【ダンダダン】音楽室の偉人たちの元ネタは?ベートーベン、モーツァルト、バッハ、ドヴォルザーク、シューベルト、カラヤンのセリフの意味は?【マンガ考察】

ダンダダン元ネタ解説 ダンダダン

こんにちは!

ダンダダン考察班の兎丸でぃス!

 

オカルンが修行のために訪れた学校の音楽室。

ターボババアがピアノを弾いていると、突然、謎の化物に襲撃されます。

その化物たちは、音楽室に飾られていた有名な音楽家たちの肖像画と瓜二つな姿をしていました。

 

今回はそんな音楽室の偉人たちの元ネタを解説していきたいと思います!

後半では、音楽家たちのセリフの意味についても解説していますので、ぜひ最後までお楽しみくださいね!

 

この記事は最新話までのネタバレを含みます。

本編未読の方はぜひ読んでから戻ってきて下さいね!

 

それではいってみましょう!

 

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【ダンダダン】過去の音楽家たちの元ネタは「学校の七不思議」!?

オカルンの前に現れた音楽家たちの元ネタは「学校の七不思議」ではないでしょうか。

「学校の七不思議」とは、全国的に広まっていた噂のひとつで、主に小学校にまつわる階段を指します。

年代や地域によって内容は様々ですが、有名なものは「トイレの花子さん」や「動く人体模型」などでしょうか。

 

音楽室の動くベートーベン

そんな「学校の七不思議」には「音楽室のベートーベンが動き出す」というものが存在します。

内容としては、音楽室に飾ってあるベートーベンやモーツァルトなどの肖像画が、深夜になるとひとりでに動き出す、というもの。

「動く」といっても様々で、「肖像画の目が動く」「絵の配置が変わっている」「突然笑いだす」など多彩なバリエーションがあります。

少し違うパターンとしては、「放課後、誰もいないはずの音楽室からピアノの音が聞こえる」なんてものもありましたね。

そのほとんどは実害がありませんが、なかには「絵の中に引きずり込まれる」「ベートーベンに食べられる」なんて噂もあったりなかったり。

 

学校の怪談、七不思議を題材とした作品

ここでは「学校の怪談」や「学校の七不思議」を題材とした作品を紹介していきます。

 

学校の怪談(実写映画)

少し古い映画ですが、「学校の怪談といえばコレ!」という意見も多い名作です。

夕暮れの小学校に閉じ込められた小学生たちが、夜の学校を舞台に数々の怪奇現象に遭遇します。

ホラーはもちろん、ジュブナイル要素も強い作品ですので、現代社会に疲れた大人にこそオススメしたい映画ですね!

 

学校の怪談(アニメ)

知る人ぞ知る名作神アニメ!

20年以上前のアニメですが、現在も根強いファンが多い作品となっています。

内容としては、小学生たちが様々な妖怪や怪異に遭遇、ときに戦ったり成仏させたりさせなかったりする「ぬ~べ~」+「少年探偵団」的なストーリーです。

神アニメあるあるで、主題歌がめっちゃ良い!

 

音楽家たちのセリフの意味や元ネタは?

ここではオカルンたちに襲い掛かってきたクラシック音楽の巨匠たちのセリフについて考察していきたいと思います。

作中で明言はされていませんが、それぞれベートーベン、モーツァルト、ドヴォルザーク、シューベルト、バッハ、カラヤンが元ネタだと推察できます。

 

ベートーベン「交響曲第6番!!田園だコラァア!!」

・ベートーベンの代表作のひとつに「交響曲第6番・田園」という曲がある。

・激しいイメージのあるベートーベンの作品のなかでは穏やかな曲。

・ベートーベン曰く、「園風景そのものを表現した曲ではなく、人々の心の中に起こる田園での喜びの感情を描いたもの」。

・ちなみにひとつ前に作られた交響曲第5番は、超有名な「運命」。

 

モーツァルト「ウンコ!ウンコ!」

・下ネタ好きで有名。

・実在するラブレターや従妹への手紙にも「ウンコ。ウンコ」と書きまくっていた。

・作った曲にも「ウンコ」関連の言葉が多数登場。「俺の尻をなめろ」というタイトルの曲もある。

 

ドヴォルザーク「ガタンゴトン。6番線電車入りまーす」

・鉄道オタクとして有名。

・機関車の形式や運行ダイヤに詳しかった。

・ニューヨークを拠点としていたときには、ほぼ毎日駅まで赴いて機関車を眺めていた。行けないときは弟子に「機関車の型番を見てこい」と指示。弟子が間違えた番号を確認してくるとキレた。

 

シューベルト「おとーさんおとーさんおとーさんおとーさん」

・10代のときに作った曲「魔王」の歌詞が元ネタ。

・高熱を出した息子を医者に連れて行くために、息子を抱えた父親が馬を走らせる話。あまりの熱で幻聴が聞こえた息子は「お父さん、お父さん、魔王が来るよ」と怯える場面がある。

 

バッハ「親父の事ばっか言うな!!ポクだってスゴイんだ!!」

・音楽全体に与えた影響の大きさから「音楽の父」と呼ばれている。

・隣で「おとーさんおとーさん」と叫んでいるシューベルトに対するセリフの可能性もある。

 

カラヤン「遅いわ~もっとシャーってやって~。もっとスピードあげて~」

・高いカリスマ性と知名度を持つ指揮者。

・カラヤンが指揮した演奏はテンポが速いものが多い。

 

X JAPANとクラシック

「なんでココでX JAPANが出てくるの?」

という人のために説明すると、ジジの体にとりついた邪視を払うために集められたバンドのモデルが「X JAPAN」なんですね。

X JAPAN、特にリーダーのYOSHIKIはクラシック音楽に精通しており、自身が影響を受けた作家としてバッハを挙げています。

また「ART OF LIFE」という曲では、シューベルトの代表作「交響曲第8番・未完成」のフレーズを随所で引用しています。

さらには「YOSHIKIが愛したクラシック」というコンピレーション・アルバムが発売されていたりと、とにかくX JAPANとクラシック音楽には深い関連性があると言えるでしょう。

 

そういった意味では、X JAPANをモデルとしたバンドが、クラシック幽霊(?)打開のヒントとなったことにも何かしらの繋がりを感じますよね!

 

今回は以上です!

それではまた次回お会いしましょう!

 

 

 

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