【ダンダダン】モンゴリアンデスワームの元ネタはミミズ型UMA?「くらがり」とは?ツチノコの正体についても徹底解説!【マンガ考察】

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こんにちは!

ダンダダン考察班の兎丸でぃス!

 

ジジの家が呪われた元凶のひとつであり、モモちゃんやオカルン、そして邪視と激しいバトルを繰り広げた怪物といえば「モンゴリアンデスワーム」ですよね。

また、ターボババアが言っていた「くらがり」の意味とは?

 

今回はそんなモンゴリアンデスワームの元ネタを解説していきたいと思います!

この記事は最新話までのネタバレを含みます。

本編未読の方はぜひ読んでから戻ってきて下さいね!

 

それではいってみましょう!

 

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【ダンダダン】モンゴリアンデスワームの元ネタはミミズ型UMA?「くらがり」とは?ツチノコの正体についても徹底解説!

ダンダダンにおける「モンゴリアンデスワーム」とは?

ダンダダンに登場したモンゴリアンデスワームは、ジジの家がある村で「大蛇」として信仰されていた巨大ミミズです。

作中では「ミミズ」と呼ばれていますが、その外見は実在するミミズからはかけ離れた異形の怪物と言えるでしょう。

ダンダダンにおけるミミズは、頭部が大きな口になっており、頭部を囲うように触手がついていました。

「念波」と呼ばれる能力を持っており、人間を自殺させる力があります。

たとえ頭部を破壊されてもすぐさま再生し、白いドロドロの液体を放出して相手の行動そ阻害します。

ジジの家に住んだ人間が次々に自殺していたのは、家の地下に潜むモンゴリアンデスワームの自殺念波が原因でした。

同じ「自殺衝動」の力を持つ邪視、そしてオカルンたちと三つ巴の激闘を繰り広げた末、モモちゃんの機転によって地上におびき出されて死亡しました。

体内が空洞になっており、モモちゃんによって、その亡骸は火山から流れる溶岩をせき止めるためのホース代わりに使われました。

 

モンゴリアンデスワームの元ネタはミミズ型UMA

モンゴリアンデスワームはゴビ砂漠に生息すると言われる未確認生物、つまりUMAです。

ミミズや芋虫のような見た目をしており、色は暗い赤色。

体長は50センチ~1.5メートルほど。

腸のような外見から、現地(モンゴル)では腸虫を意味する「オルゴイホルホイ」と呼ばれています。

強い毒性を持つとされ、黄色い蒸気のような毒液を散布します。

一部「火を吐く」「尻尾から雷を放つ」「発光していた」という真偽の怪しい目撃情報もあり、多くの謎が残されている生物と言えるでしょう。

ここ数年、「未確認生物の中でもモンゴリアンデスワームの存在はほぼ確定している」といった噂が流れています。

 

結論から言ってしまうとこれはフェイクニュースです。

モンゴリアンデスワームは現在まで写真や動画といったいわゆる「証拠画像」が存在していません。

また、過去に数回、専門家による大規模な調査が行われた事実があり、どの調査でも「砂漠の熱気による幻覚」「爬虫類等他の生物との見間違い」といった結論に至っています。

残念ながら、現状、モンゴリアンデスワームの情報は「人から聞いた噂」程度の信憑性しかありません。

 

「ではまったくの嘘なのか」と言われると、あながちそうとも言い切れません。

というのも、モンゴリアンデスワームが棲むとされるゴビ砂漠は、世界第4位の広さを持つ超広大な砂漠です。

その広さは実に1295000平方キロメートル。

日本が378000平方キロメートルですので、日本がまるごと3つ入っちゃうくらいだだっ広い砂漠ということになりますね!

さらに、基本的に土の中で過ごしているため、その姿を地上で見ること自体が非常に珍しいことと言えるでしょう。

ミミズは雨の日に地上に出てきますよね。

これは「皮膚呼吸」のため、土中が濡れる雨の日は苦しさから地上に逃げてきているそうです。

作中でモモちゃんがモンゴリアンデスワームを地上におびき寄せたのも、穴の中を水で満たしたためでした。

モンゴリアンデスワームも雨季(6月~7月)頃に地上に出ることが多いとされ、必然的に目撃情報も増加する傾向にあるようです。

砂漠はいまだその全貌が解明されていない部分も多く、砂の中に未知の生物が潜んでいたとしてもまったく不思議ではないでしょう。

さすがに火を吹くことはないと思いますが、「焼けるような痛みを感じる毒」くらいの特性は持っているかもしれませんね!

