こんにちは!
ダンダダン考察班の兎丸です!
みなさん、最新70話は読みましたか?
無双状態の坂田金太。
止まらないロボットネタ。
最&高なパワーボム。
今回はそんな最新話について深堀していきたいと思います。
小ネタ・元ネタの解説もまとめていますので、ぜひ最後までお楽しみください。
この記事は最新話までのネタバレを含みます。本編未読の方はご注意ください。
それではいってみましょう!
【ダンダダン】止まらない坂田金太のロボットネタ!なぜ街を破壊しても平気なの?【70話考察】
今週のガンダムネタ
金太=ガンダムネタというイメージが浸透してきましたね!
そこで今週のガンダムネタをまとめてみました。
「こいつ…動くぞ!」
アニメ「機動戦士ガンダム」第1話にて、主人公・アムロがガンダムを発見したときに放ったセリフです。
一見すると「ダメ元で操縦してみたらガンダムが動いちゃった」ときのセリフに思えますが、実際はただ「ガンダムの電源が入っているのを見た」ときのセリフです。
つまり、このセリフを言った時点ではガンダムが動くどころか、アムロはコックピットに搭乗すらしていない状況でした。
「こいつ…動くぞ!」
↓「こいつ…動くぞ!」は16:30付近~です。
「ボクがダンダムを一番うまくあつかえるんだああ!」
同じく「機動戦士ガンダム」の主人公・アムロのセリフです。
一見すると「天才パイロットの主人公が敵を圧倒する際に叫んだセリフ」っぽいですが、実際は圧倒はおろか戦闘時のセリフですらありません。
アムロは「ガンダム」という強力な兵器のパイロットである驕りから、命令違反など仲間を危険にさらす行動をとってしまいます。
罰として監禁された独房内で、アムロがひとりむなしく叫んだセリフが「僕が一番ガンダムをうまく使えるんだ」でした。
アムロの若さ、強さへの驕りなどの人間臭さが伝わってくるセリフです。
金太の技名の元ネタは?
大仏ガンダム(ダンダム)を自在に操作する金太は、数々の必殺技を繰り出しました。
ここでは、それぞれの技名の元ネタについて解説していきます。
熱風正拳突き
1978年に放映された「闘将ダイモス」の必殺技「烈風正拳突き」が元ネタだと考えられます。
「闘将ダイモス」は、侵略者であるバーム星人と地球人の戦いを描いたロボットアニメです。
主人公が恋をしたヒロインが、実はバーム星人で、宿敵の妹でもあるなど、ドラマティックな恋愛要素が大きな特徴と言えるでしょう。
もともとは平和的な移住を試みたバーム星人の代表が、何者かによって毒殺されたことを発端に戦争へと発展していくなど、単なる「侵略者vs地球」という構図ではないストーリー性が話題を呼びました。
ハイパー強羅斬り
1983年に放映された「聖戦士ダンバイン」の必殺技「ハイパーオーラ斬り」が元ネタだと考えられます。
「聖戦士ダンバイン」は、ロボットモノとしては珍しく、異世界を舞台としたファンタジーロボットアニメです。
また、登場するロボットが昆虫をモチーフとしていたり、ロボットモノとしては小型(約7メートル)だったりと、当時のロボットアニメとしては異色と言えるでしょう。
ちなみに「ハイパーオーラ斬り」という名前の技は原作アニメに登場していません。
ゲーム「スーパーロボット大戦EX」にて、「オーラ斬り」を超える技として独自の名称で登場したのが初出のようです。
ダイダロス
1982年に放映された「超時空要塞マクロス」に登場する戦術のひとつ「ダイダロス・アタック」が元ネタだと考えられます。
「超時空要塞マクロス」は、現在まで続く人気アニメ・マクロスシリーズの第一作目です。
恋愛要素もあり、主人公を含めた「三角関係」が、シリーズを通しての醍醐味となっています。
また、ロボットものでありながら「歌」が大きなファクターになる唯一無二の世界観も大きな特徴と言えるでしょう。
近年では「マクロスF(フロンティア)」「マクロスデルタ」などが人気ですね。
「ダイダロス・アタック」は、バリアーで保護した自戦艦を敵艦に突っ込ませ、敵艦内に突き刺さった自戦艦のハッチを開放。控えていた大量のロボットがめちゃくちゃに撃ちまくって内部から崩壊させるトンデモねー作戦です。
人間で例えると、相手の体に自分の手を突き刺し、そのまま手のひらに仕込んでいた爆竹を体内で破裂させまくるようなものです。ひいい。
