ですが、国が解体業者へ怪獣の解体を委託し、開発会社が使える素材を引き取り、製品を防衛隊へ売り込む仕組みだと思われます。
開発会社との取引か、国からの委託金が主な収入だと思われます!
主な解体業者3社を紹介
作中では「モンスタースイーパー」以外にも怪獣清掃業者が複数登場しています。
第1話では、ミナが討伐した巨大怪獣の死骸を複数の会社で連携しながら解体している様子が描かれていましたよね。
モンスタースイーパー(株)
カフカやレノが所属していた怪獣専門清掃業者です。
解体業者としてはそこそこメジャーな会社であると思われます。
ちなみにカフカは古参と呼ばれるほどのベテラン、レノはアルバイトとして数日勤務しています。
防衛隊入隊後は退職したものと思われますが、ひょっとしたらまだ在籍している可能性もありますね。
イイダ解体
カフカたち第3部隊の立川基地がある関東地域では最大手の怪獣解体企業です。
規模は大きいようですが、モンスタースイーパーよりも若い会社のようですね。
第1話ではモンスタースイーパーと合同で巨大怪獣の腕部分の肉剥ぎをしていました。
TScleaning
怪獣清掃業界の新興勢力と呼ばれている会社です。
まだ規模は小さいですが、新しい技術を積極的に用いる期待のニューカマーと言えるでしょう。
直接的にモンスタースイーパーと協力している描写はありません。
しかし、第1話の巨大怪獣の解体現場にTScleaningの社名入りのガードが置かれていたため、共に現場にいたことがわかります。
ベテラン、エース、ホープといった感じですかね!
怪獣専門清掃業者の今後と民間の討伐部隊
今後、怪獣清掃業者がストーリーにどう絡んでくるのかについて考察していきたいと思います。
結論から言ってしまうと、今後は民間の怪獣討伐部隊が登場し、その協力者として清掃業者が絡んでくるのではないでしょうか?
そう考える根拠が2つありますので、ひとつずつ解説していきたいと思います。
民間の討伐部隊が参入
根拠の一つ目は、今後は防衛隊だけでは怪獣災害に対応することが難しくなってくることです。
翼竜型怪獣を率いた怪獣10号による立川基地襲撃事件を受けて、防衛隊の上層部は「一連の群発型大災害」を予見していることがミナの口から明かされましたよね。
群発型とは、簡単に言ってしまうと9号とか10号のように強力な怪獣がもっと発生してきちゃうって意味ですね。
過去には、怪獣6号が大量の怪獣を引き連れて襲撃した災害もありました。
10号の襲撃によって立川基地は75%もの機能を失っています。
このレベルの被害を繰り返し受け続けるのは、いくら訓練されて防衛隊といえどいずれ限界を迎えるのではないでしょうか。
そこで考えられるのが、民間の討伐部隊です。
「え?民間?一般人が戦うの?」と思った方もいるかもしれませんが、私たちの世界でも民間の軍事会社というものが実在しています。
その業務内容は、簡単に言ってしまえば民間の会社から国の軍隊へ人材を派遣するという認識でOKです。
詳しく知りたい方は「民間軍事会社」で検索すればすぐ出てきますよ!
多発する怪獣災害に対応するために、怪獣8号の世界でも怪獣討伐を行う会社が登場する可能性は十分考えられると思います。
怪獣清掃業者の知識は有益
根拠の二つ目は、怪獣解体のノウハウは怪獣討伐に有用だということ。
現状、解体業者は怪獣の死骸の解体専門と言えますよね。
しかし、防衛隊の入隊試験や、相模原討伐作戦、10号による基地襲撃など、多くの戦闘においてカフカの解体業者としてのノウハウが活かされています。
厳密には討伐目的ではありませんが、防衛隊の入隊試験にも怪獣の死骸解体が導入されていたことから、怪獣の生体や構造への造詣を深めることは対怪獣において非常に有益であると言えるでしょう。
こうした事実から、怪獣解体業者が長年培ってきた現場レベルの知識や経験は、今後さらに熾烈を極めるであろう怪獣との戦いに一石を投じる重大なポイントになるのではないでしょうか?
怪獣清掃の装備から非正規の兵器が生まれる可能性
根拠の三つ目は、民間の討伐部隊が非正規の装備を使用する可能性です。
仮に、民間の怪獣討伐部隊が設置されたとして、彼らが使用する装備は防衛隊のものとは違うものになるでしょう。彼らは軍隊ではなく、あくまで民間の人間だからです。
防衛軍へ装備を提供している出雲テックスや高槻開発などの大手企業が、正規の軍隊と同じもの民間人に流すとは思えませんよね。
そこで登場するのが怪獣清掃業者となります。
モンスタースイーパーでも、解体に使用する道具として「ヒートチェーンソー」なるものの存在が示唆されています。
こうした解体用の装備を改良して武器化したものを、民間の討伐部隊が使用するという可能性は十分考えられるのではないでしょうか?
コスト面から言っても、解体して開発会社が開発して討伐部隊へ卸すよりも、怪獣清掃業者が自社開発した方が安上りですしね(笑)。
防衛隊の洗練された装備とはまた違った、非正規ならではの一癖も二癖もある装備が登場するのが楽しみですよね!
以上の3点から、怪獣清掃業者は今後登場する民間の討伐部隊の協力者として、解体業のノウハウを活かした独自の武器を提供することで物語に絡んでくるのではないでしょうか?
解体用の無骨すぎるデザインを所望します
怪獣専門清掃業者の設定はいらない?今後再登場する可能性を徹底解説!のまとめ
いかがでしたか?
カフカが防衛隊で生き残る上でとても大切な役割を担っている解体の知識。
ここまで保科副隊長や同期組の信頼を得る事ができたのも、怪獣解体への深い造詣があったからこそと言えますよね。
怪獣や防衛隊の物語が主軸となっていくのも王道で楽しみではありますが、ぜひ怪獣清掃業者に焦点を当てたストーリーも展開して欲しいですよね!
今回の考察は以上となります。
ここまでお付き合い頂きありがとうございました!
また次回お会いしましょう!
「怪獣8号」作者・松本直也先生の過去の名作たち
ねこわっぱ!(全2巻)
ポチクロ(全4巻)
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