こんにちは!
怪獣8号考察班の兎丸です!
主人公の相棒として、暴走するカフカを時に叱り、時に励ます女房役と言えば「市川レノ」ですよね!
甘いマスクと素直で献身的な性格から、「怪獣8号」のなかでも高い人気があるキャラクターと言えるでしょう。
今回はそんな市川レノが、今後「闇堕ち」するのではないか?という噂を聞きつけましたので考察していきたいと思います。
また、レノの謎めいた過去についても触れていますので、ぜひ最後までお楽しみ下さいね!
それではいってみましょう!
↓怪獣8号全巻を40~50%引きで読む方法をまとめました↓
市川レノは今なにをしている?現状まとめ

初登場・カフカとの出会い
レノの過去や今後について触れる前に、「エピソード5・怪獣兵器」の時点でレノが置かれている現状をおさらいしたいと思います。
市川レノは、主人公・カフカが勤める怪獣専門清掃業者・モンスタースイーパーのアルバイトとして登場しました。
防衛隊を目指しており、同じ夢を追いながらも挫折したカフカに対し、当初は冷ややかな態度をとっていました。
しかし、カフカの面倒見の良さや、自らの命を投げうってでも他人を助けるために行動できる勇敢さに触れていくうちに、カフカを「先輩」と呼び敬意を示すようになります。
カフカを目標とするようになる
初任務で怪獣9号と対峙し絶体絶命の状況に陥った際には、かつて同じような状況(第1話)で自分をかばってくれたカフカの姿を思い起こしながら、負傷した古橋伊春を逃がしています。
「俺がなりたい隊員はこんな時仲間のために体張れる男だ!」
と言い、カフカのような男を目指していることが明かされました。
同期のなかでも高いポテンシャルを秘めており、8%だった解放戦力がわずか2カ月で18%にまで上昇ています。
初任務では単独で怪獣を討伐するなど、短期間で著しい成長を遂げました。
保科副隊長もレノの潜在能力を高く評価しており、「隊長クラスになれる可能性を感じている」といった旨の発言をしています。
カフカとの別れ
正体が発覚することも省みずに人命救助に動くカフカを尊敬するいっぽうで、自分が弱いせいでカフカが変身せざるを得ない状況に陥っていることに心を痛めています。
防衛隊に正体がばれ、本部へ移送されるカフカに対し「戻ってくるって信じてますから」と告げ、いつまでも味方であることを伝えました。
現在は襲撃により育成機関としての機能を果たせなくなった立川基地(第3部隊の基地)を離れ、一時的に他部隊へ移籍。
より高みを目指すために部隊の垣根を越えて修行中だと思われます。
↓市川レノについての詳細はこちらの記事でもまとめてあります!↓

