こんにちは!
怪獣8号考察班の兎丸です!
2月18日(金)に最新56話が公開されましたね!
今回も最新話の深堀り考察をしていきたいと思いますので、ぜひ最後までお付き合い下さい!
本記事は最新話までのネタバレを含みます。
本編未読の方は下記リンクから読んできてくださいね!
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それではいってみましょう!
前回までのあらすじ
東雲小隊長に稽古をつけてもらうキコル。
鳴海隊長は「いつになったらボク自ら相手をするレベルになるのかなぁ」と煽り散らします。
鳴海隊長がキコルに出した条件はひとつ。
「1か月以内に第1部隊の小隊長全員を超えること」
打倒9号のため、キコルは本気で小隊長超えを狙うのでした。
一方、カフカの怪獣化が進行している事実が防衛隊に知られます。
部分的に人の体に戻らない場所が出ており、このまま変身を続けていけばいずれ人に戻れなくなる可能性があるとのこと。
そんなカフカの危険性を承知した上で、鳴海隊長は「力を貸せ、日比野カフカ」と告げます。
カフカもまた、自らの命と夢を繋いでくれた四ノ宮長官に報いるためにも、命を懸けて戦うことを誓うのでした。
場面は変わって第3部隊基地。
そこには保科副隊長と、かつて基地を襲撃した怪獣10号の姿がありました。
【怪獣8号】最新56話ネタバレ解説!怪獣10号は9号によって作られた?保科副隊長の兵器になる?
怪獣10号は9号によって作られていた!?
保科副隊長が9号の写真を見せ「こいつについて知っていることがあれば吐け」と問います。
すると10号は「俺は奴に作り出されたからな」と語りました。
これはいったいどういうことなんでしょう?
今のところ真偽は不明ですが、ここでは10号の言葉が事実だとして考察していきます。
仮説① 「識別怪獣」と呼ばれる存在は9号が作り出した
もし「識別怪獣」がすべて9号によって生み出されていたとしたらどうでしょうか。
10号の言葉を真実とするならば、9号には少なくとも怪獣10号レベルの力と知能を持った怪獣を作り出す技術・もしくは特殊能力があるということになります。
思い返せば9号は、カフカたちの入隊試験や初任務において怪獣の体内器官をいじくっていましたよね。
この「改造」ともいえる行為の発展形が「新たな怪獣を生み出す」ことなのではないでしょうか。
つまり、識別怪獣は既存の怪獣の長所を凝縮して生み出された「合成獣(キメラ)」という可能性が浮上します。
そしてその試作品1号が「怪獣1号」だとしたらどうでしょう。
「2号」「3号」と改良を重ねていった最新作が「10号」だと考えられます。
完成した最新作・10号の実践テストを兼ねたものが「第3部隊基地の襲撃」だったのかもしれません。
9号が「怪獣の力を取り戻す」と言っていたのは、自分が作った怪獣の力をを防衛隊に奪われたため、とも考えられます。
仮説② すべての怪獣は9号によって生み出された
識別怪獣だけではなく、そもそも「怪獣」という災害を生み出したのが9号という可能性もあり得ます。
作中世界では「怪獣」を自然災害の一種と定義されており、その出自や目的などは一切明かされていません。
そんな謎だらけの怪獣の構造をいじれたり、死骸を操作したりできるのは、ひとえに9号が「怪獣の始祖」だからとは考えられないでしょうか?
そう考えると、怪獣たちが皆9号に従っていることにも一応の納得がいきます。
9号は「人間の手に堕ちた怪獣の力を怪獣の元に取り戻す」という発言や、何度も防衛隊の前に立ちはだかっていることから「人間」に対する明確な敵意が感じ取れますよね。
一般的な怪獣も人間を襲ってはいますが、捕食など生命活動の延長のように思えます。
9号とともに品川地区を襲ったアリ型怪獣も、本来なら地中深くに生息しており、地盤工事などで人間が介在しない限りは襲ってこないとされていました。
そういった意味でも9号は一般的な怪獣とは一線を画す存在と言えるでしょう。
「9号」という名前はあくまで人間が付けたものです。
ひょっとしたら彼は「9号」ではなく「0号」なのかもしれませんね。
怪獣10号はなぜ保科副隊長の兵器になりたい?
