こんにちは!
怪獣8号考察班の兎丸です!
皆さん、第68話は読みましたか?
四ノ宮功最後の抵抗。
新たな怪獣たちの存在。
そしてキコルが受け継いだもの。
派手な展開こそなかったですが、これから大きく物語が動くことが実感できる神回でしたよね!
今回は、68話の内容に沿いながら、鳴海隊長がスーツを着ていない理由や、キコルが4号を受け継ぐ件について深堀りしていきたいと思います!
新しく登場した怪獣たちについても触れていますので、ぜひ最後までお付き合い下さい!
本記事は最新話までのネタバレを含みます。
本編未読の方は下記リンクから読んできてくださいね!
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それではいってみましょう!
【怪獣8号】前回までのあらすじ
保科副隊長のアドバイスにより「隊式格闘術」の修得に励むカフカ。
キコルは、そんなカフカに携帯端末を渡し「そろそろ連絡してみろ」と促します。
第3部隊の仲間たちに嘘をついていた罪悪感と、皆から拒否される恐怖におののくカフカ。
連絡を取る勇気が持てないカフカに、レノから連絡が入ります。
レノに「仲間を信じろ」と言われたカフカは、端末に届いたメッセージを開きます。
そこには、カフカの身を案じるメッセージが大量に届いていました。
仲間との深い絆を感じたカフカは、思わず号泣するのでした。
【怪獣8号】1号スーツはなぜ封印された?キコルが受け継ぐ4号スーツとは?新たに登場した怪獣は誰と戦う?【68話考察】
封印された1号スーツ
スーツについて触れる前に、現在の鳴海隊長が持つ装備を振り返ってみましょう。
銃剣(専用装備)
メインの武器は銃剣です。
その名の通り、銃としても剣としても使える遠近両用の兵器と言えるでしょう。
折りたたみ式で、完全に開いた状態になると鳴海隊長の身長をゆうに超える長さとなります。
「専用装備」は、隊長などの一部の隊員にのみ支給される特別な装備で、各々の個性に合わせた形状、能力がカスタマイズされたオーダーメイドとなっています。
鳴海隊長の銃剣は「切ると同時に焼く」能力があり、焼き切ることで怪獣の再生能力を阻害できます。
レティーナ0001(識別怪獣兵器)
怪獣1号の網膜から造られた兵器であり、鳴海隊長の目に付けられています。
特に脱着する場面がないため、おそらく眼球に直接移植しているのではないでしょうか。
生物が脳から発する信号を視覚化する能力があり、敵の行動を先読みできます。
特に怪獣に対しては、すべての信号が経由する場所=核の場所を見抜けるという大きなアドバンテージを持っています。
歴史に残る強力な怪獣を素材とする「識別怪獣兵器(ナンバーズ)」と呼ばれる兵器で、兵器と適合するごく一部の隊員しか扱うことができません。
1号スーツが封印された理由
これまで登場した「ナンバーズ」には、すべてスーツが存在していました。
考えてみれば、スーツが登場していないのは鳴海隊長だけですよね。
では、なぜ鳴海隊長のスーツは封印されていたのでしょうか?
仮説① 強力すぎる
破壊力がありすぎて関係のない市街地まで壊してしまうため、封印されている説です。
怪獣討伐は人命救助と同時に進行します。
「怪獣は倒したけど周囲まるごと火の海にしました」では、やってることが怪獣と変わらないですよね。
強力だけど細かい調整が効かないため、非常時以外の使用が禁止されているのではないでしょうか?
実際、作中ではレノが使う6号兵器を「最強の兵器」「最も強力で最も危険な兵器」と呼び、封印していましたよね。
6号兵器ほどではないにしろ、1号スーツが不安定ゆえに危険性をはらんでいる可能性はじゅうぶんあり得ると思います。
仮説② 体への負担が大きすぎる
使用者である鳴海隊長への負担が大きすぎるため、封印されている説です。
「ナンバーズ」は使用者に過大な負荷を与えます。
四ノ宮功は、2号が使っていた「指向性エネルギー攻撃」を放ったことで肉体が限界を迎え、動くことすらままならなくなりました。
市川レノは、6号兵器の起動実験中、腕部を装着しただけで意識を失っています。
このように、作中では「ナンバーズ」が使用者の肉体に大きな負担を与えている描写が存在しています。
鳴海隊長も、9号との戦いでレティーナを酷使した結果、眼球から血を流していましたよね。
適合者がいるにも関わらず封印しているということは、適合者ですら耐えきれないほどの多大な負荷がかかるということではないでしょうか。
ひょっとしたら、鳴海隊長が1号スーツで戦える時間には制限があるのかもしれませんね。
キコルと4号兵器
ここでは、今後キコルが使うことになる「4号兵器」について解説していきます。
4号スーツとは?
「怪獣4号」を素材として造られた「ナンバーズ」のひとつです。
真っ白な鎧のような形状をしていますが、その能力は不明。
キコルの母であり、元第2部隊隊長でもある四ノ宮ヒカリが使っていました。
ちなみに、ヒカリは4号を身にまとう姿から「ワルキューレ」の愛称で呼ばれていました。
なぜキコルが選ばれたのか?
