【怪獣8号】小説「密着!第3部隊」は面白い?あらすじは?見どころは?登場キャラクターは?【レビュー】

怪獣8号小説みどころまとめ 怪獣8号

こんにちは!

怪獣8号考察班の兎丸です!

 

2022年11月4日(金)に発売された小説「密着!第3部隊」。

みなさんはもう読みましたか?

 

怪獣8号初の小説だけあって期待値が高いですよね?

「原作の雰囲気が壊れてたらヤだな…」

「思っていたのと違ったら損した気持ちになるし…」

という風に考える人も少なくないと思います。

 

今回はそんな「気になってるけどまだ手を出していません」といった方々に小説「密着!第3部隊」の登場キャラクターや見どころを解説したいと思います!

実際に最後まで読んだうえでの解説ですので、それなりに説得力はあると思います。

 

物語の核心に触れるようなネタバレはありませんが、登場するキャラクターなどの説明が入りますので「絶対ネタバレNG」という方はブラウザバック推奨ですよ!

 

それではいってみましょう!

 

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【怪獣8号】小説「密着!第3部隊」とは?

中身に触れる前に「そもそも密着!第3部隊って何?」という方向けにざっくりとした概要を説明しますね!

「知っとるわい!」という方は飛ばしてください。

 

「怪獣8号」初のノベライズ作品

ジャンプ+で連載され、超王道なストーリー展開と魅力的なキャラクターで海外でも人気が高い「怪獣8号」の小説作品です。

内容は、怪獣8号本編に登場する「第3部隊」に、テレビ番組の密着取材が入ることになり、カフカを始めとする防衛隊の面々が取材を受けながら活躍していく。というものです。

本編では見ることのできない日常的なやりとりや、人気キャラクターの過去など、本編を補完するサイドストーリー的な内容と言えるのではないでしょうか。

コミックス3巻以降のお話となりますので、原作未読の方は絶対にコミックス3巻までを読んだうえで購入を検討したほうがいいでしょう。

本編のストーリー展開をそのまま小説化しているわけではありませんので、そこだけ注意してくださいね!

文章は「天穂のサクナヒメ」の小説などを手掛けた安藤敬而先生。

表紙と挿絵は原作者である松本直也先生の描き下ろしとなっています

 

時系列的には、初任務後~カフカが正隊員になるまでのお話になります!

 

【怪獣8号】小説「密着!第3部隊」のあらすじ・登場人物と見どころ解説

本作は導入にあたる「オープニング」。本編にあたる「CHAPTER1~4」。そしてエピローグにあたる「スタッフロール」の6部構成になっています。

ここでは、本編部分の「CHAPTER1~4」について解説していきます。

 

CHAPTER1「新人・市川レノ」

あらすじ

取材初日。新人隊員・市川レノは訓練に励んでいました。

初任務で重傷を負い、カフカを怪獣化させてしまったことに負い目を感じたレノは、自身に力不足を感じていました。

そんなとき、新人にとっての「洗礼」とも呼ばれる高難易度の訓練・障害走が始まります。

カフカとペアを組み、訓練にのぞむレノ。

はたして二人は無事に訓練をクリアできるのか。

 

登場キャラクター

市川レノ

防衛隊第3部隊の新人隊員。

入隊時は平凡な成績でしたが、初任務にてその才能の片鱗を見せます。

カフカを尊敬しており、カフカのような男を目指しています。

日比野カフカ

本編の主人公。

32才のおじさんでありながら防衛隊員を目指していました。

歴史に残る大怪獣・怪獣8号に変身できますが、そのことは周囲に隠しています。

 

みどころ

CHAPTER1のみどころは、なんといってもカフカとレノのやりとりでしょう!

本編初期を思わせるドタバタコンビ感が非常に懐かしく感じます。

ひたすらから回るカフカと、そんなカフカを時に支え、時に厳しくツッコむレノの日常を存分に満喫できるエピソードです。

とにかく「怪獣8号の初期の雰囲気が大好き!」「とくに1~2巻あたりが最高!」という方は懐かしさで震えることでしょう!

 

ぜひ小説「密着!第3部隊」でお楽しみ下さい!

 

CHAPTER2「新人・四ノ宮キコル」

あらすじ

新人隊員・四ノ宮キコルは、ふとしたきっかけで、自身がカフカを意識していることに気が付きます。

なぜこんなにもカフカが気になるのか、キコルは、カフカへの感情がどこからくるものなのかを計りかねていました。

そんな時、キコルは保科副隊長から「専用武器を支給する」という話を受けます。

そして、取材陣の前で試作品のテストを行うよう指示を受け、怪獣が待つ訓練室へと向かうのでした。

はたして、キコルの幻の専用武器とはなんなのか?

そして、キコルはカフカをどう思っているのか?