  

「くらがり」とは

モンゴリアンデスワームと対峙した際、その姿を見たターボババアは「くらがりだなありゃあ」と言っていました。

「くらがり」にはいくつかの逸話が存在しており、龍先生がどの伝承をモデルとしたのかは分かりません。

 

ひとつは、「くらがり淵の大蛇」という怪物です。

四国地方に伝わる逸話のひとつであり、伊予川の「くらがり淵」と呼ばれる場所には大蛇が棲みついていました。旅人は皆大蛇を恐れて淵に近寄ることができませんでした。困っている人々のために「与市」と呼ばれる男が立ち上がり、大蛇討伐に名乗り出ます。なんとか大蛇を打ち倒した与市ですが、引き換えに蛇の毒を受けてしまい、この世を去ってしまいました。

 

ふたつめは、「くらがり沢の大蛇」です。

長野県に伝わる伝承で、とある和尚の夢にひとりの女性が現れました。女性は「自分はこれまで千年、山に住んでいた。次の千年を川で過ごしたいため、沢を通らせてほしい」と訴えてきたそうです。和尚は女性が大蛇の化身であると見抜き、翌朝、大蛇が沢を通れないように道を塞いでしまいました。道を塞がれた大蛇は暴れ狂い、和尚の寺を崩壊させました。さらに甘酒のようなドロドロの液体を放出し、周囲の田畑にまで被害を及ぼしたと言われています。

ダンダダンに登場したデスワームも、謎の白いドロドロを放出していましたので、個人的にはふたつめの「くらがり沢の大蛇」が近いのかな、と感じています。

 

みなさんはどう思いますか?

 

ミニョコンとは

コミックス5巻の表紙裏では、デスワームの正体として「スペースミニョコン」である可能性が指摘されました。

「ミニョコン」とは、ブラジルで目撃されているミミズのUMAで、胴回りが3メートル、全長は45メートルにも達すると言われる超巨大ミミズです。

通常のミミズよりも固い皮膚を持ち、川などの水中でも活動できるとされています。

その正体については不明ですが、有力な説として「ミミズトカゲ」が存在します。

「ミミズトカゲ」は、その名のとおりミミズのような外見をしたトカゲで、進化の過程で四肢が退化しました。

ググればすぐに出てきますので、興味のある方はぜひ調べてみてくださいね!

 

ツチノコとは

最後に「ツチノコ」について解説していきます。

 

作中では「ツチノコ神社」と呼ばれる神社が登場しましたよね。

モモちゃんの祖母・星子の弟子である「ブーチューバーになりたい神主さん」がいた神社です。

結局、大蛇の正体はツチノコではなくデスワームであり、「ツチノコ神社」は大昔からの忌まわしき風習を現代まで伝える役割を担っていたことが判明しています。

デスワームとは直接的な関わりはありませんが、せっかくなので「ツチノコ」についても簡単に触れていきたいと思います。

 

ツチノコの特徴

「ツチノコ」は日本全土で目撃されているヘビのUMAです。

最大の特徴は、こん棒のように太い胴体。

そしてヘビなのに1~2メートル近くジャンプすると言われています。

「チー」と鳴き、通常のヘビには無い「まぶた」があります。

なかには毒を持つ個体までいるとか。

ヘビでありながら「蛇腹」を持たず、しゃくとり虫のように体を屈ませて移動したり、太い胴体を活かして転がったりするそうです。

地域によっては億単位の懸賞金までかけられるほど、根強いファンがいるUMAと言えるでしょう。

 

ツチノコの正体

そんなツチノコの正体は「アオジタトカゲ」の一種ではないかとされています。

「アオジタトカゲ」は、四足が小さく退化した海外産のトカゲです。

ググってもらえれば分かるのですが、これはもうツチノコですよね(笑)。

「太い胴体」「蛇腹がない」「まぶたがある」「ジャンプする」といった数々の特徴は、すべてトカゲが持つ特徴とも一致します。

おそらく、アオジタトカゲ、もしくは類似する生物を「ツチノコ」と見間違えたのではないでしょうか。

オカルンはツチノコの存在を信じているようですが、個人的には「アオジタトカゲ」で決まりかなと思っています(汗)。

 

みなさんはどう思いますか?

モンゴリアンデスワームの初登場はコミックス5巻です!

 

今回は以上です!

それではまた次回お会いしましょう!

 

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