キコルはこれから4号兵器にトライするところですので、厳密に言えばまだ「適合者」にはなっていません。
でも、まぁ、なりますよねこれは(笑)。
「適合」というくらいですので、おそらく「ナンバーズ」と使用者には相性のようなものがあるのだと思います。
なにを基準としているのかは分かりませんが、作中では「怪獣細胞と同調する」といった言い方がされています。
ひょっとしたら「使用者の細胞と怪獣の細胞が拒否反応を起こすか否か」で決まるのかもしれません。
つまり、拒否反応がない(少ない)人=適合者ということになります。
「怪獣細胞への免疫力がある人」とも言いかえられるかもしれません。
免疫力はある程度遺伝するらしいので、「適合者」つまり怪獣細胞への高い免疫力を持つ功とヒカリを両親に持つキコルは、優れた免疫力を備えている可能性が高いです。
まとめると、キコルが4号兵器の適合者に選ばれたのは、両親から「適合者の素質」を受け継いだからだと思います。
新たな怪獣たち
ここでは、今後カフカたちの前に立ちはだかるであろう怪獣たちについて解説していきます。
今回登場した怪獣たちは、9号が造り出した人造怪獣であり、保科隊長の兵器になる「10号」の後継型とも言えるでしょう。
白く発光する巨大怪獣
群馬県沼田市で発見された怪獣です。
のっぺらぼうのように顔のパーツがありません。
かなり大きく、一般的なビル程度の大きさはありそうです。
個人的に巨大怪獣=亜白ミナという印象がありますので、ぜひともミナの全力砲撃でやっつけてほしい相手です。
モノリス型怪獣
埼玉県上尾市で発見された怪獣です。
モノリスに複数の顔が付いた不気味な外見をしています。
不気味な笑みを浮かべていることから、顔部分は肉でできているのではないでしょうか。
手足は確認できず、宙に浮いて移動するようですね。
「モノリス」とは、ざっくり言ってしまえば鉱物でできた四角柱の物体を指す言葉です。
(ほかにも色々な種類があるので、興味がある方は調べてみて下さいね!)
この怪獣はめちゃくちゃ堅そうなので、斧使いのキコルちゃんがピッタリではないでしょうか!
ハチ公前の人型怪獣
渋谷スクランブル交差点に突如出現した怪獣です。
女性的なフォルムをしており、頭部と腰部は「脳」のようなパーツが付いています。
顔に大きな穴が開いており、宙を滑るように浮遊していました。
人型、つまり小型怪獣と言えば近接戦闘の名手・保科宗四郎の出番ではないでしょうか。
人型=強いイメージがありますので、バチバチにやりあって欲しいですね!
魚を喰ってた怪獣
神奈川県茅ケ崎市で発見された怪獣です。
大量の魚を宙に浮かべ、吸い込むように捕食していました。
どことなく魚類を思わせるフォルムをしており、水中戦闘を得意としている可能性があります。
電気とか効きそうなので、「発雷弾」を使う古橋伊春とのマッチアップがあれば面白いかもそれませんね!
高速で車と張り合ってた怪獣
栃木県の高速道路で発見された怪獣です。
高速を走る車と張り合うように走っていました。
乗用車の3~4倍程度の大きさですので「中型怪獣」に分類されると思います。
高速道路の車と並走していることから、おそらく時速80~100キロくらいは出せるんじゃないでしょうか。
自動車と12kmも競争しちゃうアホな子です。
個人的にめちゃくちゃお気に入りな怪獣です(笑)。
石油を盗んだ怪獣
千葉県袖ケ浦市で石油貯蔵タンクから大量の石油を抜き取った怪獣です。
空になったタンクには、直径15センチの穴が開いていました。
こちらは怪獣の仕業と明言されておらず、怪獣の姿も描かれていません。
石油を食料としているのか、はたまた石油をため込んで燃やしたり爆発させたりといった攻撃手段を持つのか。
もし石油を気化して爆発させるような怪獣であるならば、相手を瞬時に冷却可能な市川レノが適任ですね。
巨大クレーターをつくった怪獣
山梨県北杜市の山に巨大クレーターを開けた怪獣です。
見渡す限りの山々に隕石の衝突を思わせる超巨大クレーターを複数作り出しました。
こちらも怪獣の姿が確認されていません。
どのようにして巨大クレーターを作ったのかは不明ですが、仮にこのクレーターが打撃によるものとするならば、その体は規格外の大きさだと予想できます。
また、シンプルに攻撃範囲が広く、力も強い怪獣という可能性もあります。
どちらにせよ、これまで登場した怪獣たちとは一線を画す存在には違いありません。
対抗できるのは、防衛隊最強の鳴海弦、もしくは同じ怪獣である怪獣8号だけかもしれませんね!
皆さんはどう思いますか?ぜひコメント欄で教えて下さいね!
今回は以上です!
それではまたお会いしましょう!
【怪獣8号】松本直也先生の過去の作品を一挙紹介!
ここでは「怪獣8号」作者である松本直也先生の過去の名作をまとめています。
試し読みもできますので、気になった方は試し読みだけでも覗いてみてはいかがでしょうか?
ねこわっぱ!
松本直也先生のデビュー作。
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一言でいうならば松本版「ドクタースランプ」!
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