 

登場キャラクター

四ノ宮キコル

防衛隊第3部隊の新人隊員。

実力者ぞろいの同期でもぶっちぎりの成績を叩きだす天才少女です。

カフカの正体を知る数少ない人物でもあります。

水無瀬あかり

防衛隊第3部隊の新人隊員。

同じ女性隊員ということもあってか、キコルを「きこるん」と呼ぶほど仲が良いです。

元保健委員のため、目にも止まらぬ早さで怪我の処置を行える特技があります。

五十嵐ハクア

防衛隊第3部隊の新人隊員。

キコルや水無瀬と仲が良く、行動を共にしていることが多いです。

本編ではあまり目立ちませんが、小説では普通にしゃべります。

 

みどころ

本編では巨大な斧状の専用武器を振るうキコルですが、本エピソードでは、斧ではない専用武器が登場します。

幻の武器を扱うキコルの臨場感たっぷりなアクションシーン。

そして密かに読者が気になっていたであろう「キコルってカフカのことどう思ってんの?」という部分がフォーカスされています。

 

あらゆる意味で、キコルちゃんの魅力がぎっしりと詰まったエピソードになっています。

 

CHAPTER3「副隊長・保科宗四郎」

あらすじ

第3部隊副隊長・保科宗四郎は、カフカたち新人隊員に剣の稽古をつけていました。

キコルをはじめとする優秀な新人の姿を見た宗四郎の脳裏に「ある記憶」が甦ります。

それは、宗四郎が第3部隊にやってくるきっかけとなった出来事でした。

若かりし頃の保科副隊長の葛藤とは。

なぜ、保科副隊長はミナにスカウトさせることになったのか。

 

登場キャラクター

保科宗四郎

第3部隊副隊長。

誰もが一目置く剣術の達人であり、小型・中型怪獣の討伐に関しては亜白ミナよりも優れた実績を持ちます。

いっぽうで、銃器への適性が低い欠点があり、そのことで肩身の狭い思いをしてきた経験があります。

亜白ミナ

第3部隊隊長。

女性でありながら隊長を務める実力者です。

カフカの幼馴染であり、彼の目標でもあります。

海老名小隊長

スキンヘッドが特徴的な男性隊員。

本編でも小隊長として登場しています。

第3部隊においては保科副隊長よりも古株であり、当初は上司にあたる立場でした。

 

みどころ

本編でも屈指の激熱シーンである「私が敵を射抜くとき、君がその道を切り開いてくれないか」のセリフに繋がるエピソードです。

作中でもダントツの人気を誇る保科副隊長。

その待望の過去回というだけで見どころの塊と言えるのではないでしょうか。

もちろん、高いハードルに負けないしっかりとした内容になっていますよ。

まだ刀一本で戦っていくことに若干の揺らぎがあった頃の保科さん。

その心情の変化にも注目です!

 

保科副隊長ファンは必見のお話となっていますよ!

 

CHAPTER4「候補生・日比野カフカ」

あらすじ

取材最終日。日比野カフカは、取材期間中の自身を振り返り、まったくいいところを見せられていないことを悔やんでいました。

そんなカフカに、レノやキコルは「そんなことより正体がバレないように気をつけろ」と釘を刺します。

そんなとき、怪獣発生の知らせが響き渡ります。

はたしてカフカはいいところを見せつけることができるのか?

そして無事に正体を隠し通すことができるのか!

 

登場キャラクター

日比野カフカ

怪獣であることを隠しながら防衛隊として任務にあたる主人公です。

変身していない状態では戦闘力が皆無であり、たとえ銃を使ったとしても怪獣に致命傷を与えることができません。

ひとたび怪獣8号に変身すれば、作中最強クラスの実力を発揮します。

市川レノ

カフカの相棒的立ち位置の青年です。

初任務以降、メキメキと実力を伸ばしており、その成長ぶりにはカフカも驚きを隠せない様子。

本エピソードではカフカ、キコルとともに任務にあたります。

四ノ宮キコル

入隊時点ですでに小隊長クラスの実力を持っていた天才少女。

レノとともに、戦闘力皆無のカフカを守り、サポートします。

 

みどころ

第3部隊が総出で怪獣討伐にあたるお話です。

一番の見どころは、なんといってもカフカの活躍ではないでしょうか。

解放戦力の低いカフカが、どうやって怪獣討伐に貢献していくのか。

ファンにとってはたまらない展開が待ち受けています。

そして、レノやキコル、保科副隊長、亜白ミナといった第3部隊の面々がそれぞれしっかりと活躍するのも嬉しいポイントです。

また、序盤から張られた伏線の回収もあり、総じて満足度の高いエピソードとなっています。

 

ぜひ「密着!第3部隊」を読んであなたの感想を聞かせてほしいです!

 

 

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