【ダンダダン】星子のお札に描かれた「元三大師」って何?悪魔みたいなイラストは?【マンガ考察】

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こんにちは!

ダンダダン考察班の兎丸でぃス!

 

オカルンたちの良きアドバイザーであり、男気溢れる美魔女といえば星子ですよね。

霊能力者としても強力な力を持つ星子は、結界を張る際に「悪魔」のようなイラストが描かれたお札を使用しています。

 

今回はそんな星子のお札の元ネタを解説していきたいと思います!

この記事は最新話までのネタバレを含みます。

本編未読の方はぜひ読んでから戻ってきて下さいね!

 

それではいってみましょう!

 

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【ダンダダン】星子のお札に描かれた「元三大師」って何?悪魔みたいなイラストは?

星子とは?

星子は、本作のヒロインである綾瀬桃の祖母にあたる女性です。

正確な年齢は公開されていませんが、モモちゃんが高校生であることを踏まえると、50代~60代ではないでしょうか。

しかしその外見はとても若々しく、抜群のプロポーションを保っています。

モモちゃんの幼馴染だったジジですら、星子を「おば」だと思っていたほどです。

「ドドリア三太」という名前の超能力者としても活動しており、作中ではローカル番組に出演し、人気アイドルの秘密(年齢サバ読み、実は妻子がいることなど)を暴いていました。

高い霊能力を持っており、モモちゃんに霊や妖怪に関する知識を授けることもしばしばです。

戦闘時はお札や釘を使った結界や、「ネッシーの力」と書かれたバットを武器として使用します。

その力は、オカルンの体を乗っ取ったターボババアですら手も足もでないほど強力なものでした。

いっぽうで、星子の強力な結界は「土地に住む神様の力を借りてる」らしく、星子が住む神越市の中でしか使用できないという制約があります。

 

元三大師とは?

次に「元三大師」について解説していきます。

星子が使うお札やジャケットには、悪魔のようなイラストとともに「元三大師」「厄除厄払」の文字が書かれていますよね。

おそらく、土地に住む神様の力を借りるための媒体となっているお札ですが、実はこのお札も元三大師にも元ネタが存在します。

「元三大師(がんざんたいし)」は、平安時代に実在した「良源」というお坊さんの通称です。

良源は天台宗の僧であり、「天台座主」という天台宗の最高位にまで上り詰めました。

良源の命日が、正月の3日だったことから「元三大師」と呼ばれるようになったとかならなかったとか。

ちなみに、全国の神社や寺にある「おみくじ」は、良源が創ったという説もあります。

「厄除け大師」とも呼ばれ、その姿を描いたお札は実際に魔除けの効果があるとされています。

星子の札は、そんな良源を描いた札の中でも「角大師(つのだいし)」と呼ばれる種類のもので、悪魔のようなイラストは、夜叉に化けて疫病神を退ける良源を描いたものです。

この「角大師」のお札は、私たちが住む現実世界にも存在し、実際に魔除けの効果があるらしいですよ。

星子が天台宗の流れを組む霊能力者なのかは不明ですが、天台宗の総本山・比叡山には古くから妖怪の伝説が語られています。

妖怪と天台宗はまったく無関係というわけでもなさそうですよね。

余談ですが、比叡山延暦寺は、国民的妖怪アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」と公式コラボ展を開いたことがあります(笑)。

 

↓お札ではありませんが、こんなマグネットシールもありました(笑)

 

今回は以上です!

それではまた次回お会いしましょう!

 

 

 

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