こんにちは!
金色のガッシュ2考察班の兎丸です!
みなさん、ガッシュ2の4話(page.4)は読みましたか?
まさかあんな方法でガッシュが復活するとは思いませんでしたよね!
ガッシュにも驚きですが、実はガッシュが飛び出した棺以外にも、かつての仲間を連想させる棺が複数あったことに気づいた人もいるのではないでしょうか。
今回は、そんな遺跡の棺や石になった魔本。なぜ3千年前の遺跡からガッシュが復活したのか、についてついて妄想していきます。
この記事は最新話までのネタバレを含みます。
本編未読の方はぜひ読んでから戻ってきて下さいね!
それではいってみましょう!
【金色のガッシュ2】なぜガッシュは3千年前の棺ミイラから復活したのか?遺跡の棺と石の魔本を徹底考察!
ガッシュ復活の経緯
はじめに、ガッシュがどういった経緯で復活を遂げたのかを振り返ります。
言わずもがなネタバレ注意です!
ガッシュはゼリィとオルモに命を分け与えていた
ワイグをはじめとする謎の勢力によって蹂躙された魔界。
ゼリィとオルモはそんないざこざに巻き込まれて一度亡くなっていました。
倒れた民を憂いたガッシュは、自らの命を分け与える術でゼリィたちを蘇らせました。
ジギーによれば、その術を使う=ガッシュの命が失われるとのこと。
つまり、文字通りガッシュの命と引き換えに、ゼリィとオルモは一命をとりとめたと言えるのではないでしょうか。
ちなみにこの時、ガッシュが分け与えた命を「命の欠片」と呼びます。
清麿が約3000年前の遺跡を発見
場面は変わって人間界。
考古学教授となった清麿は、エジプトのある町で謎の遺跡を発見します。
遺跡の奥には魔界文字が書かれた仕掛けが施された扉がありました。
そこには「3015年の後、友の世界が再び大いなる厄災に襲われた時の為、この扉の奥に希望を残す」という予言めいた言葉がありました。
また、扉の仕掛けを解くと新たに「命の欠片を持ちて希望は光へとなろう」という文章が現れます。
扉の先には、棺に納められた無数のミイラ。
そして石でできた魔本が飾られていました。
清麿が石の魔本を手に取り、呪文を唱えるも、当然のように術は発動しませんでした。
清麿が魔本の一部を手にした瞬間、ガッシュが復活
ワイグたちの襲撃により危機を迎える清麿たち。
そのとき、ゼリィはかつてガッシュに命を救われた事実を思い出します。
自分たちに「命の欠片」を与える際、ガッシュは「自分は自殺ではない。わが友に全てを賭けると」と意味深は発言をしています。
さらに、行動を共にしていたジギーに清麿の似顔絵を渡しました。
蘇った記憶をもとに、似顔絵を清麿に渡すゼリィ。
清麿が手にした瞬間、まるで「心の力」を受けた魔本のように輝き出す似顔絵の紙。
そしてガッシュが託した似顔絵は、遺跡に納められていた石の魔本と合体します。
同時に、ゼリィとオルモの体からは謎の光球が出現し、遺跡の棺に吸い込まれていきました。
次の瞬間、棺の中から成長したガッシュが現れ、石の魔本は「赤い魔本」へと姿を変えるのでした。
以上が、ガッシュ復活のざっくりとした経緯です。
ガッシュ以外の棺
遺跡には、ガッシュが出てきたもの以外にもたくさんの棺がありました。
そのなかには、明らかに見たことのあるフォルムをしているものが少なくありません。
例えば、向かって左側上段のもっとも中央側の棺は「ロップス」に酷似しています。
ロップスは、テントウムシのような外見をした魔物で、主にロープを使った術を得意としていました。
パートナーのアポロは「未来予知」のような不思議な力を持っており、ロップスが魔界へ帰ったあとも主に経済面で清麿たちをサポートしてくれましたよね。
右側上段の一番右端には「アース」もしくは「パムーン」のような棺があります。
アースは剣の術を使う魔物で、初登場時はガッシュの「バオウ」を危険視し、敵対していましたよね。
パムーンは、千年前の魔物編で登場した、星のような頭部の魔物です。
千年もの間石板に封印されており、石化が解ける前は清麿によって落書きされたり、ブリでひっぱたかれたりと色々やられていました。
特徴的な棺は上記の2つだけですが、なかには四足獣のような棺もあることから「ウマゴン」が連想されるものもあります。
石の魔本といっしょに納められていることから、おそらくこれらの棺も、ガッシュと同様になんらかの魔物が復活する依り代になるのではないでしょうか。
ちなみに上記で紹介したロップス、アース、パムーン、ウマゴンはすべてガッシュの友達になった魔物です。
なぜ3千年前の遺跡からガッシュが復活したのか?