次会うときはお互いに成長した姿が見られるといいですね!
市川レノの過去は意図的に隠されている!?
次に、レノの過去について考察していきます。
レノの過去は、作者の松本先生が意図的に隠している可能性が高いと言えるでしょう。
そう考える根拠が2つありますので、ひとつずつ解説していきますね。
レノの過去は明かされていない
ひとつめの根拠は、レノの過去が一切明かされていない点です。
「エピソード5、怪獣兵器」から登場した第1部隊の面々はさておき、初期から登場している第3部隊の主要キャラのうち初登場時以前の経歴が一切語られていないのはレノだけです。
カフカとミナは幼少期のエピソードが語られていますし、保科副隊長も幼い頃から「剣術だけではやっていけない」と言われ続けてきたことが明かされました。
四ノ宮キコルも父・功の「完璧思想」のもと育てられてきたことが判明しています。
出雲ハルイチは、防衛隊の装備を製造している出雲テックスの御曹司。神楽木葵は元自衛官期待のホープでしたし、古橋伊春はかつて亜白ミナに命を救われたことで防衛隊を目指すようになったとされています。
第3部隊のなかでも比較的掘り下げられていない出雲ハルイチ、神楽木葵、古橋伊春の3名ですら、断片的にではありますが過去の情報が明かされていますよね。
いっぽうレノは、モンスタースイーパーで働く前になにをしていたのか、討伐学校には通っていたのか、そもそもなぜ防衛隊を目指すようになったのか、すべてにおいて謎めいた存在と言えます。
作者である松本先生が「主人公の相棒」と公言している程の重要キャラクターでありながら、一切の過去が明かされていないというのはさすがに不自然と言わざるを得ないと考えられます。
レノは防衛隊に強い想いを抱いている
ふたつめの根拠は、レノが防衛隊に対して強い想いをいだいていることです。
そもそもレノがモンスタースイーパーで働こうと思った理由は、過去2年間の防衛隊入隊試験に「怪獣の死骸処理」が導入されていたためでしたよね。
つまりレノは過去の試験内容を分析し、実務経験を積むために現場で働いていたことになります。
18歳でそこまで考えて行動しているあたり、レノはかなり真剣に防衛隊を目指していたと言えるでしょう。
カフカと初対面したときには、かつて防衛隊を目指していたカフカに「なんで諦めちゃったんすか」と質問し、続けて「俺は諦めない」と断言していますよね。
一連の発言自体は、夢を諦めたカフカをこバカにしているように取れます。
レノが人を見下し挑発するような態度を取っているのは、作中全体をみてもこの場面だけではないでしょうか。
暴走するカフカへのツッコミとして厳しく接することはありますが、基本的にレノは温厚で他人に冷ややかな態度を取るキャラクターではないと思います。
自らをライバル視する古橋いはるに絡まれたときも冷たくあしらってはいますが、第1話のように相手を見下し、突き放すような言いかたはしていませんよね。
キャラクターが固まっていなかったといえばそれまでなのですが、レノのなかでそれだけ「防衛隊」というものの存在が大きいものだったとも考えられるのではないでしょうか。
以上の2点から、レノには「防衛隊」に対する強い想いが伺えるいっぽうで、防衛隊を目指したきっかけなどの過去についてまったくと言っていいほど言及されていないことがわかります。
みなさんはレノの過去についてどう思いますか?
市川レノは闇堕ちする!?
次に、レノが今後闇落ちする可能性について考察していきます。
結論から言ってしまうと、レノは今後、強さへの執着心から誤った道に進む可能性があると思います。
そう考える根拠が2つありますので、ひとつずつ解説していきますね。
レノは「強さ」に執着している
ひとつめの根拠は、レノが強さへの執着を見せている点です。
作中でレノはたびたび「もっと強くならなければいけない」といった発言をしています。
これはレノが自分にもっと力があればカフカを怪獣8号に変身させずに済むと考えているからです。
新人とは思えない速度で成長しているレノですが、いつもあと一歩のところで怪獣8号に助けられていますよね。
レノは自分の弱さやふがいなさにある種の責任を感じていると言えるでしょう。
実際、9号に襲撃されたレノを怪獣化したカフカが助けにきた際には「俺は弱いな。こうならずにすむように、そう思ってたのに、結局またこの人に変身させてしまった」と悔やんでいましたよね。
さらに怪獣10号による基地襲撃では、カフカの正体が防衛隊にバレてしまうという、レノがもっとも恐れていた事態に発展してしまいました。
レノが強さを求める背景には、こうしたたび重なる後悔と自責の念が存在しています。
カフカの正体がバレてしまった
ふたつめの根拠は、すでにカフカの正体がバレてしまっている点です。
さきほど解説したように、レノが強さを求める理由はカフカの正体がバレないようにするためだと考えられます。
そういった意味では、カフカの正体が明るみになった時点でレノの目的はなくなったと言えるでしょう。
もちろんレノは元々防衛隊を目指していたので、これからも市民を守るために研鑽に励むことになるとは思います。
しかし、カフカの夢を守るという大きな目的を失ったことは事実ですよね。
この先、カフカが人類にとって益となる存在だと認められ、ミナと並んで戦える未来が訪れれば良いですが、逆にカフカが人類に害をなす怪獣として追われる立場になったとしたら、レノは「自分が弱かったせいだ」とさらなる後悔にさいなまれる可能性があります。
そうなった場合、レノの心には過去への後悔が蓄積されるのではないでしょうか。
目的を見失い、カフカの夢と守れなかった弱い自分への黒い感情から自暴自棄になり、自らの命をもかえりみないような危険な戦い方に見を投じてしまう可能性は否定できません。
これは完全な妄想になりますが、今後人の心を操作するような怪獣が現れた場合、こうしたレノの心の弱さにつけこまれる展開があるかもしれませんね!
以上の2点から、レノが闇堕ちする未来はあり得ると考えられます。
あくまで可能性のひとつですので、レノファンのかたは諦めずに応援し続けましょうね!

純粋がゆえに間違った方向へ進んでしまいそうな危うさを秘めています
↓怪獣8号最強ランキング完全版はこちら!↓
市川レノは闇堕ちする!?過去が意図的に隠されていた!のまとめ
いかがでしたか?
主人公の相棒でありながら詳細な情報が明かされていない謎めいた存在、市川レノ。
その素直で前向きなキャラクターは確実にカフカの支えになっていることでしょう。
レノにどんな過去があり、このさきどのような未来が待っていても、ゴールデンコンビの力で幸せな結末まで突っ走ってくれるはずです!
今回は以上です!
それではまた次回お会いしましょう!
↓YouTubeで怪獣8号などの考察動画を発信しています↓
\応援クリックよろしくお願いします!/

↓怪獣8号全巻を40~50%引きで読む方法をまとめました↓
↓怪獣8号考察のオススメ記事です!
コメント