【タコピーの原罪】第5話「東くんの介在」ネタバレ解説!それぞれが抱える闇。カーテンタッセルの罠!【マンガ考察】

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こんにちは!

タコピーの原罪考察班の兎丸です!

1月7日(金)に最新話である第5話「東くんの介在」が更新されましたよね!

 

前回は、まりなちゃんとともに深い森へと消えていったしずかちゃん。

タコピーは恐怖におののきながらも、「チャッピーは死んだ」と罵られ、暴行を加えられるしずかちゃんを助けようとします。

意を決して二人の前に飛び出したタコピーでしたが、運悪く手に持ったカメラがまりなちゃんの頭部を殴打。

まりなちゃんは帰らぬ人となってしまいました。

動揺するタコピーでしたが、「魔法みたい!」と喜ぶしずかちゃんを見て「これで良かったのかも」と安心するのでした。

 

ということで、今回はそんな「タコピーの原罪」最新話の深堀り考察をしていきたいと思います!

「タコピーの原罪」最終話までの伏線まとめはこちらの記事です!

 

本記事は最新話までのネタバレを含みます。

本編未読の方は下記リンクから読んできてくださいね!

 

↓まだ読んでない人は読んでから戻ってきて下さい!(ジャンプ+へ飛びます)↓

 

それではいってみましょう!

 

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タコピーの原罪第5話「東くんの介在」解説!それぞれが抱える闇。カーテンタッセルの罠!

ポイント

①東くんの台頭とホットケーキの闇

②しずかちゃん、悪女になる

③タコピーがまりなちゃんの身代わりに!今後の展開とは?

 

東くんの台頭とホットケーキの闇

まりなちゃんを殺害し、森から出てきたところに出くわした東くん。

彼はいじめられていたしずかちゃんに積極的に声をかけ、たびたびしずかちゃんにコンタクトを取っていた同級生でしたね。

「いやおかしいだろ」「なんで殺すんだよ。他になんかあるだろ」「魔法だろうがなんだろうが殺人は殺人だよ」

とド正論をかましてくれます。

一見まともな人物に思える東くんでしたが、しずかちゃんに頼られたことと、彼が抱える闇がきっかけとなり、結局死体の隠蔽を手伝うことになります。

東くんは回想で「なんでできないの?」「お兄ちゃんはできたのに。きみはなんでできないのかなあ。考えてみよっか!」と言われています。

これはおそらく東くんが抱えるトラウマであり、優れた兄と比較されながら育った過去を表わしているのではないでしょうか。

メガネを外した東くんの口調が変わったのも、普段は周囲に求められている「優等生の東くん」を演じているということだと思います。

メガネを外した時の荒い口調や辛辣な言葉の数々は、普段抑え込んでいる彼の本心だと考えられますね。

「できない」と言われ続けてきた東くんにとって、「東くんしかいないの」と助けを求めるしずかちゃんは自己顕示欲を満たす最高の相手と言えます。

そう考えると、東くんがいじめられているしずかちゃんに声をかけていたのも、「自分より弱い者」を助けることで「自分はできない子じゃない」と自らに言い聞かせていたのかもしれませんね。

単純に東くんがしずかちゃんに惚れているだけとも言えますが(笑)。

 

しずかちゃん、悪女になる

前回くらいから「おや?」と思う部分がありましたが、今回ではっきりとしずかちゃんのイカレっぷりが露呈しましたよね。

まりなちゃんを殺したことに一切の罪悪感を持たず、そのことを東くんに責め立てられるとムスっとしています。

それどころか東くんに自首を進められると「それじゃチャッピーに会いに行けない」と呟き、東くんを篭絡して仲間に引き入れるという悪女っぷり。

「自分の弱さ」を武器にし、かつ自分自身は一切手を汚していないあたり、かなり頭のキレる子ですよね。

ついには「これっていいんだっピよね?」と事件の隠蔽を不安に思うタコピーを笑顔ひとつでやる気にさせています。

東くんもタコピーも、しずかちゃんに惚れた弱みに付け込まれている感じが凄いですね。

「いじめられっ子の悲劇のヒロイン」と思われていたしずかちゃんですが、ひょっとしたら作中随一のくせ者なのかもしれません。

 

タコピーがまりなちゃんの身代わりに!今後の展開とは?

タコピーのハッピー道具がどんどん犯罪の隠蔽に利用されていくのがすごく怖いですね。

過去に戻ることができる「タイムカメラ」はまりなちゃん撲殺の凶器に。

綺麗な葉っぱなどを保存する「思い出ボックス」は死体の保存に。

変身することができる「変身パレット」は、まりなちゃんが生きていると偽装するために。

思い返せば、友達と仲直りできる「仲直りリボン」も、しずかちゃんの首つりに使われていましたね。

現状、タコピーがもたらしたハッピー道具では誰一人としてハッピーになっていません。

 

そしてまりなちゃんの身代わりとなったタコピーですが、ここでも前回考察した「ドクダミ」の花言葉「自己犠牲」のとおりに行動していますね。

今後はタコピーを通して、まりなちゃんが抱える問題が露呈していくのではないかと思います。

そんなタコピーが帰宅すると、ちょうど両親がケンカしている場面に遭遇します。

ここで今回の名言「だからタッセルってなんだよ!」が爆誕しました。

これはもう本編を読んでください。

→タッセルには不貞行為を戒める意味合いがあることが分かりました!

 

以上が今回の考察となります。

 

タコピーの原罪 上

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「タコピーの原罪」作者のタイザン5先生の読み切り紹介!

ちなみにタイザン5先生は過去に読切を発表しています。

「讃歌」「同人政治」「キスしたい男」「ヒーローコンプレックス」など、どれもタイザン5先生の特徴である秀逸な世界観と共感できる人間ドラマがめちゃくちゃ味わえる作品ばかりですのでぜひチェックしてください!

・讃歌

・同人政治

・キスしたい男

・ヒーローコンプレックス

 

次回更新は1月14日(金)となります!

 

タッセルwwwww

 

 

 

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