では、なぜ3千年も前の遺跡からガッシュが復活できたのか、について考察していきます。
結論から言ってしまうと、遺跡を作った「魔術師」は3千年前の「王を決める戦い」に参加した魔物のパートナーで、後に訪れるであろう魔界の危機に備えて、仮に魔界で倒れても「命の欠片」がある限り人間界で復活できるような仕掛けを残していたのではないでしょうか。
そう考える根拠として以下の3つが挙げられます。
遺跡を作った「魔術師」
遺跡への道筋は古代ピラミッドを建造した「魔術師(アッラーフ)」と呼ばれる天才が仕組んだものでした。
「魔界」の危機について言及した文章が残っていた点、石の魔本が納められていた点、実際にガッシュが棺から復活した点など、遺跡は明らかに「魔界」と深い関係がありますよね。
つまり、遺跡を隠したと思われる「魔術師」も「魔界」の関係者ということになります。
また、遺跡の文章に「友の世界」と書かれていることから、おそらく「魔術師」は魔物のパートナーだと思われます。
基本的に魔物と人間がタッグを組むのは「王を決める戦い」ですので、必然的に「魔術師」は3千年前の「王を決める戦い」の参加者だったと言えるでしょう。
天才の清麿が「魔術師」と呼ぶほど優れた人物ですので、ひょっとしたら彼もまた「アンサートーカー」の能力者だったのかもしれませんね!
過去にも「カード」たちによる襲撃があった
作中では過去にも「魔界VSカード」の戦争があったことが示唆されています。
まず、先ほども述べたように、遺跡内部に書かれていた予言の文章。
「友の世界が『再び』大いなる厄災に襲われたときのため~」と書かれていることから、過去にもガッシュ世代と同じような危機があったと推察できます。
また、「魔本」を燃やした状況を語ったギルは「『以前は』あの本に辛酸をなめさせられた~」と言っています。
さらに、次項で解説するダウワンのセリフを含めると、少なくとも過去に2回、魔界は謎の勢力からの襲撃を受けていることになりますよね。
1度目は「魔術師」がいた時代。2度目はダウワンの時代です。
術が奪われた時、頼れるのは人間だけだった
3千年前の戦いではありませんが、過去に起きた「カード」との戦争でも、最終的に人間の力を借りることで事態が好転しています。
ガッシュの父・ダウワンは「我々が全ての力を奪われたその時、あなた(魔本)は現れて助けてくれた。ウィリー達を連れて我々を」と語っています。
「全ての力を奪われた」は言わずもがな、今回のガッシュたちと同様に呪文の力を奪われた状態ですよね。
「ウィリー」はダウワンのパートナーだった少年ですので、このときは魔本の介在によってパートナーたちが魔界に召喚されたものと思われます。
ダウワンが存命で、かつ「魔本が助けてくれた」と言っていることから、おそらくパートナーの召喚によって「カード」たちを退けることに成功したのでしょう。
つまり、呪文を奪われた状態であっても、パートナーとの絆パワーがあれば「カード」たちと対等に戦えるようになるということではないでしょうか。
いっぽう、今回の襲撃ではキーマンとなる「魔本」がすべて燃やされていますので、ダウワンのときのようにパートナーを魔界に召喚することはできませんよね。
もし「魔術師」が「なんらかの理由で魔本が介在できない場合」を想定したとするならば、「命の欠片」を使った復活術を後世に残していても不思議ではありません。
復活先をわざわざ人間界に設定したのは、仮に呪文を奪われていたとしても、パートナーとの絆パワーがあれば敵と戦えるようになることを知っていたからではないでしょうか。
以上の点から、遺跡を作った「魔術師」は3千年前の「王を決める戦い」に参加した魔物のパートナーで、後に訪れるであろう魔界の危機に備えて、仮に魔界で倒れても「命の欠片」がある限り人間界で復活できるような仕掛けを残していたと考えてみました。
みなさんはどう思いますか?
ぜひ、最新話の感想や考察をコメント欄で教えてください。
今回は以上です!
それではまた次回お会いしましょう!
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