今回、生きながられながらも保科副隊長の兵器となることを打診した10号。
その目的はなんなのでしょうか?
結論から言ってしまうと、保科副隊長を気に入っているのは本当ですが、最終的には肉体を乗っ取ろうとしていると考えられます。
そう考える根拠として、怪獣10号の性格が挙げられます。
今回のお話でも分かるように、10号には「戦闘狂」「強い相手と戦いたい」といったイメージがありますよね。
それは確かにそうなんですが、一方で、勝負に勝つためならわりとなんでもする側面も確認されています。
第3部隊の基地を襲撃した際、10号は「この基地で一番強い者を出せ」と言い、1対1での勝負を申し込みました。
しかし、保科副隊長にやられるやいなや即巨大化し、ミナに追い詰められた際には超巨大余獣爆弾を作り出して基地に大ダメージを与えています。
この様子から、10号は「生存本能が高い」もしくは「任務達成を優先する優秀な兵士」であると言えるのではないでしょうか。
どちらにせよ、ただの戦闘狂ではないことが分かります。
今回、10号はやけにあっさりと「9号に作られた」という情報を開示しました。
ひょっとしたら怪獣側にとって「9号に作られた」という情報は特別隠すべき問題でもないのかもしれません。
ミナによれば、核を損傷している10号はもう再生できないとのことです。
10号自身もそのことを理解しており、このままでは防衛隊に処分されてしまうと判断したのでしょう。
生きたまま兵器化されることで、自分と拮抗した力を持った保科副隊長の肉体を乗っ取るという可能性に懸けたのかもしれませんね。
実はそんな小難しいことは一切考えてなく、シンプルに「なんとかして生き残ってもっと強いやつと戦いてえ!」と考えている可能性もあり得ますが(笑)。
いずれにしろ、今後の保科副隊長の肉体争奪戦が楽しみです!
エピソード6「適合者」!今後の展開は?
新エピソード「適合者」が開幕しました。
「適合者」とは「識別怪獣兵器(ナンバーズ)」と呼ばれる特別な兵器を使うことができる防衛隊員の呼称でしたよね。
作中では「ナンバーズ1」の適合者・鳴海弦、「ナンバーズ2」の適合者・四ノ宮功、「ナンバーズ4」の適合者・四ノ宮ヒカリ(故人)が登場しました。
そして今回の流れから、おそらく怪獣10号から作られる兵器「ナンバーズ10(スクラッチくじみたいな名前ですね)」の適合者は保科宗四郎になるのでしょう。
適合者といえば、適合者不在で封印されているという「ナンバーズ6」の存在も気になるところです。
エピソード6「適合者」では、こうした怪獣兵器の適合者たちにスポットが当てられるものと思われます。
第2、第4部隊の隊長も本格的に登場すると予想されますので、世界観が一気に広がるのではないでしょうか!
たのしみです!
皆さんはどう思いますか?ぜひコメント欄で教えて下さいね!
今回は以上です!
それではまたお会いしましょう!
【怪獣8号】松本直也先生の過去の作品を一挙紹介!
ここでは「怪獣8号」作者である松本直也先生の過去の名作をまとめています。
試し読みもできますので、気になった方は試し読みだけでも覗いてみてはいかがでしょうか?
ねこわっぱ!
松本直也先生のデビュー作。
神に育てられた怪力幼女「タマ」が巻き起こすホッコリコメディです。
一言でいうならば松本版「ドクタースランプ」!
ポチクロ
ジャンプ+の黎明期を支えた名作!
悪魔の少年クロと、魔界に迷い込んだ女子高生ポチが織りなす胸キュンバトルラブコメディ!
一言でいうならば松本版「魔法陣グルグル」!
次回更新は3月4日(金)となります!
3月にはコミックス6巻が発売予定です!
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