後方支援が当たり前だった母艦が前線に立つ掟破り。
戦艦を戦艦に突っ込ませるクレイジーさ。
敵艦を内部から崩壊させる容赦のなさから、マクロスのなかでも特に有名な作戦となりました。
ロケットパンチ
1972年に放映された「マジンガーZ」に登場する必殺技「ロケットパンチ」が元ネタだと考えられます。
「マジンガーZ」は、世界征服をもくろむ悪の科学者・Dr.ヘルと、地球を守るために戦う主人公・兜甲児の戦いを描いたロボットアニメです。
「マジンガーZ」は、人間が搭乗する方式のロボットアニメのはしりと言われており、以降制作された多くのロボットアニメに多大な影響を与えました。
「マジンガーZ」以前のロボットアニメといえば、ロボット自身が意思を持つ「鉄腕アトム」や、リモコンで操作する「鉄人28号」のような作品が主流だったとされています。
原作者は「デビルマン」などで有名な永井豪先生です。
超電波竜巻、超電波スピン
1976年に放映された「超電磁ロボ コン・バトラーV」に登場する必殺技「超電磁タツマキ」「超電磁スピン」が元ネタだと考えられます。
「超電磁ロボ コン・バトラーV」は、地球侵略をもくろむキャンベル星人と、地球を守るために集められた5人の若者たちの戦いを描いたロボットアニメです。
「超電磁タツマキ」は、特殊な電磁力を持った竜巻によって敵の動きを封じる技であり、フィニッシュブローである「超電磁スピン」を確実に決めるための技です。
「超電磁スピン」は、自身を高速回転させながら突進する技で、装備したカッターと回転力に任せて敵を貫通する必殺技です。
いわゆる「合体ロボット」であり、5機の独立した機体が合体することで巨大ロボ「コン・バトラーV」になります。
「アニメと同じように合体・分離ができるオモチャ」を初めて実現したロボットでもあり、この流れは現在まで続く「スーパー戦隊シリーズ」に大きな影響を与えました。
以上が、坂田金太の使った技名の元ネタとなります。
ちなみに、桃ちゃんが使った「パワーボム」はプロレスの技であり、ロボットアニメとは一切関係のない超リアリティな必殺技です。
なぜ街を破壊しても平気なのか?
巨大怪獣と巨大ロボのド派手な戦いが白熱していますが、読者の中には「街中でこんなに暴れて大丈夫なの?」と感じる人もいるのではないでしょうか?
ここでは、オカルンたちが街を壊しまくっても大丈夫な理由について解説していきます。
オカルンたちが戦っているのは異空間
一見すると普通の街並みに見えますが、オカルンたちが戦っている場所は現実世界ではありません。
明確には語られていませんが、作中における宇宙人が作り出している異空間だと思われます。
この異空間は「虚空」とも呼ばれ、作中に登場した宇宙人が必ずと言っていいほど使用する空間です。
大きな特徴として「空が暗くなる」点が挙げられ、この空間が発動した時点で、現実世界とは完全に隔絶されていると言えるでしょう。
セルポ星人によれば、なんらかの装置で人工的に作り出せる空間のようで、異空間に招待する人間をある程度選定できるようです。
ほとんどの場合、オカルンたち以外の人間が異空間に招待されることはありません。
異空間の出来事は現実世界に影響しない
異空間でいくら建物を破壊しても、現実世界には何の影響も与えないことが分かっています。
セルポ星人が学校を異空間化した際、戦いの中で学校が完全に浸水、校舎の大半が破壊される事態となりました。
しかし、セルポ星人を撃退したオカルン一行が現実世界に戻ると、そこには当たり前のようにいつもと変わらない校舎、生徒たちが存在していました。
このことから、たとえ見た目は同じでも異空間と現実世界はまったくの別物と言えるのではないでしょうか。
以上の点から、「空が暗い」異空間内には「宇宙人に招待された人間=オカルンたち」以外の人間は存在せず、いくら建物を壊しても現実世界には何の影響も及ぼさないことが分かります。
みなさんはどう思いますか?
ぜひ、最新話の感想や考察をコメント欄で教えてください。
今回は以上です!
それではまた次回お会いしましょう!
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